So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

#3207 学力低下を高校側から見る:数Ⅱ追試27名 Dec. 17, 2015 [データに基づく教育論議]

<追記情報>
12/19 朝9時 追記及び編集済み
     午後1時 【余談ー3】追記


 #3201「縦軸と横軸で中学校のテスト・データをながめる」で市街化地域の中学校をとりあげて、データに基づいて学力低下の現状をレポートしました。今回は高校側から眺めてみます。

 今日(12/17)は根室高校普通科の数学の追試が放課後行われるスケジュールになっています。2年生(120人)のうち27名が数Ⅱの追試を受けます、根室へ戻ってきて塾を開いて先月で13年がたちましたが22.5%の生徒が追試とは聞いたことがありません。NHKの朝ドラではないですが、「ビックリポンだす」。
 1年生は定員割れして90名余ですが、数Ⅰ・Aは数Ⅱに比べて難易度が低いので20%もの追試組みがいることは考えにくいのですが、さて何人いたのか気になります。まじめな高校のホームページを見ても、追試情報なんて載っていませんから。(笑)

 数Ⅱの追試を受ける27名のほとんどの生徒は解答を見ても自力では半分理解できればよいほうでしょう。根室市内に高校生を受け入れている塾は、WFとニムオロ塾の二つだけ。成績下位層は高校生になるとほとんど通塾しません。学習動機が根室高校へ進学することだったからです、目的を果たせば用はないのです、それはそれでよろしい。
 この5年間ほど中学生の急激な学力低下が起きているので、高校でも成績下位層に放課後補習が必要になってきます。しかし、義務教育ではないのですから高校の先生が進学してきた生徒たちの基礎学力を保障する義務はないでしょう。根室高校では進学講習という名称の放課後補習(国語、数学、英語、各2コース×3学年)を頻繁に実施していますから、それに加えて補習を入れる余地は小さいと思われます。基礎学力については小学校の先生たちと中学校の先生たちの仕事の範囲です。
 基礎学力が身についていない生徒たちが高校に入学してきてしまっているので、高校側は計算問題だけ数字を変えて出題し、応用問題は前回と同じ問題を出題して「救う」しかありません。そういうわけで授業速度も定期試験の難易度も、この10年間でずいぶん低下しました。
(たとえば、8年前は、数学のγクラスは1月20日ころに数ⅠAを終了していましたが、2月下旬になってから久しい。定期テストの難易度も教科書準拠問題集「3トラ」そのままが多くなりました。数学に関しては「学力テスト」ではなくて半ば「記憶力テスト」です。)

 中学生の学力低下が急激に進んでいるので、高校側でもさらに学力低下が続くことは、時系列でもそしてこうしたメカニズムから考えても明らか、統廃合後の高校は学力下位層が「底割れ」を起こします。ふだんの授業レベルが低下するだけでなく、学力格差が急拡大するので否応なしに学校が荒れます、それは格差社会が安定しないのと同じことです。どんな社会にも格差はありますが、それがある限度を超えると、ギシギシと「音」がし始めます。まだ統合前ですが、根室高校はすでにギシギシ音を立て始めています、私の耳にも届いています。

 さて、ここからは未来を見ることになります。
 来年3月の高校受験生が2校体制最後になるので、現在中2の生徒から高校1校体制へ移行します。普通科単位制160人と商業科80人の定員となるので、定員割れ・全員合格は必定で、入試は単なる形式に変わります。現在中2と中3の学力下位層の生徒たちが学習動機をすでに失いつつあります。学力上位層が絶滅状態になり、下位層が急激に膨らみ始めています。#3201の「学年別五科目合計点分布表」とこれから紹介する数学の点数分布表をご覧ください。

 それでは来年そして再来年に高校へ入学する生徒の学力レベルを占うために、中3の11月5日学力テスト総合C数学の得点分布で確認して見ます。
 (C中は得点通知表が見当たらないので、学力テスト総合Bを列挙)

        B中  C中
31点以上   8   11    19(16.7%)
19-30    18   13    31(27.2%)
0-18     44   20    64(56.1%)
 合計      70   44   114
(C中は比例配分計算値)

