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#3608 秋刀魚はどこへ?& 雨の根室市議選 Sep. 10, 2017 [根室の話題]

  秋刀魚を送りたいので魚屋さんへ行ったが、甘露煮の用のジャミ秋刀魚しかない。70g/尾くらいしかないのではないか?8尾ほどがパック詰めされて200円弱だった。昆布やシイタケを入れて骨まで柔らかく煮つけるととても美味しい。脂のない小さな秋刀魚のほうが脂焼けしないので冷凍保存しても変質が少ない。
  今年は、魚屋さんへ行っても大きな秋刀魚のないことが多い。大きいと言っても、数年前までは180g/尾以上ののものを送りに使っていたが、いまは150g/尾あれば大きい。それもなかなか入らず、待っているうちにシーズンが終わる。送りのタイミングが難しいのである。せっかく送るのだから脂の乗った大きなものを焼いて食べてもらいたいと思う。

  秋刀魚は大衆魚だから、酒は大吟醸酒ではなく、北の勝「大海」が相性がいい。コマイの干物には熱燗が妙にあう、どんなに高い酒よりも地酒の「大海」がしっくりくるのだ。
  そんなわけで、昨日、酒泉館で「大海」を買ってきた。しかし肴(秋刀魚)が手に入らぬ。

  こんなに小さい秋刀魚ばかりでは船主もそこで働く漁船員も収入は激減だろう。水産加工に回る秋刀魚も影響が出るのではないか。秋刀魚の資源量減少は大方の予測を上回って進行しつつあるように見える。

  根室は市議選投票日である。あさからずっと雨が降り続いている。名前だけ連呼していた候補、辻説法を繰り返していた候補者、車から降りて握手した候補者、あいさつにきて政策を語った候補者、それぞれの顔を思い浮かべながら、自分の損得を度外視して故郷のために頑張ってもらいたいという思いを込め、午前中に投票を済ませた。
 
  候補者20名中18名が市議になる。市民の声に耳を傾け、期待に応える市議となったもらいたい。

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#3607 同期音読トレーニング Sep. 6, 2017 [日本語音読トレーニング]

  日本語音読トレーニングについては弊ブログで何度も取り上げてきた。それは「読み・書き・そろばん」のうち、一番重要な技能で、学力全般に大きく影響するからだ。

 中学生に週に一度、良質のテクストを選び音読トレーニングそして来たが、2年前にやめた。やる気のない生徒がいると周りに迷惑だから、希望者だけを対象にやっている。授業料はいただいていないが、長期的に学力を向上させるという観点からは、一番値打ちのある授業だろう。生徒が殺到しないのが不思議だ。首都圏なら行列ができる。

 そういうわけで月に2度1時間半の音読トレーニング授業を希望者を対象にやっている。
 第一と第三水曜日の夜の授業である。現在は中2と中3の生徒二人が一緒の授業、もう一人中3がいるがもう4年間もやっているのでスキルに差がありすぎるから、その生徒は別指導、『福翁自伝』を読み始めた。

 授業が始まって、読みだしたら、ぼそぼそ滑舌が悪いので、早口言葉をわたしが言い、それを5回復唱させた。二人とも口の筋肉をあまり使わないでしゃべる癖がついている。もちろん英文音読にも影響している。
 早口言葉、覚えているだろうか?

◆生麦生米生卵
◆赤巻紙青巻紙黄巻紙
◆京の生鱈奈良生まな鰹
◆隣の客はよく柿食う客だ
◆竹屋に丈高い竹立てかけた
◆特許許可する東京特許許可局
◆坊主が屏風に坊主の上手な絵を描いた
◆小米の生噛み小米の生噛みこん小米の小生噛み
◆蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ
  『声に出して読みたい日本語』p.66


