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12. 自然災害への備え ブログトップ
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#3830 二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク:米国学術会議 Oct. 1, 2018 [12. 自然災害への備え]

  苫小牧で地震の震源に近い苫小牧で2016年からCCS(液化炭酸ガスの1000m地下埋設)実証実験が行われている。
 
今回の胆振東部地震と引き続いて起きている震度3-4の「余震」はCCS実証実験によって引き起こされている可能性がある。今日も11時22分に震度4の「余震」があった。
 いまはまだ一仮説にすぎない解離水爆発によって地震が起きるとする石田理論によれば、CCS実証実験を中止しない限り、「余震」はおさまらない。
 CCSは2020年から10倍の規模で実用化段階に進む、地震発生に関する仮説が正しければ、9/6の直下型地震=胆振中東部地震を上回る大きな地震が近い将来起きる。CCS実証実験と引き続いて行われる実用化は石田学説の仮説検証の役割を果たすことになる。
 さて、彼の理論は真であるか偽であるか。
 次に述べるように米国学術会議ではCCSが大きな地震を引き起こすという研究報告=警告が6年も前になされている。

「この報告に先立ち前週15日、米国学術研究会議(US National Research Council)は、水圧破砕法(ハイドロ・フラッキング)によって地震が発生する可能性は低いが、CCSには「比較的大きな地震事象を誘発する可能性がある」と発表している。(c)AFP/Kerry Sheridan 」

<また地震:10/5追記>
 10月5日朝

8時58分、胆振中東部を地下30㎞を震源とする地震があった。M5.3震度5。苫小牧のCCS実験を中止しなければ、地震はまだ数か月間続くだろう。



  10月8日午後9時54分、胆振中東部で地震、震度4(10/9朝追記)

*「二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク、米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/2885691


<解離水爆発が地震の原因であるという石田説>
地震は解離した水の爆発現象である
https://www.youtube.com/watch?v=MvlS76p5kHs&t=0s&list=PLC9EF9022D3A7E3AB&index=

 「地震ニュース」をご覧ください、9/6の本震以降に起きたM4-5クラスの震源域の拡大が分析されています。
 https://jishin-news.com/archives/6548

*資料-1:「平成30年7月25日(水)「苫小牧CCS実証試験センター市民現場見学会」が開催されます。」苫小牧市役所ホームページより 
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kigyoritchi/oshirase/H30ccs-shimin-kengakukai.html

**資料-2:CCS実証事業の安全な実施にあたって平成21年8月
経済産業省産業技術環境局
二酸化炭素回収・貯留(CCS)研究会
http://www.safety-tohoku.meti.go.jp/kozan/topics/h25topics/sarukawa3-6.pdf#search=%27CCS%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%27


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#3829 CCS実証実験と地震発生の理論仮説 Sep. 30, 2018 [12. 自然災害への備え]

 地震発生に関するユニークな新説、石田昭工学博士の提唱する理論を弊ブログ#3826と#3827で紹介した。

 石田氏は2004年10月23日の中越地震と2007年7月16日に起きた中越沖地震が、長岡で2003-2007年まで行われていたCCS(液化二酸化炭素地下埋設)実証実験によって引き起こされたものであると推定している。
 新潟県長岡市で行われたCCS実証実験は地下の帯水層へ液化二酸化炭素を高圧で1万トン注入するものであった。その結果を踏まえて、苫小牧では10倍の規模のCSS実証実験を2016年から行っている。日本CSS調査株式会社の資料によれば今年度いっぱいまで苫小牧の実験は続く、その規模は年間10万tで3年間30万t、長岡の10倍である。2020年から実用化に移行するために事前評価として行われている。実用段階ではさらに10倍の100万tが予定されている。

*米国の学者が、CCSが脆性岩石に大量の二酸化炭素を注入することで地震が起きる危険性を2012年に指摘…AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/2885691

**日本におけるCCS実用化への取り組み状況…日本CCS調査株式会社
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/jisedai_karyoku/pdf/002_s01_00.pdf

 今日(9/30)午後5時54分に胆振中東部を震源とする震度4の地震が起きた。9/6の本震と同じ深さ40㎞である。9/24午後6時17分にも同じところ同じ深さを震源とするM4.2震度3の地震が起きている。
(10/1朝11時22分また同じところを震源とする地震が起きた。震度4である。今度は深さが30㎞だから、震度4の範囲が狭い、札幌は震度3である。深さが40㎞だと逆円錐の描く上底面の半径が大きくなるから、震度4の範囲が広がり札幌の地盤の弱いところも震度4になる。:11時45分追記)


 石田理論では液化二酸化炭素を超深度に高圧で注入することで、地殻の罅割れを通じて広がり、岩石に含まれる水が水素と酸素に解離する。地下は高圧・高温なのでそういう現象が起きるのだそうだ。解離した水素と酸素は何らかの事情で温度が上がれば大規模な爆発を起こし、その振動が地表に現れる。震源から円錐をひっくり返した形で地殻がもちあがり、円錐の上底面に沿って逆断層を形成するというもの。逆断層は地震の結果であって、原因ではないというところが、通説とまったく異なる。
 石田理論が正しいかどうかは間もなくわかる、今年度いっぱいCCS実験が予定されているから、胆振東部を震源とする地震はまだ数か月間は断続的に続くということ
 石田氏は気になることも言っている。気圧が大きく下がると、それも地殻には刺激となり、結合水の乖離が進行するという。大型の台風24号が近づいている、そういう時に震度4の「余震」である。

 米国は核汚染水の地下3000m超の埋設実験をしたが、実験中に群発地震が起きるので1年足らずで中止した。住宅に被害が出たからである。youTubeにアップされた石田氏の解説に出てくる。

<解離水爆発が地震の原因であるという石田説>
地震は解離した水の爆発現象である
https://www.youtube.com/watch?v=MvlS76p5kHs&t=0s&list=PLC9EF9022D3A7E3AB&index=


*資料-1:「平成30年7月25日(水)「苫小牧CCS実証試験センター市民現場見学会」が開催されます。」苫小牧市役所ホームページより 
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kigyoritchi/oshirase/H30ccs-shimin-kengakukai.html

