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#3844 カフェテリア・オーロラ 11/1オープン:余談「名人の技」 Oct. 30, 2018 [根室の話題]

 10月30日北海道新聞長官20面の「地域の話題」に標記の記事が掲載されていた。
 根室市総合文化会館内の喫茶店が3月に閉店となっていたが、喫茶店を経営したいという人が現れ、11月1日に新装開店の運びとなる。
  経営者は奥田勉さん(69)、首都圏で仕事していたUターン組だ。前職の会社でパイロットスタディとして根室で数件の空き家に手を入れて短期滞在型の一風変わったホテルビジネスやっていたのではなかったか、根室で民泊(?)面白い試みだと期待していたが、事業として継続できるほどニーズがなかったのだろうか。穏やかな人柄は小学生のころと何も変わっていないように見えた。根室に戻ってきたのは3年前のようだ。
 人口減少が加速する古里に戻って起業するのはなかなか厳しい、一つの成功例の陰にいくつか失敗例があるのだろう。
  
 花咲線初田牛(はったうし)駅がなくなるというニュースが流れていたが、5日に1人しか利用がないのではしかたがない。民間企業の場合は、利用されなければ消えていくだけ。利用者がすくない花咲線も風前の灯火である。

 総合文化会館では催し物が頻繁に開催されているから、館内に喫茶店があれば便利だろう。だが、すぐ近くに2店舗喫茶店がある。
 利用されなければ、便利な館内の喫茶店は経営維持ができなくなる。喫茶店の経営が軌道に乗るかどうかは、根室市民が館内に便利な喫茶店が欲しいと望み、利用するかどうかにかかっている。

 おいしい珈琲を淹れるのはなかなかむずかしい、プロはそれなりの技としっかりした仕入先をもっている。短期間でどれだけそうしたスキルを習得できるかも、喫茶店経営にとってはだいじなことだ。
 珈琲の味も香りも使う豆の品質や焙煎そしてブレンド技術にに左右されるから、適切な仕入れ先を探すのもなかなかたいへんなことだ。

 場所を換えて、おいしい珈琲を飲みながら、20分ほど本を読む。様子を見に一度出かけてみたい。
 ゆっくりでいい、毎日淹れているうちに、珈琲の味は進化する。

<余談-1>
 団塊世代のebisuが高校生の頃に駅前に喫茶店がありました。マスターはMさん、あのころ30代だったかな。淹れてくれる珈琲がとってもおいしいので、あるとき配合割合を訊いたのです。ビリヤードのお客様でしたから、小中高とずっと店番を手伝っていたのでよく知っていました、だからすぐに教えてくれました。
「アラビアベースのヨンサンニイチ(4321)だよ」
「だから、なにが4でなにが3でなにが2でなにが1か教えてほしい」
「そこは自分で調べるんだな」
 教えてよいことと、教えてはいけないことを心得ている、珈琲職人の片鱗が最後の言葉に現れていました。教えてもらったのではおいしい珈琲を淹れることはかなわないとはそのときは知る由もありません。自分で調べる気のない奴に教えてやっても無駄。Mさん、面白い高校生だくらいに思ってくれたようです。
 Mさん名人でした。高校を卒業して東京へ行って、Mさんの言葉が気になり、珈琲の本を何冊か読みました。そして池袋西部デパートの地下食品売り場で珈琲豆を買って何度もブレンドしてみました。本をいくら読んでも、自分の手で試してみないとわかりっこありっませんから。あの頃はブルーマウンテンが200g400円くらいでした。アラビアベースのブレンドは200円台、いまから考えるとずいぶん安かったようですが、当時は所得も小さかったので、贅沢品でした。
 配合割合が1の豆は苦みのあるジャバロブスターですが、他の2と3がわかりませんでした。Mさんと同じようにサイフォンを使って淹れてみるのですが、同じ豆を使ってすら、淹れる都度味が違ってしまい、安定した味が出せません。アルコールランプを外すベスト・タイミングがつかめませんでした。2年間ほど悪戦苦闘してあきらめました。自分の淹れた不味い珈琲をずいぶん飲みました。たま~においしい珈琲になるが、2回目はしばらくない。それでも狭い部屋で豆を挽いているときの香りだけはとってもよく、至福の数分間、そのあとに訪れる地獄、ああ無情。(笑)
 天然水の良質の水を使えば同じ豆でもグレードの上の味が引き出せます。摩周の水道水の栓が根室駅から10㎞範囲内にあります。根室市内で使える水ではあれがベストでしょう。水にもこだわる喫茶店があったらうれしい。
 そこそこの豆と水でもそれなりにおいしい珈琲を淹れることができるというのもプロの技です。


(ブルーマウンテンは200g当たり1000-3000円くらいしているようで、品質によって値段に大きなばらつきがあります。)
*http://kakaku.com/drink/ss_0016_0036/0001/%83u%83%8b%81%5b%83%7d%83E%83%93%83e%83%93/search_itemlist.aspx?ssi_kw=%83u%83%8b%81%5b%83%7d%83E%83%93%83e%83%93

<余談-2:横浜の1000円珈琲>
 横浜に1000円珈琲の喫茶店がありました。1999年に一度訪れて、試しました。1脚1万円前後するのではないかと思えるような品のよい磁器のカップに注がれた薫り高い珈琲だったことしか思い出せません。普通の珈琲と1000円珈琲はいれる器が違っていました。注文したときに棚に並んだ磁器を指さして「どのカップにしますか?」と訊かれました。
 人口500万人の横浜市ならああいう喫茶店経営が成り立つようです。
 店名は「珈琲の大学院」、1000円珈琲はメニューにまだ載っているのかな?

*珈琲の大学院
https://hitosara.com/0004019331/


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コメント 4

名無しのゴンベイ

わしもコーヒー大好きや。
嗜好品やから好みはそれぞれやけど、コーヒーの値段と味ほど釣り合わへんもんない。
高い豆が必ずしも美味しいわけやない。
それこそ需要と供給、生産量や。今高いコーヒー言うたら、ハワイコナ、ブルマン、ルアックやろけど、美味しいから高いわけやあらへん。生産量が少ないからや。
わしはブルマン好かん。ビールで言うたらバドワイザーみたいなもんで水気が多て薄くてコクを感じへん。
コーヒーはトラジャ、ビールはビンタン、葉巻はタイフーン、がええな。なんや全部インドネシア産やないか!
by 名無しのゴンベイ (2018-11-05 19:19) 

ebisu

インドネシアに何か縁があったのでしょうか。

色々呑んで、珈琲はいつのころからかモカに落ち着きました。モカなら産地は問いません。
ブルーマウンティンは最初のころだけ、バランスが良すぎてじきに飽きました。安くてほどほどおいしい珈琲で十分です。(笑)

by ebisu (2018-11-07 00:27) 

名無しのゴンベイ

せや。色々味おうて見たけど、わしもモカがコーヒーの元祖やおもとる。すべてが調和しとるし、おおこれぞコーヒーやと感じるな。中でもイエメンのモカマタリがど真ん中やと感じるな。
by 名無しのゴンベイ (2018-11-07 09:01) 

ebisu

あっはは、上手に相手してくれはりますな、コミュニケーション能力高すぎでっせ。(笑)
でもな、ほっかりしたこころは、ありがとさん、いただいときます。
by ebisu (2018-11-07 09:48) 

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