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#3833 RBのオドメータが…故障かな? Oct. 11, 2018 [サイクリング]

 週の真ん中の水曜日は昨年4月から休日にし、週休3日で仕事している。体力の衰えと相殺しているつもりだ。(笑)

 気が向いて昨日4時過ぎに自転車に乗った。航空自衛隊根室分屯地一周コースの4.3㎞である。走り始めたら、速度計が6km/hを指している。22km/hくらいの速度で走っているのに14km/hを指したまま動かないと思ったら、急にゼロになった。
 オドメータは表示部のサイクルコンピュータとディテクター部の二つの部品から構成されているから、どちらかに問題が生じたのだろう。なにやら40年前のマイクロ波計測器に構成が似ている。用途の違いからディテクターとコンピュータ部が無線接続であるところが異なる。
 自転車をとめて信号をキャッチする部分がスポークに取り付けた磁石と位置がずれたのかと考え、ぎりぎりの位置に調整した。それでも速度計の反応がおかしい、22km/hから突然14km/hに落ちることがある。平地はふだん20-30㎞くらいで走っているので走行速度は±2km/hの精度で見当がつく、体感速度と速度計の数値が違った。

 表示はされているから、オドメータのほうではなく、ディテクター部分に問題があることははっきりしている。ボタン電池がヘタっているようだ。秋になって気温が下がってきたからかもしれない。午後4時の気温は15.8度だった。

 家に戻ってきてからディテクターのボタン電池を交換して、確認のために走行してみたら、オドメータは正常に反応するようになった。ディテクター部の電池がヘタっていた。

①<ディテクター部分の写真>
 黒い部品がディテクターで、すぐ左下のスポークに取り付けてある丸いものが磁石である。磁石がディテクター部分を通過するとカウントしてオドメータのほうへ送信するようになっている。ハンドルに取り付けてあるサイクルコンピュータのほうでタイヤの外径から距離と速度を計算する。ディテクターの電池がヘタると、カウント信号がときどき途絶えるから速度表示が不安定になるのだろう。サイクルコンピュータのほうの電池がヘタると、ディスプレイ表示が薄くなるので症状が違う。
 電池交換は割れ目に500円玉の端っこを突っ込んで左に回すとすぐに外れて電池が見える。ドライバーの先で引っ掛けて外し、あたらしいのと交換した。電池の規格はCR2032。
SSCN2195.JPG

②<ディテクターと磁石の隙間は2mmほど>

SSCN2194.JPG

③<スプロケット>
 後輪のギアの集合体をスプロケットというが、これにはサイズが2種類ある。一番外側のギアの歯(Teeth)の数が22個のものと28個のものだ。わたしのロードバイクはギアの数が8枚で、一番外側のギアの歯数は22個である。前輪のインナーギアの歯数が44個だからギア比は「前2:後1」、前輪アウターの歯数は48個だからトップギアの歯数の比は「前48:後12」で「4:1」である。
 もちろん22個より28個のほうが急な上り坂はずっと楽だから、ギア比が整数比にならないことを厭わなければ、新しく買う人は28個のほうがいいと思う。最初にこの変速ギアを考えた人は整数比を意識していたようだ。その方が美しい。こういうところにも作り手のエンジニアの美学が現れる。実用上は28個のギアのほうが乗りやすい。
 根室高校前の坂は800mで高さ40mほど、日本のセントアンドリュースと言われている極東のゴルフ場手前の「友知の坂」は1000mで40mほどの勾配である、22Tでは根室高校前の坂がちときつい。
 『自転車トラブル解決ブック』p.130によれば、スプロケットは「12~22T」と「12~28T」の2種類ある。トップギアの歯数はどちらも一緒であるから、ダウンヒルで差がつくことはないが、きつい登りははっきり差が出る。
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 この本は自転車の各パーツ写真が満載だからわかりやすい。

新版 自転車トラブル解決ブック

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#3832 化学のモルの計算がわからないので教えて Oct. 10, 2018 [51. 数学のセンス]