**資料-2:CCS実証事業の安全な実施にあたって平成21年8月
経済産業省産業技術環境局
二酸化炭素回収・貯留(CCS)研究会
http://www.safety-tohoku.meti.go.jp/kozan/topics/h25topics/sarukawa3-6.pdf#search=%27CCS%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%27


<中越地震>ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年平成16年)10月23日17時56分に、新潟県中越地方震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震である[1]1995年兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)以来、観測史上2回目の最大震度7を記録した。

<中越沖地震>
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越沖地震(にいがたけんちゅうえつおきじしん)は、2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒 (JST) に発生した、新潟県中越地方沖を震源とする地震である。地震の規模を示すマグニチュード (M) は6.8、最大震度は6強。


#3826 地震はなぜ起きるのか:地震は爆発現象であるという説 Sep. 23、2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-23?comment_success=2018-09-26T20:27:08&time=1537961228

 #3827 胆振東部地震は苫小牧で行われているCCS実証実験が原因では? Sep. 26, 2018 
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-26








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#3828 北海道電力の経営計画策定にユーザが参加すべき Sep. 29, 2018 [12. 自然災害への備え]

 FB上で先ほどしていた標記に関する議論を紹介します。お相手はS.TさんですからSさんと表記します。そのSさんが北電のLNG火力発電所が10月に稼働開始するニュースをアップしたので、そこから話が始まりました。採録した個所は終わりの方の三つだけ、ここが一番面白そうです。
  Sさんが①で示してくれたURLは北海道電力の「2018年度経営計画書」です。開いてみていただけたら幸甚です。

---------------------------------------------
①Sさん:
このPDFファイルをお読みください。 http://www.hepco.co.jp/.../afieldfile/2018/04/27/1804274.pdf
---------------------------------------------
②ebisu:
ありがとうございます、北海道電力の「2018年度経営計画書」、面白い資料です、ざっと見ました。
北電が目指す企業像には、発電所の分散配置の項目はありませんでした。北電が作ると発電の地産地消なんて発想は出てこないようです。地震の前に造った経営計画ですが、案の定、大規模の集中型発電所配置に対するリスク評価項目はどこにもありません。
原発も再稼働ありきで計画に織り込んでいます。泊原発で何かあったら、石狩や苫小牧地区にある火力発電所は機能不全になる可能性が大きい。放射能汚染による避難区域指定は米軍が福島第一原発事故で日本在住の自国民に発したのは80㎞圏でした。

売電の電力が2010年を基準にすると、2017年度は24%減です。年々電力需要は低減しています。このまま減り続けると、2024年には59%、13年後の2031年に45.3%と半分以下の需要量になります。
北電は売電量の急激な低下を電気料金の値上げで対応しています。このままでは13年後には電力料金が2倍になる計算となります。
冷静に需要予測をやれば、原発の必要のないことは明らかでしょう。
北海道は4ブロックに分けて、それぞれの地域で電力の地産地消がベターなビジョンです。こういうビジョンづくりは独占企業の北電に任せてはいけないと思います
 だから、利用者の意見、経営参加をみとめて、利用者と合意の上でビジョン策定すべきです。経営計画はそうしたビジョンに基づいて北電が作ればいいのではないでしょうか


---------------------------------------------
③Sさん:
それぞれが「生の資料」を読みこなし、自分の意見を持つことのできる世の中になりつつあります。これもインターネットの発達があったからこそと感謝しながら毎日を生きております。政府自民党の代議士さんたちにも「気づいてほしい」と願うとともに、国民も納税者として「税金の使い道」にこれまで以上に関心を深めていかなければなりません。その意味でも、官僚や公務員の専横や独占企業による独断専行を見張っていこうとおもいませんか?
---------------------------------------------


 Sさんは自民党支持のかたですから、健全な保守主義を望むわたしとはどこか共通する部分がありますが、③の最後の行のご意見ははっとさせられました、そういう発想もありですね。

 北電の資料によれば、ガスタービンの火力発電所は運転開始10分間で最大出力7万8千キロワットに達しフル稼働できます。LNG火力発電所*は、電力需要に対して自在に出力調整できる高性能火力発電所だということ。これと不安定な風力発電所や太陽光発電所を組み合わせ、安定電源である牛糞堆肥を燃料にしたバイオマス発電**や地熱発電所を組み込み、ワンセットとすれば、同道内を4つの発電ブロックに分割してそれぞれ独立の会社にできるでしょう。こうして電力の地産地消システムを実現すれば全道一斉停電は避けられます。原発を切り離すことで電力料金も半分程度に下げられるのではないでしょうか。検証してみる価値のある提案だと思います。

北電の石狩LNG火力発電所10月11日運転開始
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/232997

**牛糞発酵ガス・バイオマス発電 160kwの出力
http://enelist.net/power-generation/2176/




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#3827 胆振東部地震は苫小牧で行われているCCS実証実験が原因では? Sep. 26, 2018 [12. 自然災害への備え]

 #3826で石田昭氏の地震爆発原因説を紹介した。
 苫小牧でCCS(炭酸ガスの液化埋設)実証実験が行われているが、これが今回の胆振東部地震の引き金になったのではないか?
 検索したら次のように説明されていた。
これらの準備作業が完了し、2016年4月からは、3年間30万トン以上を目指して、CO2を苫小牧港の港湾区域内の海底下約1,000mの地層へ圧入しています。

*苫小牧大規模CCS実証試験…日本CCS調査株式会社
http://www.japanccs.com/business/demonstration/

 石田昭氏は中越地震中越沖地震の時に震源地の地殻でCSS実証実験がなされていたことを知る。高圧で地下に液化炭酸ガスを何万トンも注入すると、岩盤の罅割れを通じて広がり、結合水の水素と酸素への解離を引き起こして爆発し、地震の原因となると警告していた。関係機関に文書で中止要請書を出しているが、無視されている。
 高圧ポンプで高深度に液化炭酸ガスを注入することで起きる地震は直下型となるから、被害が甚大である。震源から円錐状に地上へ爆発エネルギーが通り抜けると石田氏が図解して説明している。
 米国でも核汚染水を地下3000mに高圧ポンプで埋設する実証実験をして、群発地震を引き起こして、1年足らずで実験が中止になっている。概要を#3826に書いた。16000~32000t/月注入すると、群発地震が生じて住宅へ被害が出た。注入をやめると群発地震が収まる。再度注入するとまた群発地震が始まった。それで中止になっている。