 音読はぼそぼそやったら伝わらない。普段よりもずっと口を動かして読むべし。
 この二人に使っている音読テクスト、斎藤隆著『語彙力こそが教養である』、の中に名作からの引用が随所にでてくる。その部分の読みが初見ではまるでできない。意味や情景が脳内にイメージできていないから棒読みになる。名作は、中学生や高校生が日常会話でまったく使わないは語彙がふんだんに出てくるので、先読みができない。意味が分かっていないから、「試行錯誤読み」になる。文節の塊すら、ひらがなが続くとどこで線引きしていいのかわからなくなり、たびたび途方に暮れている。
 ひとりは野球、もう一人はピアノが上手だ。キャッチボールだって相手のどこにどういう軌跡でボールがとどくかイメージして投げる。バッティングだったそうだ。イメージ通りに球が来てイメージ通りに球が打てたらそりゃ気分がよい。ピアノが上手な生徒はいまモーツアルトのピアノソナタを弾いているが新しい曲でまだうまく弾けないという。ピアノ演奏は楽譜をなぞるだけではないだろう、曲に対する自分の解釈やイメージを載せてこそ、聴く者のこころを震わせることができるのではないのか。音読も同じで、具体的なイメージをつかみながらあるいは先読みしてしっかり意味をつかんで読むのと、そうではないのとでは雲泥の差がうまれる。
 小説の一シーンを読む場合には、そのシーンが脳内に明確なイメージとしてないと聞き手に伝わらない言語というものは、発話者の脳内のイメージを仮託したものだから、言葉からイメージを紡いで読まないと説得力のある読み方ができない。あとで2つばかり例を挙げるが、生徒に読ませた後に読んで聞かせて、同じように読ませる。同じところを5回も読めば情景がありありと浮かぶような読み方になる。今日は166-190ページまで読んだ。最後の30分間は、読めなかった漢字の書き取り練習をさせた。語彙力拡張には「読み」「書き」の両方が必要だ。
 あと2回でこの本の音読トレーニングは終了する。次に予定しているのは同じ著者の『日本人は何を考えてきたのか』(祥伝社 平成28年3月刊)。

 最後の5ページほどは、同期音読を試みた。わたしが読むのと同時に息を合わせて生徒二人が読む。ときどき三人の読みが同期する瞬間がある、息がピタッと合い読みが一つになる。50年前の金刀比羅神社例大祭で水産加工場の男工さんたちの金棒演技はぴたっと音があっていた。30人ほどの金棒隊のカシャンカシャンという音が一つになって聞こえる。腕力のある者たちがトレーニングを積み重ねて技を磨いて到達できる技。同期音読もあれと同じ。集団パフォーマンスは、メンバーたちに同じレベルのスキルを要求する。
 息が続かないところや間の取り方が合わないところは、戻って三回でも五回でも、ぴったり同期するまで一緒に読ませる

 音読を通して、言葉から意味やイメージを紡ぐトレーニングをしている。Hirosukeさんのイメージ音読や「後志のおじさん」の「同調音読30回」がヒントになって日本語音読にこういう方法の導入を思いついたのだろう。今日試してわかったことだが、同期音読は生徒たちの音読スキルを大きく上げる効果があるようだebisuの読みに同期しようと必死になって喰らいついてくるから、集中力がアップし同期頻度が上がってくる

 日本語音読が標準的な生徒の2倍の速度でできるようになれば、深さは2倍以上になるから、普通の生徒の1/4以下の時間で日本語テクストを精確に読みこなせるようになる
 大量の情報を短時間でインプットできるメリットは限りなく大きい。国語の点数がよくなるだけでなく、社会も理科も、教科書を音読しただけで意味を深くとらえて予習できるようになる

 それでは、二つだけ名作からの引用を転載する。声に出して読んでもらいたい。
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 火は別にとらぬから此方(こち)へ寄るがよい、と云いながら重(おもた)げに鉄瓶を摂り下(おろ)して、属輩(めした)にも如才なく愛嬌を汲んで与(や)る桜湯一杯、心に花のある待遇(あしらい)は口に言葉の仇繁(あだしげ)きより懐かしきに、悪い請求(たのみ)をさへすらりと聴いて呉れし上、胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)の如く仕做(しな)されては、...
 幸田露伴『五重塔』から、『語彙力こそが教養である』p.164
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 隴西(ろうさい)の李徴(りちょう)は博学才穎(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎傍(こぼう)に連ね、ついで江南尉(こうなんい)に補せられたが、性、狷介(けんかい)、水から恃(たの)むところ頗(すこぶ)る厚く、賤吏(せんり)に甘んずるを潔しとしなかった。
 中島敦『山月記』 p.174
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 ルビ(振り仮名)が煩わしいだろうが、本をよほど読む人でなければルビなしには判読しずらいだろう。幸田露伴は和語に漢字を宛てるのが上手だ。この時代の小説家は自由自在に漢字を使う。漢文の素養のなせる業だ。
  大和言葉と漢字への置き換えの二重奏で情景が読み取りやすい。読み手の脳内に言葉が具体的イメージとなっていなければ、棒読みとなり場面が聴き手に伝わらぬ。
 中島敦の文は、漢文調だから、それらしいきりっとした読み方で音読してもらいたい。