 「化学基礎」という科目を高校1年生が履修している。Z会の問題を解いていてなにをやっているのかわかわからなくなったので、モルのところ教えてほしいと先週金曜日に要望があった。言うことが振るっている。
  「先生、化学は専門外だろうけどお願いします」
と殊勝なことをいうから、めんこくて無碍(むげ)に断れぬ。「専門外だから、化学の本を読まないといけない、月曜日ね」そう応じた。

 そこで土日に、東京書籍「化学Ⅰ」(平成14年検定済み)教科書の数章に目を通し、準拠問題集『ニューグローバル化学Ⅰ+Ⅱ』と市販問題集『化学Ⅰの点数が面白いほどとれる』のモルに関する数章の50題ほど実際に解いてみた。専門外だから、ちゃんとおさらいしました。(笑)
 モルは原子番号にも分子量にも物質量にも体積にも粒子数にもモル濃度にも、化学反応と熱にも、「1mol=6.02×10^23」というアボガドロ数を通じてつながっている、いわばハブのようなもの。関係する概念の種類が多いので複雑になるからむずかしいことがわかった、なるほど!だが一度理解してしまうと自由自在、それだけにこの概念が捕まえられないと計算を繰り返しなぞってやってみても大きな森の中をさまようことになる。そして突然叫ぶ、
  "Where am I?"
  "Who am I?

 「森からでられない?」「学力は高いのにモルが理解できない」ということにあいなった。
 教科書や準拠問題集の計算を実際にやってみて、解説に目を通したが、受験参考書が計算テクニックの点でずっと優れていた。実際に科学技術用のプロブラマブル計算機HP-35sを使って鉛筆片手に紙に書いてやってみたのであるが、これが結構楽しい。(笑)
 遅い授業時間帯に来た他の生徒に確認したら学校の授業はとっても遅れていて、まだ習っていないところだとわかった。
 月曜日に生徒が来たのでZ会の化学問題のわからないものをピックアップさせて概念の関係と計算の仕方を解説したら、「な~んだ、そういうことだったの」とにっこり。原子量や分子量がそのまま1モルのときの物質量であることが理解できていなかったのと、単位をつけてやる計算が関係が複雑になったので迷いが生じ混乱していた。
 「距離・時間・速度」や「食塩・食塩水・濃度」そして「得点合計・人数・平均」は計算操作という点では同一パターンの問題である、この生徒は小6と中1で単位をつけて計算練習を十分積んだのだが、モルでは関係する概念が倍になったので応用にまごついたのである。
 高校生の中には「3桁×3桁の掛け算」のできない生徒が少なからずいる。成績が上位の生徒の中にもいるから驚きだ。なぜかというと小学校でも中学校でもやっていないからだ。「2桁×2桁」まで、まれに「3桁×2桁」はやることがあるようだが、練習量が十分ではないということだろう。桁数を拡張しても計算の方法は同一だから、一桁増やしてもできると小中学校の先生たちは思っているのだろうが、実際はそうではない。同じ計算法なのに桁数を拡張できない生徒が少なからずいる、高校生に3桁×3桁の乗算をやらせてみたらわかる。珠算を習ったことのある生徒なら、桁数がどれだけ増えても問題なしだ。桁数が増えても操作が同じことを体(指)で覚えているからだろう。
 この生徒は成績がよくて呑み込みが早いから、隘路になっているところを押し流して広げてあげたらあとは自分でやれる。わたしの役割は堰を切って流れをよくしてやるだけ。