<苫小牧市役所に人材はいなかったのか?>
  地域住民の生命と財産を守ることは当該自治体や北海道庁、そして政府機関の重要な役割である。
 道庁職員や苫小牧市役所幹部はだれも地震爆発起源説=石田理論を知らなかったのだろうか?通説のほかに異説も好奇心をもって調べるような幹部職員がいたら、経済産業省からCCS実証実験の要請が来た時に理由をあげて断ることもできただろうし、万が一、周辺50㎞圏内を震源とする地震が起きた場合の国の補償についても文書で約束を取り交わすことができただろう。
 高橋はるみ知事は経済産業省から来たのではなかったか?勝手知ったる古巣だから、ちゃんとチェックしてもらいたい。興味と関心があればの話だが、CCS実証実験中止に関する石田氏の要望書あるいはCCS実証実験の重大なリスクについて知りうる立場にあったのではないか?
 
<損害賠償訴訟リスクあり:CCS実証実験は中止すべき>
 石田学説によればCCS実証実験が原因と思われる地震が3回起きている。偶然とは思えないから、他の地域で予定されているCCS実証実験は中止すべきではないのか。このままでは4回目の地震を引き起こすことになるかもしれぬ。
 新聞報道によれば被害額の積算は増えており、2500億円と出ていた。国や北海道そして苫小牧市役所、そして実証実験をした企業はいま巨額の訴訟リスクにさらされている
 酪農家の被害が大きい。水道が止まり牛の水が確保できなかったり電気が止まり乳を絞れず乳房炎にかかる牛が続出したり、出荷できなくなったりということが報道されていたが、しっかり計算して記録を残しておいた方がいい。道内のスーパーマーケットでは冷蔵や冷凍食品を廃棄した店も少なくなかっただろう。廃棄記録は残してあるか点検しよう。札幌市清田区は地盤の液状化で住宅の損壊被害が出た、これも今回の地震がなければ発生しなかった損害である。
 何もしなければこのような無謀な実証実験をとめられない。次の被害を防ぐためにも、今回被害に遭った人たちが行動を起こすことに意味がある。自分のため、そして世のため人のためである。

(9/28朝追記:NHKラジオニュースによれば、中春別農協は生乳廃棄の半分を補償、残り半分をホクレンが補償して、916tの生乳廃棄被害額全額補填が決まった。)


*資料-1:「平成30年7月25日(水)「苫小牧CCS実証試験センター市民現場見学会」が開催されます。」苫小牧市役所ホームページより 
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kigyoritchi/oshirase/H30ccs-shimin-kengakukai.html

**資料-2:CCS実証事業の安全な実施にあたって平成21年8月
経済産業省産業技術環境局
二酸化炭素回収・貯留(CCS)研究会
http://www.safety-tohoku.meti.go.jp/kozan/topics/h25topics/sarukawa3-6.pdf#search=%27CCS%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%AA%E5%AE%9F%E6%96%BD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6%27


<中越地震>ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)は、2004年平成16年)10月23日17時56分に、新潟県中越地方震源として発生したM6.8、震源の深さ13kmの直下型の地震である[1]1995年兵庫県南部地震阪神・淡路大震災)以来、観測史上2回目の最大震度7を記録した。

<中越沖地震>
https://ja.wikipedia.org/wiki/新潟県中越沖地震
新潟県中越沖地震(にいがたけんちゅうえつおきじしん)は、2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒 (JST) に発生した、新潟県中越地方沖を震源とする地震である。地震の規模を示すマグニチュード (M) は6.8、最大震度は6強。


#3826 地震はなぜ起きるのか:地震は爆発現象であるという説 Sep. 23、2018
https://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2018-09-23?comment_success=2018-09-26T20:27:08&time=1537961228



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#3826 地震はなぜ起きるのか:地震は爆発現象であるという説 Sep. 23、2018 [12. 自然災害への備え]

 浅発地震は断層がずれることによって生じ、深発地震は大陸プレートが日本列島の下部に移動することで圧力が高まり、跳ね上がることで起きるというプレートテクトニクス理論を否定する地震理論=地震爆発説がある。
 石田昭という工学博士の説がyouTubeにアップされていたが、この人だけの論ではなくて、以前から何人もの人が唱えているという。水素爆発説と解離水爆発説の2つがある。元々はハプグッドという米国の学者が唱えた説でアインシュタインが深く共鳴したという。その後なぜか地震学会からは無視されている。石田氏自身が説明しているが、石田理論はハプグッドのそれとは少し違うようだ。

 石田氏の説は解離水爆発説であるが、興味深い説なので話の要点を書きだしてみたい。
●地下の結合水が高温と高圧下で水素と酸素に解離して蓄積され、圧力の変化と温度上昇で爆発する
●余震は「結合⇒解離水⇒爆発⇒結合水⇒解離水⇒爆発⇒結合水⇒…」の過程を繰り返し、平衡状態になるまで続く
●断層は地震の原因ではなくて、解離水の爆発によって結果が地層に逆断層として刻まれたもの
●浅発地震と深発地震とではS波とP波の伝わり方が異なるが、マントルを液体と仮定するとうまく説明できる、つまり、地殻の下にあるのは固体の層ではなくて流体である。

●マントル層はは固体の岩石層ではなく液体というところが、石田説が通説と大きく異なるところ
●これらのことから、ポールシフトは地殻のどこかが浮き沈みすることでバランスが崩れると、ずるりと地殻全体が動くのでポールシフトが生ずる。この説だとマンモスの胃の中に草があって、そのまま凍死していることに合理的な説明がつく。地殻が移動しその場所がとつぜんに極地になったと考えられる。石田説から地球全土を覆う氷河期というのはなかったという結論が導かれる

