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#2500 中学1・2年生 11/7 学力テストの結果  Nov. 17, 2013 [64. 教育問題]

 11月7日に中学1・2年生対象に文協(北海道教育文化協会)学力テストが行われた。市街化地域のある中学校の得点通知票が手に入ったので、結果を眺めてみたい。

 < 1年生 >
 ニムオロ塾は個別指導だから人数は1クラス10人以下。二人だけ学年順位が上がらなかった生徒がいるが、一人は上がりようのない位置にいる。あとの生徒は学年順位が上がって喜んでいた。勉強すれば学年順位は上がる。受験者は47名。1年生は2クラス。市街化地域の学校はほとんどが学年当たり2クラスだ。

1年合計人数45
 人数%累計
400 over36.7% 
350 over613.3%20.0%
200 under48.9% 
150 under48.9%17.8%
average280.6
median281~300

 400点以上は一人のみで6.7%、7割以上の得点層は9人で20.0%である。1科目平均30点以下は高校なら赤点であるが4人(8.9%)いる。1科目平均40点以下は8人(17.8%)である。
 400点以上が9人(20%)ほしい、10年前はそうだった。


< 2年生 >
 この学校で今回の受験者数は47人、2クラスである。市街化地域の中学校でさえ、1クラス25人以下。とっくに30人学級は実現しているが、学力テストの平均点は下がり続けている。だから、教員の人数を増員しても学力は上がらないということ。家庭学習習慣をシツケることと、先生の授業スキルを上げること、授業の進捗管理の三点が課題だろう
 成績下位層の10人に週に2度ブカツを休ませて2ヶ月ほど放課後補習をするだけでも平均的な学力水準は上げられる。

2年合計人数47
 人数%累計
400 over12.1% 
350 over612.8%14.9%
200 under48.5% 
150 under612.8%21.3%
average268.9
median261~280

 2年生は全員ブカツをやっているが前回学力テストよりも全員が学年順位を上げている。
 しかし、学年全体で見ると400点超がたった一人しかいない。この十年間で学力上位層(400点超)の生徒がほとんど「絶滅」しかかっている。これが根室の中学生の学力の現実である

 ふるさとの未来を担う子供たちが低学力化している、市議会文教厚生常任委員会は学力問題に関心があるのだろうか?ぜひ関心をもってもらいたい。学校の問題とりわけ学力問題は学校や教育行政だけでは解決がむずかしいようにみえる。学校長次第で結果が出せるし、出した学校も根室管内にはある。厚床小学校がこの数年間そういう実績を挙げたのではなかったか?他にも郡部校にそうした事例があるかもしれない。

 小欲知足、けっして浮利を追い求めてはならぬ
 仕事は正直に誠実に、そして渾身の力でやるべし




*#2499 個別指導と戦略思考 Nov. 17, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17

 #2498 中学校 英語授業進捗管理の実態 Nov. 16, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-16-3

 #2494 (2) 根室管内版解説 : RC-2, RC-3 <例証:データの限界>  Nov. 14, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-14

 #2492 (1) 根室管内版解説 : RC-1と偏差値 難易度の高い問題を授業でやるべし  Nov. 13, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-12


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コメント 2

ZAPPER

上位層の枯渇。極めて深刻な問題です。釧路・根室くんだりの400点(8割得点)得点などは、大都会ではごくごく「普通」のレベルにすら過ぎません。できるというレベルではなく、勉強をそこそこまじめにやっているという程度の認識です。

ebisuさんがご指摘なさっているように、本来はその層が2割程度はなければなりません。2:6:2の法則に従い、上中下もまた自然にそうした分布になるはずですから。

でもそうはなっていません。それは「まとも」に機能していないから。学校がまともに機能していない。授業がまともに機能していない。家庭も保護者もまともに機能していない。でも改善は実に簡単だと思います。

ebisuさんご指摘の以下の三点、まったくもって同感であります。三権分立ならぬ三者の役割分担の強化。でもそれって、管理強化などにはつながりませんよ。ええ、本来業務に専念できるわけですから。

 家庭学習習慣をシツケること。(親の仕事)
 先生の授業スキルを上げること。(教師の仕事)
 授業の進捗管理の三点。(学校の仕事)
by ZAPPER (2013-11-18 15:35) 

ebisu

10年間のスパンで見るとびっくりするほどの学力低下。とくに上位層がすっぽり抜けてしまっています。

>上位層の枯渇。極めて深刻な問題です

北海道の中学校の学力テスト400点の成績の生徒は、高校で全国模試を受けるとせいぜい45~48くらいで、全国平均にすら届かないでしょうね。そういうレベルですら、学年に1~3人。
市街化地域の3校を合わせても1学年10人いません。10年前の4分の1以下です。

これから、根室高校生の大学進学実績に深刻な影響が出てきます。
これだけ子ども達の学力低下が進んでしまっていますから、20年後、30年後の地元経済には現在よりもっと深刻な影響が出るでしょう。
後で嘆いてもおそいのです、いまやるべきことをやらなければいけません。

教育行政、根室市議会、市長、学校の先生たち、親、それぞれがやるべきことをやることで、ふるさとの町の崩壊を食い止められます。なにもしなかればなるようになるだけ。
by ebisu (2013-11-18 23:21) 

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