 計算については橋爪健作著『決定版センター試験・化学Ⅰの点数が面白いほどとれる』中継出版社の解説がとってもよいから、購入してトライするように伝えた。
 わかっただけではダメで、計算トレーニングをある程度こなすことで、諸概念のネットワーク全体を俯瞰できるようになる。
 ついでにいうと『資本論』を読んでも理解できない経済学者が多いのは、マルクスがこの本の中で展開している経済学的諸概念の関係を理解できていないからだ。経済学の基本諸概念の展開がユークリッド『原論』と類似の演繹的体系構成をもっている。ヘーゲル弁証法にとらわれてマルク氏自身が晩年まで気がついていなかった。ヘーゲル弁証法が使えない代物とわかってからマルクスは沈黙を守り続けて亡くなった。プルードンはヘーゲル弁証法が経済学体系の叙述に使えないことをわかっていたようだ。かれはヘーゲル弁証法と言わずに「系列の弁証法」と書いている。
 世間に流布している『資本論第3版』はエンゲルスの手になる編集で、マルクスそのそれではない。存命なのにマルクスが沈黙したまま亡くなったので、死後にエンゲルスが遺稿をかき集めて編集したのである。『共産党宣言』以後、共産主義は世界中に広がりつつあった、その現実を前にしてどうしてよいのかわからなくなったのだ。まさか、いまさら間違いだったとは言えぬから、沈黙し続けた。それまで積み上げたものが足元から崩れ去ったのだから学者としては気の毒な晩年であった。次の叫びは晩年のマルクスの心の叫びでもある。
  "Where am I?"

 参考に問題例を一つお目にかける。
<チェック問題3>…p.64より
---------------------------------------------------
 グルコース(分子量180)18gを水に溶かして250mLとした水溶液のモル濃度[mol/L]を少数第2位まで求めよ。

(18g×1mol/180g)÷(250mL×1L/10^3mL)=0.40[mol/L]
---------------------------------------------------

 実際の表記は分子と分母に分けて書いてあり、単位を約分して消していくと、答えの単位[mol/L]になる。求める答えの単位になるように、分子分母の単位を選んでやればいいのである。
 最初の( )内はグルコース18gが何molになるか換算計算している。時間を分や秒に換算するのと同じである。gとgが分子と分母になっているので消え、molが残る。次の( )内のはmLをLに換算しているだけの式、分子と分母のmLが約分されて消えてLが残る。
 mLをLに換算するときは「1L/10^3mL」を掛ければいい、逆にLをmLに換算するときはひっくり返して「10^3mL/1L」を掛けたらいいのである。時間を分に、分を時間に、あるいは時間を分に換算するのと同じ操作に過ぎない。単位をつけて計算しているだけ、中身は簡単な話であるのだが、molとかアボガドロ数という新しい概念が導入されると、何か特別なことをやっているような気分になってしまい、迷路に踏み込むことになる。
 最初の括弧で残ったmolが分子、2番目の括弧で残った単位のLが分母である。モル濃度の単位はmolをLで除した[mol/L]であるから、これで計算終了。

 この生徒は、距離・時間・速度の問題や食塩水(食塩・食塩水・濃度)の問題を中学生の時にほぼ完ぺきにマスターしたので化学の計算も問題ないだろうと思っていた。計算操作は同じだが、概念の関係が複雑なだけ。概念の関係が複雑になると、普段できているレベルの計算が道に迷ったようになることがわかった。でも、もうだいじょうぶ。


 面白いのでしばらくの間、教科書準拠用問題集『化学Ⅰ+Ⅱ』と『化学Ⅰ』の両方を解いてみることにする。


<化学諸概念と換算系のネットワーク構造>

 秒・分・時・日・年への時間単位換算に困難を感じる高校生は少ない、せいぜい1-2割である。これらはどれも時間という概念で括(くく)れるからだ。
 ところが、距離・時間・速さは三つの異なる概念がそれぞれ他の二つの概念の計算式で表すことができる。概念が三種類になっただけで、この分野が苦手という高校生は半数程度はいるだろう。
 そして化学では1mol=6.02×10^3個という関係をベースにして原子量や分子量、そして物質量、体積、物質の密度、溶質と溶液、化学反応式という具合に、6種類の概念のネットワークが形成され、相互に変換系が存在している。3つが6つになって相互関係が生じるから、構造はとっても複雑になる。
 ほとんどの高校生がmolのところで一度は躓(つまず)くのは無理のない話に思える。概念の関係を整理し、計算トレーニングを積んで克服してください。
  「学問に王道なし」
 わからなくなったら基本に戻って学習すれば理解できます。基礎基本トレーニングをないがしろにしないこと。