 既存の地震理論では余震が続くことを説明できない。断層がズレることやユーラシアプレートが跳ね上がることで地震が起きるなら、本震後に数百回も起きる余震の説明がつかない。だからプレートテクトニクス理論をベースにした地震のメカニズムは現象と一致していないことは理解できる。
 引っ張りこまれたプレートが跳ね上がったり、断層が一度ズレたら圧力が解放されて地震が起きるなら、その後数十年間は動くはずがない、まして余震の起きる余地があるはずもない。
 9/6の胆振東部地震では2週間たっても余震がおさまらない、震度3の地震がたまに、そして震源地では人体が感じる地震が無数に起きている。21日にもM4.1震度3、深さ40㎞のところで地震が起きている。活断層でこれらの余震は説明がつかない。深さ40㎞という震源は地殻とマントル層の境目の辺りである。地震の震源は深さ100㎞のこともあるから、マントル層で起きる地震が多い。60㎞から2900㎞までがマントル層。地球の半径は6370㎞だからおよそ半分の深さまでがマントル層である。

*胆振東部地震の6-15日までの余震推移データ
https://weathernews.jp/s/topics/201809/160065/


 解離水が爆発することで地震が起きるなら、直下型の地震では直下で解離水の爆発が起きているから、上にもちあがるような振動が伝わることになるから震源地の震度と被害は大きくなる。爆発地点から地表面に向かって円錐型に地殻がもちあがり、周辺に逆断層帯ができる。逆断層とは上盤が下盤に対してずり上がってできた断層をいうから、爆発説なら震源地が円錐状に押し上げられることになるので、事情をよく説明できる。奥尻島の津波を起こした地震の時は、ゴォーという底鳴りがしたという証言が多い。地下深部で解離水の爆発が起きたと仮定するとよくわかる。
*断層図解(地震本部):https://jishin.go.jp/resource/terms/tm_fault/
 逆断層は過去の解離水の爆発の痕跡、つまり、そこを震源とする地震があったとということになる。この学説によれば、逆断層は解離水の爆発の結果だから、逆断層のないところが安全だは言えない。解離水の分布や蓄積の状態をモニターできないのだから、日本列島で安全な場所など確認できないということになる。日本列島に直下型の地震の起きない場所は現在の技術では確認するすべがないのだから、原子力発電所を造ってはいけない。したがって、この学説は政府のエネルギー政策を根底からひっくり返すことになる
 地殻に歪がたまれば圧力が変化するのでそれが解離水の生成に影響する可能性を否定できないが、メカニズムは不明。地下の圧力と温度変化で解離水が生成されたり、爆発が起きたりするというのが、解離水爆発による地震発生理論である。GPSによる精度の高い測量は無駄ではなさそうだ。

 3000mを超えるような深さの井戸を掘り、高圧で水や液化CO2を注入すると、地殻の罅割れを通じて広がり、安定している解離水のバランスを崩し、解離水の爆発を引き起こす。非常に危険なことだと米国と日本の新潟の例を挙げて説明している。米国で注入したのは放射能汚染水、月間1.6万トンから3.2万トン注入している間に月間90回地震が頻発し、家が壊れるような被害が出た。注入をやめるとおさまる。地震が頻発するので米国の実験は1年ほどで中止された。日本では新潟県長岡市で国家プロジェクトCCS(二酸化炭素を液化して地中に注入する)実験が行われ、中越地震と中越沖地震が起きたと石田氏が主張している。
 解離水が存在するかどうかは地殻の底まで穴を掘って観察して試料を採取して分析すれば確認できるが、そこまで掘削できる技術はまだない

 この説から一つ気になることがある。グリーンランドの氷が解け始めており、氷河の中に川がたくさんできて溶けた水が海へと流れている。グリーンランドに載っている氷が小さくなれば、地球全体の地殻の重さのバランスが変わってくるマントル層が固体の対流層ではなく流体だということが真実だとしたら、ずるりと滑ってポールシフトが起きる可能性がある地殻全体がマントル層から滑って傾くのだ。その結果短期間で北極と南極の位置が変わる。この理論を前提にすると、氷河期というのはポールシフトが起きて、温暖な地が極地となっただけで、地球全体が冷えたわけではないということになる。
 地殻の重さのバランスは大陸塊に載っている氷が溶けだすことでも狂うことは想像に難くない
 グリーンランドだけではない、南極の氷も解けだしている。とくに巨大な棚氷が大陸塊に載っている2000-4000mの厚さの氷を引きずりながら南氷洋へ流出したらやはり地殻の重さのバランスが崩れるのである。そうなれば南極の氷は短期間に全部溶け、あたらしい極地となった別のところへ氷の蓄積が始まる。太平洋があるいはヨーロッパがあるいは北米が極地になるかもしれない。
 南極の氷が全部溶けると、2000-4000mの厚さの氷で押されていた南極大陸が800mももちあがるという試算がある
 グリーンランドの氷が解けてしまうと海水面が5m上昇するというが、それだけではすまない、ポールシフトを引き起こしてしまう可能性があるということ。
 根室で5m海水面が上がったら、弥生町・本町・緑町・梅ヶ枝町・汐見町・千島町は水没する。国道も一部が水没してしまう。釧路市の市街地は大半が水没だろう。東京は江東区や墨田区が水没するだろう。大阪も海岸近くは水没する。人口が半分になっていたら、被害は小さくできるだろう。経済縮小と人口減は日本人が生き延びるためにありがたいことなのかもしれぬ。

 地球内部のことでわたしたちが知っていることはわずかである。プレートテクトニクスという既存の地震理論はそういう地球内部に関する「空想」に基づいた一つの仮説にすぎないのである。異論を排除せずに、謙虚に現象を観測し、調査分析と実験を積み上げて地震の発生メカニズムに関する理論を再構築する必要があるのだろう。

 ポールシフトは数十万年単位の話だが、地震はそうではない。プレートテクトニクス理論と解離水の爆発による地震発生理論とどちらが説得力があるだろうか。
 受け止め方は人によってさまざまだろうから、みなさんはどう感じるだろう、youTubeで石田氏の説明を視聴して意見を投稿してもらえたら幸甚である。

<解離水爆発が地震の原因であるという石田説>
地震は解離した水の爆発現象である
https://www.youtube.com/watch?v=MvlS76p5kHs&t=0s&list=PLC9EF9022D3A7E3AB&index=4