 60点満点の学力テストで、半分の30点以下だった生徒95人/114人(83.3%)が、高校普通科2年の数Ⅱの定期テストで赤点を免れるには高校へ入学後相当な努力を要するでしょう。3割の得点以下である18点以下の生徒64人(56.1%)は赤点確実といえます。
 31点以上がたった19人(16.7%)しかいません数Ⅱを独力で学習するには60点満点の学力テストで50点前後とっている必要があります。B中では50点以上はゼロ、C中では2人だけです
 数学で8割以上の得点ができる生徒は2校で2~3人ですから3%未満です。理系大学へ進学できる生徒が激減している状況がよくわかります。

(全国偏差値で50以上の大学へ進学できるのは、中学校の五科目300点満点で200点以上の得点層だとすると、B中には6人、C中でも6人、合計12名です。根室市内ではおよそ20~25名です。このうち5~7名は根室以外の地域へ進学していますから、1学年約20名です。)

 C中は全国学力テストでほぼ全国平均を達成していますが、そのC中ですら、50点超の高学力層は2人だけ、学力上位層は絶滅危惧種化しています。
 根室市内の中学生総数は約240人で、10~20名くらい根室以外の地域へ進学しています。学力テストで数学の得点は半分を超える生徒はおよそ40人です。10名ぐらいは商業科と事務情報科へ流れるので、現在の定員普通科120人で考えても、2年後に数Ⅱ授業に何とかついていけるのは30名以下でしょう。

 次に1校体制となる中1の11/5実施の学力テストデータをみます。
               B中  C中 合計
 81点以上  0   3   3 (  2.6%)
 51-80    4   9  13 (11.1%)
 31-50   25   15  40 (34.2%)
 30点未満 30   31  61 (52.1%)
  合計   59   58 117 

  50点以上の得点層がたった13.7%しかいません、その中で80点以上は2校でたったの3人、70点以上で見ても7人ですから独力で数Ⅱの授業についていける生徒は1割程度です、根室市内の同学年の生徒が230名としたら20名前後と推計されます。中1の数学の学力低下はこんなに進んでいます。小学校の算数教育に問題があっただけでなく、中学校で8ヶ月を過ぎても回復の兆しなしと読むべきなのでしょう。以前よりも中学校の数学担当の先生たちが放課後補習体制ととって努力していることは承知していますが、小学校へも手を打たないと、賽の河原の石積みのような作業になりかねません。
 根室高校で今月実施された前期期末テストと同じ難易度の数Ⅱの問題を高校2年生になったときにこの生徒たちにやらせたら、赤点を免れることのできるのはおおよそ30人ですから、130人(普通科単位制へ移行後は定員が160人へ拡大)が赤点。赤点を減らすようにふだんの授業レベルが低下するのは自然な流れですから、定期テスト難易度の低下も必死です。全国模試との難易度の差がますます開き、大学進学する意欲のある生徒はふだんの授業のレベル低下に苦しむことになります。高校進学を機に学力上位層の根室離れがさらに進むでしょう。これはまずいのです、学力上位層が現在よりも減ってしまえば、高校は根元のところから変わってしまいかねません。

 人情からいっても、自分の教えている科目で「落第⇒退学」は寝覚めが悪いので、高校の数学担当の先生たちは定期テストと同じ問題をなんども繰り返して、合格させてしまいます。他の科目でも同様の事が起きるでしょう。
 小中高の先生たち、そして家庭学習を躾ける親の協力があれば10年後には何とかできそうです、結局根室の子どもたちの学力を上げるのは地域に住むわたしたちしかいないのです私たち大人が何とかしなければいけません

 ところで、定期テストの数Ⅱの問題は三角関数が範囲になっていました。表の問題は(1)~(11)までが計算問題で点数の配分は61点。
(10)と(11)が途中計算を書くスペースが空いていますから、計算過程を書く必要があります。裏側は文章題ですが、全部計算問題。こちらは全問計算過程を書き込む必要があるので、優しい先生なら数字を変えずにそのまま出題するでしょうね。少し厳しい先生なら、裏の文章題も数字を変えます。