<ebisの専門分野:学問と仕事の2分野に分けてみた>
 ebisuの専門分野をおさらいしてみると、大学院での専攻は経済学、それも経済学の体系構成という特殊な分野である。学部は商学部会計学科で簿記と会計学と原価計算が専門、これらは根室高校商業科の時代から「専門家」になるべく公認会計士2次試験参考書・問題集で独学で勉強した延長線上の分野、ほとんど高校時代の蓄積で用が足り、大学で付け加えたものはほとんどなかった。この分野で面白かった講義は茂木虎雄先生の『近代会計学成立史論』だけだった。記憶があやふやなところがあるが、大福帳が複式簿記の帳簿で、戦国時代に宣教師を通じて入ってきて、豪商がそれを理解して商売に利用した。当時の日本人の計算力はダントツに世界一、だからこそ日本で複式簿記が普及しえた。当時は斬新な研究だった。数冊この分野の本を読んでいるので、記憶が混ざっているかもしれない。しかし、会計学が単なる実務技術として公認会計士受験勉強科目にとどまるものではなく、学問として成立していることを知った。こちらへ進む選択肢もあったが、好奇心から経済学を選んだ。
 商学部に居ながら『資本論』や『経済学批判要綱』を読み漁って「学問の体系構成研究」に没頭した。面白かったのである。公認会計士2次試験程度のお受験勉強には学部1年生の中ころに興味をなくしていた。経済学の体系構成という研究テーマは学部で片が付くほど軽いものではなかったので、商学部会計学科から大学院経済学研究科へ進学することになった。異例のコースであるが、好奇心がそうさせるのだからしかたがない。

 仕事では経営分析と経営管理、経理財務、企業買収、経営そのもの(赤字企業の黒字化)、コンピュータシステム開発、2種類の産学共同研究プロジェクトの企画及びマネジメント。ひとつは臨床病理検査項目コードに関する臨床病理学会項目コード委員会と大手六社の共同研究で、数年かかって出来上がった「臨床検査項目コード」は日本標準となった。現在も全国の病院で使われている。コンピュータシステムの内部コードとして使用されている。もうひとつは出生前診断トリプルマーカ基準値(MoM値)に関するプロジェクトで、数年前までデファクトスタンダードであった。新しい検査法が開発されて、そちらへ変更された。

