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#4002 地元根室島民2世二人の異見(2):丸山穂高議員発言 May 22, 2019 [21-1領土返還地元の異見]

 北方領土返還運動に関しては元島民や2世の意見が一致しているわけではない。思いは様々、人や立場によって異なっている。もちろんロシアとの外交交渉のやり方に関しても人によって意見が異なるのは当たり前だが、マスコミがセンセーショナルにとりあげるときには、今回のように非難一色でそれしかないような報道となりがちである。
  FBのお友達のSさんとはよく議論するが、たまたま昨日、彼がある本から引用した文が領土返還外交にもあてはまるので紹介する。
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多様性と対立が存在する状況において、交渉と契約により連携・協力を実現していくということを考えると、すでに述べた「ウソをつくこと」「約束を破ること」がいかに大きな問題をもたらすかということがよく分かる。また、交渉においては、最初の時点で双方の希望を率直に述べあっておかないとその後の交渉や契約がうまくいかない。このため、「ウソをつかない」というだけではなく、「自分の希望について、最初から率直にホンネを言う」(いわゆる「後出し」をしない)ということが、当然必要になる。「こちらが言わなくても、察してくれてもよさそうなものなのに」などという態度は、多様性と対立がある状況では通用しないのだ。by岡本薫
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 北方領土について、日本は終戦後にロシアが攻めてきて不法に北方領土を奪ったと主張し、ロシアは終戦は1945/9/1であって、8/15にはまだ戦争が終わっていなかったから、戦争によって奪った領土は返す義務がない、ロシアのものだという主張で互いに譲らない。そうこうするうちに戦後74年がたとうとしている。
 外交交渉も交渉事であり、成果をあげようと思ったら、嘘をついてはいけない、本音で語ることを禁ずるのもいけないことは、上記の岡本氏の文を引用するまでもない。

 丸山穂高議員が訪問団長に戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」と詰め寄った「事件」をきっかけにして、領土返還がどうあるべきか再考したい。元島民2世2人の異見を弊ブログ#3993投稿欄から転載する。

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  たしか、過去にロシアの首相が「敗戦国のくせに領土を返せという国がある。戦争で取ったものは戦争でしか解決しない。」と言ってたのは有名ですよね。ロシアは戦争の結果、領土を手に入れたとしているんです。だから、日本は、こちらも武力で取り戻そうかな、という姿勢を見せないと、いつまでたっても、ロシアに遠慮して媚びることになり、大金払っても妥協する結末になりかねません。アメリカが沖縄を返還したのとは全く意味が違うのに、それをわかっていない人が多い気がします。
棺桶に足半分突っ込んだような元島民が、生きてるうちに島に帰りたい。早くロシアに返してもらいたい。などと嘆けば、正義感ある議員なら何とかしてあげたいと思うのは当たり前。
 (この先いったいどうすれば返還されるのか?)と誰もが思うことで、「戦争しないとどうしようもなくないですか?」と聞きたくなるのは議員だけじゃないはず。そういった実情を知らずに非難ばかりしてマスコミは議員の失態やアラを拾うのに躍起で、肝心要のことは伏せたまま。

 本来問題視すべきは、ビザなし交流の実態と日本の弱腰外交です。維新の会が、島を奪い取ったロシアに詫びに行くなどという全くお門違いなことをしてくれたおかげで、ますますロシアが強気になるでしょう。これこそ、国益損失につながる行為ですよね。 
 日本は戦争しないといっても、他の国が攻めてきたら防衛戦争になります。仮にロシアが北海道を自分の国にしたくて攻め入ってきたら、どうするんでしょう。この平和ボケの国が。(~_~;)
by サリー (2019-05-20 18:45)
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サリーさん

 おはようございます。
 領土に関するロシア外交は、戦争で獲ったものは戦勝国の当然の権利だということ。いまもそうしていることはウクライナの領土であったクリミア半島で実証されてます。
> 本来問題視すべきは、ビザなし交流の実態と日本の弱腰外交です。

 それを何とも思わない人たちが根室にもいます。ビザなし交流、墓参、自由訪問とさまざまな名前を付けて、外務省マターの事業をしてきましたが、効果なし。
 それでも今のままがいいと思う人たちがいます。あまりにも能天気、ロシア側から見たら阿呆そのもの。

 訪問先では北方領土返還の話題はタブー。そして毎年恒例の訪問団受け入れの見返りに日本各地へ団体旅行のご招待があるのですから、日本人が何を考えているのかさっぱりわからないでしょうね。

 正直に本音を言うことから外交交渉が始まると仮定したら、利権の塊のような現実は、嘘と偽りの北方領土返還外交にみえます。
by ebisu (2019-05-21 11:01) 
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 誰のため、なんのために丸抱えで「ビザなし訪問」、「墓参」、「自由訪問」、「日本国内観光旅行」事業をしているのか?
 初めて訪問団に加わる国会議員の中には、その実態に戸惑い、憤るものが現れて当然ではないのか?

 墓参、ビザなし訪問、自由訪問と名前を変えて「訪問団」を派遣しているが、その人選をしている大本は予算を管轄している外務省である。鈴木宗男氏が20回以上北方領土に渡航したと自ら語ったように、特定の人たちに偏っている。国費を使って毎回一人30-100万円をかけているのだから、特定の人が20回以上も行くというのはいかがなものか。30万円としたら600万円、100万円としたら2000万円である。外から見ていると利権に見えるし、国費の支出の在り方としても健全ではない。こういうことをかつてマスコミが取り上げたことは一度もない。


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