 元塾生が一人、あわててSOSの電話をよこして月曜日から来て連日勉強していました。嫌いな科目の勉強でも辛抱できるようになって4日間毎日3.5時間やり通しました。うれしいですね、高校生活1年半での成長を実感しました。
 数学のできる生徒に教えてもらうのが一番よい、教えてくれる友人をふだんからつくっておく、善友は大切にしよう。

【余談-1】
 現場の感覚ではこの8年間ほど根室市内の中学生の学力低下が進行しています。五科目合計点での得点分布表を#3202で示しましたが、学力上位層がやせ細り、学力下位層が膨らんでいます。10年前の得点分布とはまるで様変わりしています。
 地元企業は地元の高校卒業生から人材を得るしかありませんが、こんな状況では20年後が思いやられます。教育問題は子どもたちの学力だけの問題ではありません、優良な人材を雇うことができなければ、毎年450人も人口が減少している根室で、20年後に生き残れる地元企業は半分かもしれません。それは根室の人口のさらなる加速的な減少を引き起こすでしょう。
 教育問題、とりわけ子どもたちの学力低下を食い止められるか否かは20年後の根室の水産業にとって死活問題なのです

 JA浜中農協の石橋組合長はTPPが始まるので、「地方の農業にとってこそ、大企業以上に優秀な人材が必要」と11月15日に釧路で開かれた「教育シンポジウム 北海道」で力説していました。JA浜中農協は30年前に農業技術センターを立ち上げ、牧草や土や牛乳の成分分析をして品質向上に努め、その生乳はハーゲンダッツ「御用達」になっています。新規就農にも支援センターを立ち上げ、浜中には38も新規就農者が定着し、全農家数の2割を超えています。
 水産業の根室も大企業社員レベルの優秀な人材がほしい。それには水産業の経営者たちが、オープン経営に切り換える必要があります。オープン経営は何度か解説しているので、弊ブログ内をサーチしてください。経営のやり方を変えるだけですから技術的に難しいことはありません、自分を厳しく律する覚悟は必要です。

【余談-2:高校3年間をどのように使うのか?】
 就職市場は売り手市場に様変わりしましたが、職種にミスマッチがあります。建設関係、介護、水産加工場などは求人がたくさんあり、完全な売り手市場ですが新卒で就職を希望する人は少ない。
 女性のみなさんの希望が多い事務職は3人の応募に求人は1人、完全な買い手市場です。これは大卒を含めての話でしょうから、女生徒で事務職希望の人はあいかわらずの狭き門です。根室高校普通科で学年上位3割以下は事務職での就職口がほとんど見つからぬということ、たぶん1割程度です、現実は厳しいのです。高校生になったら進学や就職を意識して、3年間をどう使うのか決めてください

 優秀な人材は景気がどうあろうと就職に困ることはありません。商業科や事務情報科なら「全商簿記実務検定試験1級+実務英検1級」ダブル合格なら、就職は無敵です、普通科なら成績上位2割が事務職へのボーダーライン。
 地元企業では敬遠されるかもしれません、それなら狭い根室を飛び出し、全国レベルで通用する大人の仲間入りをすればよい。

【余談-3】
 小学校の先生、中学校の数学担当の先生、保護者の皆さん、地元経済団体の面々、地域住民の皆さん、教育行政関係者、市議の皆さん、一度集まって教育問題について話し合ったらいかがですか?垣根を越えて集(つど)い、何度も何度も話し合ったらいかがですか。
 もう、小学校だけ、中学校だけ、高校だけでは何とかなる問題ではないでしょう。地元経済の未来、そして根室の町の30年後の未来が、いまわたしたち大人がどのように考え・行動するかにかかっています。大人の責任をちゃんと果たしましょうよ。
 


*#3202 縦軸と横軸で中学校のテスト・データをながめる Dec. 12, 2015 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2015-12-12