 話が前後するが、臨床検査センターであるSRLへ転職する前に、産業用エレクトロニクス専門輸入商社に1978年から84年1月まで勤務していた。そこでは取扱商品の主力であったマイクロ波計測器を中心に測定原理の勉強はした。営業マンは全員が理系大学出身あるいは国立高専出身者だったが、彼らや技術部の専門家たちに交じって社内勉強会や海外メーカのエンジニアによる新製品説明会に欠かさず6年間出席した。海外メーカのエンジニアによる新商品説明会はもちろん英語でなされるから、英語だけでなくて、測定原理や機器制御用コンピュータ、データ処理とインターフェイス等について周辺知識がなければ理解できない。最初の内は1割程度の理解だったが、制御とデータ処理に使われていたのがHP社のコンピュータだったから理解が楽だった。そこを中心に理解を広げていった。ディテクターの周波数が異なるだけで、構成がほとんど一緒であることに気がつくと、理解は一気に進んだ。しかし、「門前の小僧習わぬ経を読む」の類であるから、この分野に関しては専門家とはとても言えぬ。知らないことを学ぶのが楽しかっただけ。
 欧米50社のメーカの総代理店だったから、世界最先端のさまざまな理化学計測器については、実際のところ制御用コンピュータを中心にいくらか理解していたという程度である。自分の手で機械をいじったことはないので気持ちが悪かった、ハードウェアを自分の手でいじらないとわかった気にはなれない。優秀な技術屋さんが二人いたので、彼らの仕事を観察させてもらった。5プロジェクトで忙しかったので、残業が続くと、息抜きに技術屋さんの作業をみせてもらった。そういうわけでハードウェアのほう経験はなかったが、ソフトウェアは3種類のタイプのコンピュータ言語をマスターした。対象業務の異なるシステムを三つ開発し、それらの統合システムの外部設計をしたたことはあった。システム開発はソフトハウスの腕のよいSEと組んで経験した。オービックと日本電気のソフト会社のSEである。オービックのS沢SEは腕がよかった、その後開発担当役員になった。日本電気のソフトハウスのT島SEは関社長が、統合システム開発をするのでナンバーワンSEに担当させることという条件を付けて、NECの小型汎用機を導入した経緯があった。わたしは外部設計と実務設計を担当したが、一緒に仕事することでかれら2名のSEから技術を吸収できた。仕事運がよかった。
 業種の異なる会社へ転職する都度、取扱商品については勉強させてもらったから、これもありがたかった。
 1984年2月から16年間勤務した国内最大手の臨床検査センターの開発部門では大学医学部や臨床病理学会ドクターとの産学共同研究や製薬メーカと検査試薬の共同開発もしたことはあるが、たしかに化学は専門外。
 学術開発本部で仕事していた時は、直属の上司で取締役のI神さんが、青山学院大学で有機化学を教えていたことのある専門家だった。ラジオアイソトープに関する学会の宿泊研修に行けなくなったので代理出席しろと前日突然に上司のI神さんから依頼されたことがあったが、あれだけは苦痛だった。開発部課長のF波さんは京大理工学部出身だからかれに指示すればいいのに、わたしへお鉢が回された。たぶんF波さんも理系ではあっても放射線医学は専門外だったのだろう。この学会セミナーには20名くらいのワークショップがあった。I神さん、わたしには何でもやれると誤解して様々なタイプの仕事を次々に回してきた、学術開発本部の三部門である学術情報部、開発部、精度保証部、それぞれの仕事で問題のあるものばかり担当させてくれた。仕事を指示するのに大胆な上司であったが、幸いにご要望にはもれなく応え解決した。しかし、化学分野は例外だった、この分野はI神さんのテリトリーで、青山学院大で有機化学を教えていた人の学会セミナー代理出席は荷が重かった。(笑)
 高校生に教えている数学も英語も専門外といえば「専門外」である。数学科や英文学科出身ではないのである。化学に関する学部も大学院も出ていないのだから、そういう意味ではまったくの「専門外」、生徒の言う通りである。(笑)



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決定版 センター試験 化学Ⅰの点数が面白いほどとれる本

決定版 センター試験 化学Ⅰの点数が面白いほどとれる本

  • 作者: 橋爪 健作
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2011/07/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
<HP35s>
 計算式を紙に書いてから、この科学技術用計算機を使って計算すると便利です。amazonで12620円(日本語マニュアル付き)です。ずいぶん安くなりました。
 この元になっているプログラマブル計算機HP-67は1978年に11万円、プリンター付きのHP-97は22万円もしました。産業用エレクトロニクス輸入商社に就職した時に、経営分析や利益管理、収益構造変革のために統計計算が必要で両方の計算機を使っていました。入社して1か月目に、社長の関周さんが米国出張の折に買ってきて、プレゼントしてくれました。会社の命運を左右する財務構造と収益構造変革を目的とした5つのプロジェクトを抱えて忙しかったからです。役員と部長クラスの5プロジェクトで、仕事は全部わたしがやり、メンバーはその分析と提案を聴いて、委員会として実行に移す。自分で経営改革案を提案して、やるのも自分ですから、仕事を省力化するためにコンピュータを使わざるを得ません。電卓で統計計算していたのでは埒があきませんでした、それを見ていた社長の関さんは2か月後にはプリンタ付きの高級機を買ってきてくれました。朝8時半ころには出社していますが、机の上に載っていました。向かいに座っている社長秘書のH金さんに訊いたら、「社長が米国出張から戻ってebisuさんにと置いて行きました」、うれしかった。プログラミングのできる科学技術計算機はHP社とTI社(テキサスインスツルメント社)しかなかった。HP社は取扱マニュアル(英文)が断然すぐれていました。2冊あり800頁を超えていました。パソコンがまだおもちゃだった時代です。業務を省力化するために次々にシステム開発を行い、オフコン、汎用小型機を使いました。パソコンが仕事でつかえるような代物になるのは1980年代半ば過ぎ、EXCELが使えるようになるのは1990年ころのことでした。
 SRLへ1984年に転職したときには、統合システム開発のために、当時国内最大の規模の大型汎用コンピュータを使うことになりました。
 スタートがHP-67で経営分析のために作ったプログラミングでした。高校生は数学や化学、物理学を学ぶときに使ってみたらいい。米国では大学入試に持ち込みが許可されています。もちろん、高校数学の教科書もこれらの計算機を使うことを前提に書かれています。