 ネットで検索してみたら石田氏は幸福の科学の信徒であるというのがあった。
*http://www.ailab7.com/log/eqlog1871-1890.html
 真偽のほどは定かではないし、その説と信仰は別と考える。youTubeで石田氏は淡々と解説しており、エキセントリックなところは微塵もない。

<胆振地方厚真で震度3の地震>25日朝追記
 震源地の深さは本震と一緒の40㎞、M4.2、いまだ余震冷めやらずである。
 台風24号が915hPaに発達し沖縄南方海上にある、巨大台風といってよい。いまのところ進路は不明で、北へ進路が変わると沖縄へ。

*<ロシアの超深度掘削実験:コラ半島12000mで断念>
 
コラ半島はフィンランドの東方、北緯75度付近にある。ロシアは1970-1994年まで24年間断続的に掘り続けた。目標は15000mだったが、予想外の高温(180度)にぶつかり12262m掘削したところで断念した。技術的に掘削不能になったようだ。地下水は存在せず高温高圧化で岩石由来の水が存在する。岩石は「石としてよりもプラスチックのような役割を果たしている」と書いてある。
 粘性が高いということか?大陸の地殻は60㎞とされているから、上から1/4の部分で岩石がプラスチック状だとすると、地殻下部はもっともっと粘性が高くなり、温度も上がるのではないだろうか。地殻の下にあるマントル層が流体だとすると、地球の自転でマントル層も回転しているということになる。その回転速度はマントル層の粘度に依存すると考えるべきだろう。
 ロシアの超深度掘削実験結果データは、地殻のさらに下層にあるマントル層が硬い岩石だという通説への反例になりそうである。高温高圧化で水を含んだ流体のマントル層の上に硬い岩盤の地殻が載っているという石田の説が正しいのではないか?

https://logmi.jp/106428

*#2675 East Antarctica at risk of thaw : 東・南極辺縁部の巨大氷河が南極海へ落ちる? May 13, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-11-1

 #2681 南極大陸周辺の謎(1)問題提起:思考トレーニング May 21, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-21

*#2683 南極大陸周辺の謎(2):海面上昇値を計算してみる May 23, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23-1

 #2912 爆弾低気圧が根室へ:小中高全部休校(釧路および根室管内) Dec. 17, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-12-17

 #2913 緑町の一部が冠水 :爆弾低気圧の影響?  Dec. 17, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-12-17-1

 #2914 予測の範囲だった爆弾低気圧と高潮被害:地球温暖化と関連ありやなしや Dec. 18, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-12-18




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#3822 避難所への電気の供給:政治の役割 Sep. 15, 2018 [12. 自然災害への備え]

 秋晴れ、8時の気温17.9度、北北東の風1.6m/s、湿度85%、いい天気だ。

 こんなにいい天気でも、四百年に一度の千島海溝を震源とする巨大地震が近づいている、明日起きても不思議はない。7月初旬の西日本の水害や9月の北海道胆振東部地震はいろんなことを教えてくれているのではないだろうか。

 その中の一つが避難所の生活の質の問題である。水と下水とトイレ、そして電気が確保できていれば避難所生活の身体的・心理的なストレスが小さくできるだろう。水が使えなくても下水が使えなくてもトイレは糞便で溢れ、周囲に悪臭を放つ。真っ暗闇の中で情報がないのも困る。テレビで周囲の様子を確認出来たら状況が的確に把握できる。
 携帯電話の電源確保も欠かせない。わたしのところにも安否をメールで確認してくれたS君やT君がいた。T君からは20年ぶりの音信で思いがけないことだった。1週間電気が止まりそうだったから、携帯電話の電源を落として節約し、申し訳ないと思いながら返信は簡単に済ませた。
 地震翌日に前期期末テストが予定されていた柏陵中学校の生徒から連絡があり、定期テストが月曜日に延期になったというので、金曜日は時間を早めて3時から4人の生徒に授業をしたが、4時半ころには暗くなり蝋燭をともして授業をした、それはそれで楽しいものだった。そんな話を後でしたら、高校3年生が「ろうそく授業、わたしもいけばよかった」そう言っていた。一生に一度のチャンスだっただろう。(笑)

 話を元に戻そう、避難所だが、幸いに、根室は少子化が進んで、小学校や中学校がすでに廃校になったところやこれから次々に廃校になるところが目白押しである。そしてこの5年ほどで耐震改修済みの施設が多い。災害の際にはこうした施設が避難所になるのだろう。
 学校だからグラウンドがあるし、周辺に空き地もあるから、そこに小型の風力発電数基と太陽光パネルを設置すれば非常時に最低限の電気を自給できる。成央小学校は元「色媛」(造り酒屋)の水源だから、井戸を掘れば良質の水がでる。汲み上げる電動ポンプが必要だ。

 普段から、小型風力発電や太陽光発電の電力を使用していれば、災害時にもスムーズに電力供給できる。余った電力は平時は北電に売電すればいい
 北電はこうした余剰電力の購入に制限をかけているが、そこは政治の出番だ。電力供給の安全のために避難所予定の施設からの余剰電力については強制的に買わせるように制度を換えたらいい

 根室市長が北海道庁あるいは北海道知事そして政府にオフィシャルに働きかけたらよい。根室管内1市4町で共同で働きかけたらもっと良い、被害が予想される根室釧路管内こぞって広域で働きかけることができたらもっと素晴らしい。四百年に一度の巨大地震と津波は道東太平洋岸に甚大な被害をもたらすから、道東太平洋沿岸地域に共通の死活問題であり、被害が予想される地域がこぞって考え対策を用意したいものだ。
 ようするに、自分たちでやれる努力をふだんからひとつひとつ積み重ねることが大切なのだろう。自然災害は避けようがないが、具体的に手を打った分だけ被害は小さくできる。