      70%       20%      
 
日本経済 人気ブログランキング IN順 - 経済ブログ村教育ブログランキング - 教育ブログ村


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 6

鷹

理科や社会ならまだしも、数学が中1でこれだとしんどいと思います。中1段階でつまずきが起こる原因は、中学に入ってから出てきた新しい概念をうまく理解出来ないケースよりも、小数や分数の計算が出来ない、等量関係を式で示すことが出来ない、比や割合の概念がよくわかっていない、など算数の力に問題があるケースが圧倒的に多いからです。中2、中3は中1で学習した内容の応用に相当するので、何も手を打たないでただ教科書をなぞるとどういうことになるかは想像がつきます。そして、小学校高学年の算数がよく分からない状態でストップしたまま大人になるため、世間である程度の評価を得られる学歴が手に入らない、SPIや公務員の筆記試験に通らないから面接すら受けられない、割引や利息などお金の計算ができない。結果的に低収入の仕事につかざるを得ない、お金をうまくやりくりする知恵もないから生活はいつまでたっても苦しいまま、というように苦労の多い人生を歩まざるを得ない可能性が高くなります。
by (2015-12-19 12:18) 

ebisu

鷹さん

つまづきの原因はご指摘の通りです。
小学校での算数教育に問題があります。半数の生徒(30点以下)は分数や少数の四則計算が理解できていません。
そこをフォローせずに中1の数学をいくら教えても無駄。放課後補習もそのあたりに重点をおいて教えるべきですが、中1の数学を一生懸命教えています。
逆九九もほとんどの小学校の先生が教えていません。九九に問題のある生徒が2割は含まれています。

もう一つ問題があります。低学力層は日本語能力に問題のある生徒が多いことです。
スマホ、ゲームに少年団活動で、本を読む暇がない、あるいは読む気力がない生徒たちでもあるということ。
日本語語彙が少ないのです。日常会話のレベルを出ませんから、小学3年生の会話と同程度の会話しかできません。

国語算数理科社会は全部日本語で書かれていますから、それを読んで理解できなければ、学力全般が低下するということです。

要するに「読み・書き・計算」能力が劣っていますが、大半の生徒がそのまま高校へ進学します。

高校を卒業後もご指摘の通りとなるでしょう。

>小学校高学年の算数がよく分からない状態でストップしたまま大人になるため、世間である程度の評価を得られる学歴が手に入らない、SPIや公務員の筆記試験に通らないから面接すら受けられない、割引や利息などお金の計算ができない。結果的に低収入の仕事につかざるを得ない、お金をうまくやりくりする知恵もないから生活はいつまでたっても苦しいまま、というように苦労の多い人生を歩まざるを得ない可能性が高くなります。

小学校の先生たちが仕事をまっとうしていない、家庭が躾という重要な役割を果たせていない、そして、中学校の先生たちも高校の先生たちも低学力層の子どもたちを救いきれていないということです。

根室西高校の先生たちは、新入生に少数や分数計算から教えています。英語はアルファベットから。
高校2校体制はそれなりの役割を果たしているのです。

根室の教育行政は義務教育が守備範囲ですが、高校生の現実も知るべきです。そしてなにができるのか、どういう教育政策が有効なのかを考えるべきです。
そのためにはふだん行われている学力テストデータを学校別・学年別・科目別にモニターすべきです。それは教育行政の重要な仕事ですが、それすらなされていません。

ほとんどの市議たちは子育てを終わっているので、こういう現実を知りません。
だから、私塾を経営する私が警鐘を鳴らしています。
by ebisu (2015-12-19 12:51) 

ペトロナス

数Ⅱの三角関数の追試を受験した生徒に大学の理系学部を受験志望者がいるのかどうか分かりませんが、三角関数が出来なければ物理全般の履修が困難になります。

高校の統合で数学の授業進度が今より遅くなると予想されるので、2次試験で数Ⅲが必要な大学(地域的に北見工業大、室蘭工業大を目指すとしても両大学とも2次試験で数Ⅲ必須です)を受験する場合、根室高校では対応出来なくなると予想されます。
by ペトロナス (2016-01-20 23:15) 