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#3831 国後島茶々岳1822mが見えた! Oct. 6, 2018 [サイクリング]

 午前中から2時過ぎまで「土木作業」をやっていた。直径15㎝・高さ30㎝の円柱コンクリートブロック17本を移動して通路の幅を広げてみた。ついでに直角だった角を丸くしてみた。円柱コンクリートブロックは重いが、こういう作業は楽しい。
 剣先スコップで花壇側の土を削り、大きい釘抜き道具の釘を抜くのとは反対側を使って梃子の原理でコンクリートブロックを動かし、引き抜く。底の土を掘って均し高さを揃える、次いで角材で土を突き固め、まっ平らなベースを作る。そこまでできたら外して並べておいた円柱コンクリートブロックを一つずつ丁寧に並べて高さを確認する。並べ終わったら、通路側の隙間に半分くらい土を入れて突き固め、その上に小石を並べる。きれいに仕上がったら2時半ころになっていた。
 曇り空、微風、ああ、サイクリング日和だと感じ、牧の内10㎞コースに行ってみようという気になった。

 3時の気温16.7度、南東の風2.1m、湿度89%

 牧の内T字路で水筒の水を飲みながらオホーツク海方向を見たら、国後の島影が見えた。めずらしいことがあるものだ。国後島は滅多に見えないのだ。北東方向に山が見える、国後最高峰の茶々岳である。写真に写るか心配だったが、山影が薄く写った。1822m、火山である。択捉島を含めても最高峰である。

①<国後島最高峰茶々岳>
 うっすら見えてます。ここからだとオホーツク海は見えません、原野の向こうに山があるように見えてしまいますね。1822mの山は知床半島にもありません。東京だと奥多摩に鷹巣山1737m、雲取山2018mがあります。よく歩いた御岳山は1070mと低いですが、ハイキングコースとしては手ごろでした。
 国後島は根室半島から80㎞海の彼方にあります。東京都日野市から富士山を見るような距離感覚です。
SSCN2181.JPG

②<T字路から根室高校方向を臨む>
 200mのダウンヒルのあとはヒルクライム。10mほど下がったり登ったりと2㎞くらい楽しめます。サイクリング専用道路かと見まがうほど車は少ない、往復ですれ違った車の台数は10台以下です。
SSCN2182.JPG

③<15年愛用のロードバイク:購入後35年?>
 オヤジが乗っていた自転車で大事に使っています。平成5年にオヤジが亡くなったときに納戸に吊るしてありました。フレームのダウンチューブ(の前輪より)に変則レバーがついている古いタイプですがフレームはカーボン製ですから軽い、購入してから35年はたっています。いま、ダウンチューブに変速レバーのついているロードバイクは売っていません。グリップペダルがついてましたが外しています。上り坂でギアチェンジしそこなったときに危険だからです。重心が高いのでとっさにグリップペダルから足先を抜かないと転倒します。痛い!3度ほどやりました。
 オヤジはふだんの街乗りにはミヤタ製の別のロードバイクに乗っていました。携帯空気入れとチューブラタイヤのチューブスペアを携帯していたようなので、カーボンフレームのほうはレース用に使っていたのでしょう。60代半ばまで速かった。
 もう一台8年ほど前に購入したMTBがありますが、車庫前で8の字乗り、2m間隔で空き缶をおいてジグザグ走行を楽しんでます。1.5m間隔にすると厳しい。1m間隔でアスファルトに点を打ってあります。平均時速3㎞でハンドルやバランス操作するのは楽しい。
SSCN2183.JPG