<余談>
 9月6日午前3時の地震で、エレベータのない住宅の3階や4階は水道が止まり、トイレに水を流すのに困った。幸い水道局の人が来て1Fの外に蛇口を二つつけてくれたという。生徒の一人はせっせとポリタンクで水を運んだ、「とってもたいへんだった」という。若い人がいる家はいい、根室の人口は26000人、そのうち老人はおよそ8000人、老々介護の家が増えている。水を運べただろうか?災害時には近所の助け合いが必要だ。
 民生委員の方が地震の後で、老人が住んでいる家を戸別訪問をして、調査票に記入していた。地震をきっかけに具体的な調査を実施し、それに基づいて具体的な災害対策を練ることは結構なことだ。市役所のホームページで調査結果と具体的な対策をアナウンスしてもらいたい。
 石垣新市長はオープンな市政へと方向転換できるだろうか、マネジメントの力量が試されている。



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#3821 北海道胆振東部地震でわかったこと:自家発電機 Sep. 14, 2018 [12. 自然災害への備え]

 災害時に船に積んでいる発電機の利用を考えていたが、歯舞の昆布漁をやっている家々は自家発電機をもっていることが分かった。結構な台数があるようだ。今回も電気が止まっても自家発電機でしのいだところが多かったらしい。
 自家発電機をもっている家を市役所が調査しておいたら、いざというときに役に立ちそうだ。利用の仕方もあわせて検討しておきたい。ちろん、2年に一度くらいは再調査してデータを更新しておくとよい。
 井戸のある家も調べてあったらいい。

 四百年に一度の千島海溝を震源とする巨大地震は20mクラスの津波を伴うから、海岸に近いところに設置してある発電機は使えないだろう。
 根室市内には風力発電機が10基ほどあるようだが、これを災害時に水道や下水処理の電源として使えるような仕掛けはできないものだろうか。下水処理は化学プラントのようなものだから、電力がとまれば下水処理ができなくなる。風力発電所から電力供給の仕組みが事前に準備してあれば、いざというときにはスイッチを切り替えるだけで利用できる。
 携帯電話の基地局への電源供給も数か所はできるのではないか。風力発電所に携帯電話基地局を併設したら電波障害になるだろうか?ならないなら災害に備えて風力発電所と携帯電話基地局の併設が望ましい。平時にこういう仕組みをつくっておくことが災害時の困難を小さくする。

 厳寒期に巨大地震が起きた場合を想定して、どのような問題が起きるのかも検討しておきたい。暖房装置は電気が途絶えたら使えないから、電気の要らない灯油ストーブが各家庭に1台備えてあれば心強い。灯油は灯油タンクにあるから、2週間はもつだろう。灯油タンクからポリタンクへ移すポンプがいる。こうした災害時備品リストを季節ごとに作成して配布してあったら助かる。

*「北海道地震を予測した東大教授が予測する「今、危険なエリア」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/北海道地震を予測した東大教授が予測する「今、危険なエリア」/ar-BBNiNRu#page=2

 #3792 四百年に一度の巨大地震が千島海溝付近で起きたら:仕事は段取り8分 July 26, 2018



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#3817 根室もようやく電気がつきました:満天の星、きれいだった Sep. 7, 2018 [12. 自然災害への備え]

 9/5午前3時に北海道胆振東部地震が起きてから丸2日、9/7 20:50分に根室の市街地全域に電気が復旧しました。電気のありがたさが身に沁みます。冷凍庫のアイスはアーモンドをまぶしたチョコレートで覆われていたので形は崩れていませんが、中のクリームは溶けてました、急速冷凍中です。ついでに1.5cmほどの厚さになっていた霜に隙間が空いていたので全部取り除きました。4度付近まで温度が上がったでしょうから再冷凍。肉類は捨てずにさっさと食べなくてはもったいない。(笑)


<災害対策を総合的にチェックする全国機関の必要性アリ>
 まさか、ブラックアウトが起きるなんて考えもしませんでしたね。苫東火力発電所165万kwは大きすぎませんかね、リスク管理上50万キロワットぐらいのを四か所に分散設置してもらいたい。北海道は土地はいくらでもあるんですから。
 電気は止まりましたが、水道はとまらなかったのでありがたかった。今日もポリエチレン2層管への交換工事のあとの舗装しなおし工事をしていました。直径70mmのパイプで道路の向こう側と接続したのが数日前のこと、これで4系統から給水されます。地震に強い水道になりました。水道工事に携わっているの皆さんに感謝。いろんなところで、それぞれのプロがしっかり仕事をしてインフラを支えてくれてます。

<星が空いっぱいに…>
 昨夜ひょっとしてと思って外に出ました、まっくら、見上げると晴れ渡っていました。期待以上の満天の星、こんなにたくさんの星があるのに今まで気づかなかったんだ、美しさに見とれて双眼鏡で30分ほど眺めてました。

<予測不能の直下型地震と備えの重要性>
 胆振東部では今日も100回以上の有感地震とラジオのニュースで聞きました。早く収まってほしいですね。新聞の写真で見ましたが震源地付近は山体崩壊がすさまじい。直下型の地震では震源地の近くは大変な被害です。震度7なんて誰だって経験したくありません。直下型は予測がつかない、いきなりですから。首都圏で今回のような地震が起きたらと思うとぞっとします。もちろん、泊原発や全国各地にある50基の原子力発電所で起きるかもしれない直下型地震も御免こうむりたい。でも、いつかは来るのですから、適切に備えを固めておきたいですね。

<自然からの警告>
  2016年4月熊本地震と7月の北海道大雨災害、今年7月の西日本豪雨災害、近々来ると予測されている千島海溝で起きるM8-9クラスの巨大地震と大津波、東南海地震、近づいている関東大震災、富士山噴火、そしてまったく予測外だった9月5日午前3時の胆振中東部地震、つらつら考えると、東京オリンピックとか札幌冬のオリンピックなんて浮かれている場合じゃないのでは?
 国民の生命と財産の安全を考えたら、電気、ガス、水道、道路、橋梁、鉄道などのインフラ整備のほうが優先順位が高いはず。
 自衛隊も1/4くらいを災害対応庁へ編成替えをして、インフラチェックと災害対策の戦略策定及び実施機関にすべきではないのか?
 このところ自然災害が多発しているのは、わたしには自然からの警告に聞こえます。


