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#2651 STAP細胞狂想曲(2): 大きな利権の存在 Apr. 20, 2014 [42. STAP細胞に関する話題]

 STAP細胞研究から世界最大の再生医療センター事業や再生医療に特化したユニークな製薬企業が生まれる可能性がある。
 理化学研究所で行われているさまざまな研究は科学の進歩に貢献する研究ではあっても、事業化できて利益を生み出すものがほとんどないから、特定国立研究開発法人指定を受けて補助金をたくさんもらいたいのだろう。そういう研究テーマの中で小保方さんのSTAP細胞研究は巨額の利益を生み出す特許となりうるからまったく異質なものである。理研で行われる諸研究にかかわるコストをすべて賄えるような特許と事業をSTAP細胞研究が生み出すかもしれないとしたら、この間の騒動はまったく別の意味をもってくる。

 ebisuは国内最大手の臨床検査会社に16年間勤務していたが、40代の終わりころにテイジンとの治験合弁会社の経営を担当したことがある。臨床治験にかかわる検査及びデータ管理システムを商品とする会社であった。両社が赤字部門を出して合弁会社をつくったのだが、2年目には黒字化した。営業と商品の重点を付加価値の高い方へシフトした。製薬メーガごとにオリジナルで作り込んでいたデータ管理システムを暗号システムを組み込んだオリジナル画像データ保管機能のある高性能パッケージ化してしまったのである。費用は削らず、人も減らさず、合弁会社は黒字になった。有能な社員が6~7人いたからだろう。具体的なプランを語り、彼らの力を引き出すだけでよかった。
 大手海外製薬メーカは全部お付き合いがあったし、国内の製薬メーカもほとんどが取引先だった。
 大型新薬は単一商品で年間千億円を超える売上のものがある。日本は薬の市場としえは世界第2位だろう。製薬メーカはこの20年くらいで合併を繰り返したから、巨大企業20社くらいに統合された。

 日本の三大製薬メーカ:武田、アステラス、第一三共
 世界の6大製薬メーカ:ファイザー、ノバルティス、メルク、サノフィ、ロッシュ、グラクソ・スミスクライン

 アステラスというのは山之内製薬と免疫抑制剤で有名な藤澤薬品工業が合併して2005年5月にできた会社である。武田薬品工業は製薬メーカ売上世界ランキング12位で176億㌦(約1.7兆円)の売上(2011年)。売上トップのファイザーは577億㌦(5.7兆円)の売上である。世界ランキング20位以内に日本の製薬メーカ4社が入っている。

 大型新薬は年間売上高数千億円のものがある一方、その開発には臨床治験を含めて数百億円のコストがかかるが、そんなことは言ってられない、生き残りをかけて激烈な開発競争と販売競争をしている。そういう現場を見てきた。

 理化学研究所の特許権や秘密保持契約が絡むから、小保方さんは必要な情報の開示ができないだろうと#2639に書いた。STAP細胞にかかわる特許権は莫大な利益を生む可能性大である。

 #2646にあるブログの紹介投稿があった。そのブログ記事は利権という視点からSTAP細胞研究を眺めたらどういう風景が見えるのかを教えてくれている。角度を変えたら違った風景が現れるということだろう。真実であるかどうかは判断がつかないが、発生・再生科学総合研究センター副センター長の言を借りると「有力な假説」ではあるのだろう。こんな風に言っていた、「STAP現象は有力な假説です」と。
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一切報道されないSTAP細胞の裏側
http://blog.livedoor.jp/kodohkan/archives/51944343.html
by An Inconvenient Truth (2014-04-19 11:58) 
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 わたしの返信コメントも再掲する。(一部修正)
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ほほう、説得力のある論です。
おっしゃるようにSTAP細胞は数百兆円の巨大利権かもしれません。

STAP細胞からいろいろな器官や組織を創りだすことができる可能性がある。
20年もして研究が進めば、胃袋や肝臓や腎臓すら創れる可能性がある。
治療の概念が一変する。
歴史的な大発見、大発明の可能性が濃厚だ。

これでは実験ノートなど公表できるはずがない。数百兆円の特許が絡む。

理化学研究所は小保方さんを追い出し、他のチームを作ってSTAP細胞研究を継続し、自分達だけで利権を囲い込もうと画策しているのではないか?というのがブログを読んでの印象だ。

国が小保方さんを保護すべきだ。国内から有能な人材を集めて投入して特許権を守りながらSTAP細胞研究をやらせるべきだ。オリジネイターに大きな敬意を払うべきで、横取りなんてとんでもない話だ。
by ebisu (2014-04-19 12:31) 
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  STAP細胞はSTAP幹細胞へ分化し、そこからいろんな細胞や組織や器官に分化する可能性を秘めている。これが再生医療に応用されたら、どれくらいの利益を生むか予測がつかない。再生医療事態が今後どれくらいの市場規模に発展するかはまるでわからないのである。
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器官:いくつかの組織の集まりで、一定の独立した形態および特定の機能を有するもの。動物では、手・足・心臓など、植物では、根・茎・葉・花などをいう。
器官培養:生物の器官や組織片を無菌的に分離し、液体または寒天培地を用いて培養すること。
         <大辞林より引用>
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 神経組織がダメになることで起きる身体の麻痺がSTAP細胞から創った神経細胞を移植することで治療できるし、STAP細胞の培養によってとりあえずさまざまな組織がつくられ、遠い将来には臓器すらつくりうる時代が来るのかもしれない、そういう可能性を秘めているのである。笹井副センター長は器官発生研究グループをもっており、幹細胞や胎盤を含む細胞から器官への分化をコントロールする研究では国内最高権威のようだ。利権という視点からあらためて眺めてみると人材の配置の仕方に理研の狙いが如実に現れているとはいえないだろうか。
 細胞の初期化のメカニズムや細胞レベルから組織や器官への分化・発展の研究が進めば、癌や神経細胞損傷など病気や治療に関する仕組みも一部明らかになるのかもしれない。
 大衆薬のように市場規模は大きくなくても、高付加価値商品となるから売上規模が大型新薬百個分もの可能性はある。交通事故による神経損傷だけを考えても世界中で毎年どれほど起きているのか想像もつかない。
 仮にURLが書いてあるブログがいう数百兆円の10分の1だとしても、毎年数兆円の売上が望めるような画期的な大発見である可能性を秘めている。