④<土木工事>
 きれいにRが付けられました。角のところの植栽がじゃまなので、1/3ほどカット、白い切り口が痛々しい。
SSCN2184.JPG

⑤<土木工事:別の角度から>
 角に植えてあった木を1/3ほどカットしたのは、冬になると玄関の石板(写真左下側)の日差しを遮り、氷が張るので危険だったからです。今度の冬は陽が当たってすぐに融けるので安心です。
SSCN2185.JPG

 楽しい一日でした。

<走行データ>
 今日の走行距離:12.8km 累計走行距離4632km
 今年度のRB走行距離:664km



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#3830 二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク:米国学術会議 Oct. 1, 2018 [12. 自然災害への備え]

  苫小牧で地震の震源に近い苫小牧で2016年からCCS(液化炭酸ガスの1000m地下埋設)実証実験が行われている。
 
今回の胆振東部地震と引き続いて起きている震度3-4の「余震」はCCS実証実験によって引き起こされている可能性がある。今日も11時22分に震度4の「余震」があった。
 いまはまだ一仮説にすぎない解離水爆発によって地震が起きるとする石田理論によれば、CCS実証実験を中止しない限り、「余震」はおさまらない。
 CCSは2020年から10倍の規模で実用化段階に進む、地震発生に関する仮説が正しければ、9/6の直下型地震=胆振中東部地震を上回る大きな地震が近い将来起きる。CCS実証実験と引き続いて行われる実用化は石田学説の仮説検証の役割を果たすことになる。
 さて、彼の理論は真であるか偽であるか。
 次に述べるように米国学術会議ではCCSが大きな地震を引き起こすという研究報告=警告が6年も前になされている。

「この報告に先立ち前週15日、米国学術研究会議(US National Research Council)は、水圧破砕法(ハイドロ・フラッキング)によって地震が発生する可能性は低いが、CCSには「比較的大きな地震事象を誘発する可能性がある」と発表している。(c)AFP/Kerry Sheridan 」

<また地震:10/5追記>
 10月5日朝

8時58分、胆振中東部を地下30㎞を震源とする地震があった。M5.3震度5。苫小牧のCCS実験を中止しなければ、地震はまだ数か月間続くだろう。



  10月8日午後9時54分、胆振中東部で地震、震度4(10/9朝追記)

*「二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク、米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/2885691


<解離水爆発が地震の原因であるという石田説>
地震は解離した水の爆発現象である
https://www.youtube.com/watch?v=MvlS76p5kHs&t=0s&list=PLC9EF9022D3A7E3AB&index=

 「地震ニュース」をご覧ください、9/6の本震以降に起きたM4-5クラスの震源域の拡大が分析されています。
 https://jishin-news.com/archives/6548

*資料-1:「平成30年7月25日(水)「苫小牧CCS実証試験センター市民現場見学会」が開催されます。」苫小牧市役所ホームページより 
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kigyoritchi/oshirase/H30ccs-shimin-kengakukai.html

**資料-2:CCS実証事業の安全な実施にあたって平成21年8月
経済産業省産業技術環境局
二酸化炭素回収・貯留(CCS)研究会
http://www.safety-tohoku.meti.go.jp/kozan/topics/h25topics/sarukawa3-6.pdf#search=%27CCS%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%27


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#3829 CCS実証実験と地震発生の理論仮説 Sep. 30, 2018 [12. 自然災害への備え]