*熊本地震:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2016%E5%B9%B4)
*西日本豪雨災害(毎日新聞):https://mainichi.jp/ch180702177i/西日本豪雨
*豪雨災害で倉敷市真備町人口6%減少:https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/region/nhknews-10011614171_20180906.html
*北海道胆振東部地震:https://www.msn.com/ja-jp/news/hokkaidoquake?ocid=spartandhp



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#3792 四百年に一度の巨大地震が千島海溝付近で起きたら:仕事は段取り8分 July 26, 2018 [12. 自然災害への備え]

 四百年に一度の巨大地震が千島海溝を震源として起きたときには、オホーツク海側にも津波が押し寄せる。そういう可能性のあることを高校同級生のK浦さんがFB上での議論で指摘してくれた。
 こういう問題はブレーンストーミング方式で議論する必要を痛感している。まっすぐに根室湾へ向かってくるのは予想外だったが、指摘されて地図で位置関係を確認してなるほどと思った。
  震源地を択捉島東300㎞の千島海溝と仮定するとどういう被害が予想されるのだろう。

 まっすぐに根室のオホーツク海側に向かって津波が押し寄せた場合に、国後島に反射して津波の高さが増幅される可能性がある。知床半島と根室半島に挟まれた扇状の地形の沿岸に津波が押し寄せれば、津波の高さが増す地域が出る。風連湖、尾岱沼、標津のオホーツク海沿岸が扇を形成している。
 地震の影響に関するシミュレーションモデルをもっている機関で震源地を複数想定して各地域の津波の高さを計算してもらえたらありがたい。「根室市⇒北海道庁⇒政府⇒計算を担う組織」、迂遠だがこういうルートで依頼できたらいいが。

 検索したら、気象庁にあらかじめ計算された「津波予報データベース」があって、実際に地震が発生すると位置や震源域、規模などのデータを入力して、「津波予報データベース」の情報とマッチングするようになっている。だから、公的ルートで依頼すれば手に入る。
*気象庁「津波を予測する仕組み」
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/ryoteki.html#DB

 気象庁には「津波予報データベース」があって、さまざまな震源域や規模で起きる津波が沿岸に押し寄せる時間や高さをシミュレーションしてある。
そのデータを公的ルートで開示してもらえば、千島海溝で四百年に一度の巨大地震が起きたときに、オホーツク海側と太平洋側の各地域に押し寄せる津波の高さがわかる。
作ろうと思えば、各自治体は現実的で具体的な被害想定で、対策が作れるようになっている。どこを避難所にすればいいか、どこに井戸を掘っておけばいいのか、仮設トイレはどうすればいいのか、避難所のトイレを優先的に使えるようにするためにチェックすべき下水の経路をあらかじめ知っておくなど、被災時の対応の迅速性と生活にはずいぶん違いがでる。

 大地みらい信金本店付近で海抜10mくらいだろう、鳴海公園の辺りまで同じくらいの高さだ。10mの津波なら避難場所の選定にも避難ルートにも困らない。オホーツク海側に20mの津波が押し寄せたら、信金の3階あたりまで水に浸かる。鉄筋コンクリート以外の建物は押し流され破壊される。「警察の坂」の上まで避難しなければならない。北斗小学校や成央小学校は高台だから被害を免れる、花咲小学校がぎりぎりで、啓雲中学校はすこし高いところにあるから大丈夫そうだ。金刀比羅神社境内は海抜何mだろう。十数メートルあるように感じる。

 震源域が300㎞離れていたとしてどれくらい避難の時間があるのか、津波の速度が問題であるが、これもシミュレーションしなければわからない。津波の伝播速度の式「v=√gh」に代入すると時速1000㎞でたった20分で海岸に押し寄せる。スーパーコンピュータを使って各地域を襲う津波の高さに関する精度の高い計算をしてもらいたい。大きな地震が起きたらすぐに近くにある20m以上の高台に避難すればいい。手荷物で持ち出すものと避難経路を家族で確認しておいたほうがよい。
 数キロにわたって20mの高台のない地域もオホーツク海沿岸にも太平洋沿岸にもあるから、そうした地形のところに住んでいる方は避難の仕方を再検討すべきだ。浅瀬になると速度を落とすが次々にあとからくる津波が覆いかぶさって高さが増す、津波が見えてから避難したのでは間に合わない。引き波がないケースもあるので要注意だ。


 根室だけの問題ではない、先ほど言及したように、扇の辺を形成する別海町、標津町、羅臼町も津波が襲うことになるから、オホーツク沿岸の4市町村が協力して取り組むべき課題に思える。地形から判断すると尾岱沼のあたりの津波の高さが大きくなりそうだ。太平洋沿岸も同時に襲うことになるから、浜中町霧多布地区は高台が数キロ先になるので生き延びるには課題がたくさんある。
 もう、根室市単独で考えるべき時代ではないようで、1市3町あるいは浜中町、厚岸町、釧路町、釧路市でどの地域がリーダシップをとって行動できるかが試されている。

 災害対策には強いニーズがあるから、いずれ誰かがその役割を果たすだろう。次の根室市長であっても現在の別海町長であっても標津町長であっても羅臼町長であってもよい。市議会議長であっても町議会議長でもいいし、市役所幹部職員でも町役場幹部職員でもよい、もちろん住民有志でもよいのである、要は大きな被害が想定される各市町全部に災害準備が整えばよい。

 四百年に一度の根室沖巨大地震が起きたときの水やトイレの対策については、本欄左側にあるカテゴリー区分12番目の「自然災害への備え」をクリックしてください。他に7本アップしてあります。


<余談-1:津波の伝わる速度>
 津波の伝わる速度は海の深さをhとし、重力加速度をgとすると、次の式で求められる。
  v=(gh)^0.5 …単位は秒速
 千島海溝は7000m-9550mの深さをもつ。仮に8000m付近で起きたら、時速1008㎞、ジェット機の速度である。
 震源地が300㎞離れているとして20分で根室に到達することになる。
  津波が肉眼で見えてからでは逃げ切れないから、震度7クラスの揺れが起きたらすぐに避難すべきだ。

  津波の伝播速度の式は不思議だ。下から上にそして横へと伝わっていくのに重力の加速度gが定数項となっていること、それと震源域の深さの積の平方根が伝播速度(秒速)となること、現実の現象がきれいな式で表せるところにマジカルなものを感じてしまう。
 物理現象の奥にこういうシンプルな数式が隠れている、物理学は面白そうだ