 そういう風に事態が進展したら困るのは理化学研究所の理事や小保方さんの上司たちかもしれない。理化学研究所は独立開発研究法人の指定など要らなくなるし、政府からの補助金もまったく必要なくなる。その代わりにわずか30歳の女性研究員の前に全員がひれ伏さなければならない。
 小保方さんはユニットリーダであり、その上にはグループリーダがいて、その上に副センター長の笹井氏がいる。その上にセンター長と他に9つのセンター長、そして理事たちである。一番上がノーベル賞受賞者の野依氏だ。
 プライドの高い科学者たち全員がSTAP細胞研究が進展するにしたがって小保方さんの前にひれ伏すことになりかねない。理研の幹部たちにとってはとんでもない事態だろう。そう考えると、一連の騒動は理研幹部たちが小保方さんを上司にいただくことに対するアレルギー反応に見えてくる。30歳の女性に50を過ぎた男たちがひれ伏すのはなんともいいがたい屈辱だろうが、にこにこして発想のすごさを認めたらいいではないか。いかにも器量が小さく見えてしまう。日本の男たちはそんなに器が小さいのか?

 不思議なもので、利権という視点で2月からのドタバタ騒動をみたら、理化学研究所は小保方さんを外してSTAP細胞研究を継続したいというように見えてくる
 研究チームから彼女を外し、nature論文を撤回させてしまえば、あとは発見者の小保方さん抜きで自分たちでSTAP細胞研究を独占できる。すべてがうまくいったら、理化学研究所は特許権に守られて50年間膨大な収益が期待できる。自分達の地位は脅かされずに世界中の製薬企業へライセンス生産させて、巨大な再生医療センター事業になる現実的な可能性がいまここにあるということだ。
 でも、マネジメントやガバナンスに大きな問題のあることがハッキリしたから、そんな事業化を理化学研究所が首尾よくできるわけがないと思うのはわたしだけだろうか?

 再生医療専用の国立研究所を一つ創って必要な予算を確保し、そこで自由に研究させてやればいい。成長路線とか科学立国というなら、それくらいのことは軽々とやるべきだろう。
 日本の科学の欠点は大きな発想のものが数少ないことではなかったのか。そうだとすると絶対数が激減していく若い人たちのパワーをどうやって上手に引き出すかにこの国の命運がかかっているのではないか?なにをうろたえている。

――< 関連記事 >――

*#2646 STASP細胞狂想曲(1): 笹井芳樹氏の弁明  Apr. 17, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-17

 #2644 Obokata says STAP cell discovery not fabrication Apr. 14, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-15

 #2639 STAP細胞報道‐2 : 「200回作製した」 Apr. 11, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-10-1

 #2638 STAP細胞報道:未熟で何が悪い&ポスドクの悲哀  Apr. 10, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-10

 #2581 世紀の大発明 STAP細胞: Cell reprogramming advances (ジャパンタイムズより)  Feb. 2, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-02


<追記:平成28年6月18日> #3331から抜粋引用
 NHKと毎日新聞の女性記者があれだけ大々的に叩いたSTAP細胞はハーバード大学が特許申請をした。しかし、これも報道がなされない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15184.html
 理研もあれだけ否定しておきながら、特許申請を取り下げない。ドイツのハイデルベルグ大学研究グループがSTAP細胞を確認したという事実も報道されない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html
 STAP細胞は再生医療で数兆円規模の医薬品開発が可能な分野である。弊ブログで、以前その点に関する疑問を取り上げたことがある。STAP細胞の特許が成立すれば、理研は今後50年間国の補助金なしにやっていける。だから利権をめぐって理研内部に大きな疑惑があるが、これもマスコミは追求しない。
 NHKと毎日新聞の女性記者があれだけ大々的に叩いたSTAP細胞はハーバード大学が特許申請をした。しかし、これも報道がなされない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15184.html

 理研もあれだけ否定しておきながら、特許申請を取り下げない。ドイツのハイデルベルグ大学研究グループがSTAP細胞を確認したという事実も報道されない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html

 STAP細胞は再生医療で数兆円規模の医薬品開発が可能な分野である。弊ブログで、以前その点に関する疑問を取り上げたことがある。STAP細胞の特許が成立すれば、理研は今後50年間国の補助金なしにやっていける。だから利権をめぐって理研内部に大きな疑惑があるが、これもマスコミは追求しない。




 NHKと毎日新聞の女性記者があれだけ大々的に叩いたSTAP細胞はハーバード大学が特許申請をした。しかし、これも報道がなされない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15184.html
 理研もあれだけ否定しておきながら、特許申請を取り下げない。ドイツのハイデルベルグ大学研究グループがSTAP細胞を確認したという事実も報道されない。
*http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081.html
 STAP細胞は再生医療で数兆円規模の医薬品開発が可能な分野である。弊ブログで、以前その点に関する疑問を取り上げたことがある。STAP細胞の特許が成立すれば、理研は今後50年間国の補助金なしにやっていける。だから利権をめぐって理研内部に大きな疑惑があるが、これもマスコミは追求しない。





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