ebisu

ペトロナスさん

こんばんは。
件の生徒は追試で8割の得点でした。本人曰く、
「半分くらい同じ問題だったのでできました」

ちゃんとやっていれば、赤点などとらずにすみます。
これにこりて勉強する習慣がついてくれたらいいのですが・・・

この生徒は理系大学への進学予定はありません。三角関数で躓くようでは無理です。
数Ⅲでは複素数や微分積分で三角関数が出てきますからね。

根室高校の理系には、理系大学進学者と看護専門学校進学者が混じっています。半数強が看護学校進学希望者です。
看護専門学校は、受験科目が3科目、国語と数ⅠAと英語ですから、本来は「文系」のはずですが、クラス編成上の都合から理系に組み込まれています。理系大学進学希望者は10~15人以下です。
室蘭工大(偏差値48)や北見工大(47)へ進学できる生徒は、数学が得意科目で、中学校の学力テストで五教科500点満点で440~460点の得点層の生徒です。このクラスの生徒は偏差値55くらいまでの理系大学へ進学可能ですが、道内にはそういうレベルの理系大学がありません。

なお、根室高校では理系の生徒のうち、理系大学進学者は数Ⅲの履修ができるようになっています。選択している生徒数は10~15人でしょうね。
数Ⅲの進学講習もやっています。

統合後も数Ⅲの選択は残されるでしょうが、授業進度はこれ以上遅くなれば積み残しとなるので、内容が薄くなると思われます。「基本問題+標準問題」しかやらない、そういうことになるのでしょう。
統合前の段階で、1年生は1ヵ月半10年前よりも授業進度がおくれています。
10年前は、1月21日からプリントを使って数Ⅱをやっていました。現在は年度いっぱいかかって数ⅠAをやっています。

標準的な普通科の数学の授業についていける生徒は、3割くらいが実態です。

来年と再来年、根室市内の中学校の全国学力テスト平均点が大幅に低下します。
小学校で学級崩壊を起こして、学力が低い年次に当たってしまうからです。
この生徒たちは、統合後の高校へ進学します。
同じ教科書を使ってどうやって教えるのでしょう?
教科書を変えないと対応できません。
しかし、同じ学科で同じ科目の教科書を2種類使うわけにはいきません。制度的に認められていないからです。

生徒たちの学力の実態をよくご存じない人たちが、よってたかって統合と統合後の学科のあり方を決めてしまいました(とebisuは思っています)。
決めた人たちは何も困りませんが、統合後の高校の授業はひどいことになります。
統合を議論した委員会はじつに無責任な仕事をしました。
知らないなら、知ったかぶりなどしないで、降りるべきだったのです。
だんだん腹が立ってきたので、これくらいにします。
by ebisu (2016-01-21 00:24) 

三角関数でつまずいていても理系大学を卒業できます

甲南大学の理工学部物理学科に微積どころか文字式の計算ができない学生がいましたが無事に卒業しています。高知大学理学部を卒業して九州大学大学院に進学した学生でシグマを知らないものもいました。この方もかろうじて修士課程を修了できました(就職未定のまま修了)。このような事例がありますので、数学できなくてもよほどでなければ理系大学を卒業できます。ホイホイ学位出す大学もアレですけどね。
by 三角関数でつまずいていても理系大学を卒業できます (2018-03-03 18:10) 

ebisu

ありがとうございます。
三角関数できなくても、数学が得意でなくても、入学してしまえば大学を卒業できるということ。そして大学院進学もできる。理系は大学院の定員が多いですから、文系の10倍以上入りやすい。
こういう情報も高校生には必要ですね。

39年前に産業用エレクトロニクスの会社で仕事をしていた時に名古屋大学工学部を訪問しました。ある先生のゼミから学生を推薦いただくためです。豊橋の科学技術大学にもお邪魔しました。北海道の酪農地帯のような景色の中に新しい建物が立っていました。立派でした。
学生時代あまり勉強しなかった人も、会社へ入ってからは世界の最先端の製品の説明会がありますから、それに出席していればずいぶん勉強することになります。欧米50社の総代理店だったので、毎月、どこかの会社が新製品の説明にエンジニアを送り込んできました。
どこかで鍛えられたらいいのでしょう。

でも、高校数学の勉強はしっかりしてほしいと思います。結局入学してから数学の勉強をし直すことになります。どうせやるなら早い方がよい。(笑)
by ebisu (2018-03-03 18:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0