*2007年8月15日のペルー沖地震で津波が28時間で北海道に到達している。直線距離をおおよそ10000㎞とすると、津波の速度は時速357㎞である。最深部で比較するとペルー海溝は8065mだから千島海溝の9550mよりも1885m浅い。海底3000mのところで震源の深さ30.2㎞で地震が起きたとして計算すると、秒速171m、時速617㎞である。実測値と計算式の値に差が大きすぎるような気がする。差が何に起因するのかわたしにはわからない。でも、命に危険があるのだから、適否が判断できない間は津波の速度は大きい方の値をとるべきだろう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ペルー地震_(2007年)

*津波発生と伝播の仕組み
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/generation.html

津波の速さはどれくらい?
http://www.skr.mlit.go.jp/bosai/bosai/tounannkai/kisochishiki/tunamikankei/dorekurai/dorekurai.html
*千島海溝の深さ

https://ja.wikipedia.org/wiki/千島海溝


<余談-2:地層に刻まれた津波の痕跡>
 千島海溝付近で巨大地震が起きていたら、根室半島部と国後島につまみの痕跡が地層として残っているはず。ボーリング調査をすればわかるはずだが、国のほうで100か所くらいやれないだろうか?太平洋岸には20mもの大津波の痕跡が地層に刻まれていることが地質調査で判明している。沿岸から最大4㎞に達しているそうだ。

*千島海溝巨大地震、400年前に24メートルの津波 北海道東部に残る痕跡で推定
http://www.sankei.com/affairs/news/171219/afr1712190029-n1.html


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#3787 大震災時の避難所の仮設トイレ② July 20, 2018 [12. 自然災害への備え]

  100m×150mのグラウンドに深さ1m、幅50㎝の溝を小型ショベルカ―で掘って、30㎝間をあけて板を2枚敷いて、それにまたがり、間にぽっとんと落とします。そういう方式を基本に前回考えました。
 よっちゃんから避難所に井戸を掘り、そのそばに仮設トイレをつくったら、地下水が汚染されかねないと指摘がありました。汲み上げて飲み水につかっている水が汚染されたのでは危険です。
 
 そこで、1mではなく50㎝の深さに変えたらどうでしょう。溝の幅は60㎝にします、和式トイレよりも少し大きめのほうがよさそうです。男のおしっこ専用仮設トイレは別途必要ですね、これはあとで考えましょう。


 溝に沿って掘った土を積み上げて起き、ポットンしたら、シャベルで土をかけます。こうすると土壌細菌で糞の分解が速くなり、臭いも軽減できそうです。

 5列の溝だと30個の仮設トイレが10グループ作れますから、3日ごとに仮設トイレを移動して30日もちます。トイレ小屋には屋根も必要ですね、雨降りの日もありますから。ペグか何かで固定したいですね、根室は北西風が強いですから長いペグが必要です。垂木の先を削って代用してもいいですね。その場合は木槌も用意しておきたい。3日毎に移動するので、引き抜き方も考えておきましょう。てこの原理を利用して引き抜けるような仕掛けがあったほうがいい。3日ごとに土をかけて30個のトイレ小屋の移動をします。みんなで協力して作業しましょう。臭気を消したり虫よけにヨモギを使うなら、ヨモギ採り部隊も編制したいですね。使い方やいぶし方も考えて置いたらすぐに利用できます。アイヌのトイレに関するブログがありましたが、あれが参考になるかな。前回ブログにURLがあります。いずれにしろ仮設トイレの維持は、利用する皆さんが手間をかければかけるほど快適にできます。
 根室なら1か月あれば下水道の点検修理と下水処理場の復旧ができるでしょうから、4m間隔で19列つくれるので(19列×6日=114日)処理量としては十分に余裕があります。
 溝を浅くすることでたまる糞尿の量が少なくなるのと、3日後には土をかけてしまうので土壌細菌が分解して、地下水を汚染しないで済みそうです。小型シャベルカーで5列一か月分を一気に掘ってしまうのがいいですね。

 地下水汚染のリスクに関する実証実験が必要ですが、できるかな?できないでしょうね。(笑)
 何らかの方法で、代替実験しないといけませんから、なにかアイデアがあれば投稿していただけませんか?

 足場にする板を30組準備しておきたいですね。1m×25㎝の板を60枚、何があるかわからないので20枚くらい余裕をもっておきましょう。

<助け合い:中高生の役割分担>
 災害時には赤ん坊を抱えたお母さんや体の不自由なお年寄りには助けが必要です。体力のある中高生は積極的にボランティア活動に参加しましょう。災害直後は共助の果たす役割が大きい。よっちゃんが投稿欄で具体的に指摘してくれたので転載します。
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ぜひ、年1回地域で「防災教育」をしてください特に中高生は、災害時に幼少の子や高齢者を補助する役目があります。場合によっては、高齢者をおんぶして避難することも高校生の役割です。おんぶの練習も大切です
by よっちゃん (2018-07-21 07:48) 
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<活性炭と殺菌用さらし粉の備蓄>
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防災倉庫には、簡易浄水機用の活性炭を20kgくらい置いておくといいと思います。それから殺菌用のさらし粉も。
by よっちゃん (2018-07-21 07:49)

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 FB上での「お友達」との議論と弊ブログ投稿欄でのブレーンストーミングで、災害時の飲み水とトイレの確保について、イメージがはっきりしてきました。準備があれば、避難所の生活は水とトイレだけは心配しなくて済みます。
 関係諸機関のみなさんが、弊ブログでの議論を参考にしてもっと具体的で優れた方法にまで練り上げて災害に備えられんことを切に望みます

 FB上での議論がさらに進んだり、弊ブログに投稿があればさらに本欄へアップしてまいります。
 関連記事は本欄右側にある「カテゴリー欄」のリストの中に「自然災害への備え」という項目があるので、ダブルクリックしてご覧ください。議論の過程がわかります。

 引き続き、仮設トイレ小屋のデザインと材料の議論をしたいと思います。基本案を三種類ほど考えてみたいと思います。


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