 生徒二人は今日から同期音読トレーニングを始めた。身についた音読の技は、高校生になってからこの二人の学力をさらに大きく伸ばすだろう


<余談:もう一人>
 もう一人、中3の希望者がいて音読トレーニングを始めて4年になる。福沢諭吉『福翁自伝』を読み始めたが、明治期の著作だから中3には語彙難易度が高い、いまはとても同期音読できるレベルではない。それでも200ページも読めば「腕力」がついて慣れてくるだろうから、そのあたりから同期音読を試してみる価値はある。音を上げずについてこれるか楽しみ。
 『福翁自伝』をすらすら音読できるのは団塊世代でも3%いるだろうか?そういうスキルをこれから1年かけて身につけることができたら、この生徒の学力全般はさらに一段アップする。受験の範囲をとっくに超えている。ニムオロ塾は「受験勉強」(問題を解くテクニック)だけを教えているのではない、好奇心を育み、視野を広げ、学力の土台づくりに腐心している。だから良質の日本語テクストを選んで音読トレーニング授業をしている学力の土台を強化するには必要なアイテムだから。数学も英語もそういう方針の下に教えている。
 この生徒、中1から中3のいままで、定期テストと学力テスト五科目合計点で学年トップを走り続けている。最難関大学医学部受験をしたいからだ。理系国立大学受験生は国語に弱点をもっている者が多い。それを克服するために4年前から音読トレーニングをやっている。
 長期戦略がないと最難関大学医学部受験はおぼつかぬ。地域医療を支える人材を育てるには理想的には小4から9年間の期間が必要だ。根室からでもチャレンジできるのである。小中高と一貫して教える塾はニムオロ塾だけではない、個別指導で受け入れ可能かどうか聞いてみたらいい。

 全国のお医者さんたち、子供が小4になったら、市立根室病院へ赴任することを考えてみないかい?とりあえず2年間住んで仕事して自然を楽しんで、肌に合わなければ戻ればいいし、いいところだなと思ったら、何年でもいたらいい。
 冬はそれほど寒くないし、雪は少ない、夏は日本一涼しい。子どもたちが勉強するには涼しいところが断然いい。
 湿原を流れる川での釣、漁船に乗って大物釣り、日本のセントアンドリュースと言われる野性味あふれる最東端のゴルフ場もあるから、お父さんもお母さんも楽しめる。車はすいているから、休日には各地の温泉巡りもしたらいい。



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#3606 市立根室病院事業会計監査に関する意見書 Sep. 5, 2017 [根室の旧弊・悪弊を取り除くために・・・]

 標記は9月5日付北海道新聞根室地域版の記事である。監査委員が初めて市立根室病院決算に意見書をつけた。道内の他市では聞いたことがないほど異例なことである。
 監査員のお二人は、故郷の未来を見据えて職務を果たした、エールを送りたい。根室で自らの信念を持ち、ダメなことをダメと言うのは「村社会」から離脱する覚悟のいること。ほとんどの人がものを言わぬし言えるようにもなっていない。オープンではなく閉鎖型社会の度合いが他の市に比べて強い根室。そういう構造が長い間町の活性化の障害となっている。こういう人たちが数人出てくれば、根室の町も変わるのかもしれぬ。ふるさとの未来に規模の光を見た。市民の意見を素直に代弁した監査意見書が現れた。
 もうすぐ(9/10投票日)、新しい市議会議員が決まるが、市議の皆さんもこのお二人の監査委員を見倣い、故郷の未来を見据えて、己の職務に忠実な仕事をしてもらいたい。