 地震発生に関するユニークな新説、石田昭工学博士の提唱する理論を弊ブログ#3826と#3827で紹介した。

 石田氏は2004年10月23日の中越地震と2007年7月16日に起きた中越沖地震が、長岡で2003-2007年まで行われていたCCS(液化二酸化炭素地下埋設)実証実験によって引き起こされたものであると推定している。
 新潟県長岡市で行われたCCS実証実験は地下の帯水層へ液化二酸化炭素を高圧で1万トン注入するものであった。その結果を踏まえて、苫小牧では10倍の規模のCSS実証実験を2016年から行っている。日本CSS調査株式会社の資料によれば今年度いっぱいまで苫小牧の実験は続く、その規模は年間10万tで3年間30万t、長岡の10倍である。2020年から実用化に移行するために事前評価として行われている。実用段階ではさらに10倍の100万tが予定されている。

*米国の学者が、CCSが脆性岩石に大量の二酸化炭素を注入することで地震が起きる危険性を2012年に指摘…AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/2885691

**日本におけるCCS実用化への取り組み状況…日本CCS調査株式会社
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/jisedai_karyoku/pdf/002_s01_00.pdf

 今日(9/30)午後5時54分に胆振中東部を震源とする震度4の地震が起きた。9/6の本震と同じ深さ40㎞である。9/24午後6時17分にも同じところ同じ深さを震源とするM4.2震度3の地震が起きている。
(10/1朝11時22分また同じところを震源とする地震が起きた。震度4である。今度は深さが30㎞だから、震度4の範囲が狭い、札幌は震度3である。深さが40㎞だと逆円錐の描く上底面の半径が大きくなるから、震度4の範囲が広がり札幌の地盤の弱いところも震度4になる。:11時45分追記)


 石田理論では液化二酸化炭素を超深度に高圧で注入することで、地殻の罅割れを通じて広がり、岩石に含まれる水が水素と酸素に解離する。地下は高圧・高温なのでそういう現象が起きるのだそうだ。解離した水素と酸素は何らかの事情で温度が上がれば大規模な爆発を起こし、その振動が地表に現れる。震源から円錐をひっくり返した形で地殻がもちあがり、円錐の上底面に沿って逆断層を形成するというもの。逆断層は地震の結果であって、原因ではないというところが、通説とまったく異なる。
 石田理論が正しいかどうかは間もなくわかる、今年度いっぱいCCS実験が予定されているから、胆振東部を震源とする地震はまだ数か月間は断続的に続くということ
 石田氏は気になることも言っている。気圧が大きく下がると、それも地殻には刺激となり、結合水の乖離が進行するという。大型の台風24号が近づいている、そういう時に震度4の「余震」である。

 米国は核汚染水の地下3000m超の埋設実験をしたが、実験中に群発地震が起きるので1年足らずで中止した。住宅に被害が出たからである。youTubeにアップされた石田氏の解説に出てくる。

<解離水爆発が地震の原因であるという石田説>
地震は解離した水の爆発現象である
https://www.youtube.com/watch?v=MvlS76p5kHs&t=0s&list=PLC9EF9022D3A7E3AB&index=


*資料-1:「平成30年7月25日(水)「苫小牧CCS実証試験センター市民現場見学会」が開催されます。」苫小牧市役所ホームページより 
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kigyoritchi/oshirase/H30ccs-shimin-kengakukai.html

**資料-2:CCS実証事業の安全な実施にあたって平成21年8月
経済産業省産業技術環境局
二酸化炭素回収・貯留(CCS)研究会
http://www.safety-tohoku.meti.go.jp/kozan/topics/h25topics/sarukawa3-6.pdf#search=%27CCS%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%27


<中越地震>ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年平成16年)10月23日17時56分に、新潟県中越地方震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震である[1]1995年兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)以来、観測史上2回目の最大震度7を記録した。

<中越沖地震>
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越沖地震(にいがたけんちゅうえつおきじしん)は、2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒 (JST) に発生した、新潟県中越地方沖を震源とする地震である。地震の規模を示すマグニチュード (M) は6.8、最大震度は6強。


#3826 地震はなぜ起きるのか:地震は爆発現象であるという説 Sep. 23、2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-23?comment_success=2018-09-26T20:27:08&time=1537961228

 #3827 胆振東部地震は苫小牧で行われているCCS実証実験が原因では? Sep. 26, 2018 
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-26








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