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市立根室病院事業会計
  「改善の道筋を」
  多額の繰り入れ 監査委員が意見書

【根室】市監査委員は2016年度の各決算に対する意見書を市に提出した。市立根室病院の病院事業会計決算について、一般会計から多額な持ち出した続いていることから「早期に改善の道筋をつける必要がある」と指摘した。
 意見書は中本明代表監査委員と波多雄志監査委員が1日に市役所で長谷川俊輔市長に手渡した。
 一般会計では、ロシア海域サケ・マス流し網漁禁止の影響が出ている中で魚価高により漁業所得が好調で市税収入が増えたことや、ふるさと納税が「貴重な財源となっている」と指摘。ただ、経済低迷や人口減少で今後の市税増加は期待できないとして「健全な財政運営、産業振興、雇用創出が不可欠」と注文した
 公営企業会計は、港湾整備、水道、下水道の各事業会計が黒字決算となったが、病院事業会計は一般会計から16億3842万円(15年度1億9442万円増)を繰り入れながら、2501万円の赤字。意見書は「患者数は増え医業収益は増えているが、依然として給与費や材料費などの経費をまかなうことができていない」と分析し、「住民のニーズに応えながら見直しを徹底して一般会計からの繰り入れ削減を図り、将来にわたり基幹病院の役割を果たすことを望む」とした。
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 監査代表委員の中本は根室高校同期である。大地みらい信金専務理事を退職後、根室市の監査委員を引き受けた。その際に私は、大地みらい信金が根室市の取引業者であるから、監査委員にはふさわしくないと弊ブログで原則論を書いた。監査人が「独立不羈(ふき)の第三者」であるべきだということは、どの監査論の本にも書いてある基本ルール、取引業者の元専務理事はその基本ルールに抵触する。
 その点の問題が解消されたとは思わぬが、中本はちゃんと仕事をしてくれた「独立不羈の第三者」として言うべき意見を述べた、根室人にも気骨のある者がいてうれしい。
 数か月前に、小学校の恩師である鶴木先生の葬儀の際に彼が葬儀委員長をやってくれた。情のある弔辞を述べてくれたので、ありがとうと声をかけると、にこやかに受けた。その時に器の大きさを感じた。高校時代はまったく付き合いがなかったと思うが、同じ樹に咲いた「同期の桜」。高校の担任の勧めに従い学校推薦をもらって日銀釧路支店に就職していたら、同じ金融界で仕事をしていたかもしれぬ。

<余談:独立不羈の第三者>
 わたしがこの用語を知ったのは高校2年、16歳の時のこと。当時、中央経済社から公認会計士2次試験講座シリーズが発売された。中学生の時に公認会計士になると決めていたので、受験勉強を始めるので買ってほしいとおふくろに告げると、二つ返事で買ってくれた。全部で7冊、シリーズになっていたので毎月届いた。その中に監査論があり、「独立不羈の第三者」という言葉を見つけた。そしてこの言葉がが神々しく見えたのである。言葉には魔力がある。
 当時の公認会計士2次試験は7科目で、簿記論、財務諸表論、原価計算論、経済学、経営学、監査論、商法。もちろん2次試験講座の「経済学」は近代経済学だった。省みると知識のバランスを自然にとる性質(たち)だったようで、このころ、マルクス『資本論』やヘーゲル、ニーチェなどの哲学書も読み始めていた。会計学もするどく学説が対立していた黒沢清先生と沼田嘉穂先生の本の両方を読んだ。高校の三年間は知的早熟の季節の真っただ中。


*#3604 市立根室病院の赤字額はなぜ17億円に膨らんだままなのか Sep. 3, 2017
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2017-09-03


 #3570 中標津町立病院は年間15.2億円の赤字: 根室は? July 22, 2017

http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2017-07-22-1

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#3605 風と戯れる:最大風速22m/秒下のサイクリング Sep. 3, 2017 [サイクリング]

 2時ころに航空自衛隊分頓地周辺の道路を走ってみた。建物が切れたところに入ると、突風が吹いてくる。ハンドルが持って行かれて蛇行する。傍を車が通ると危険だ。風が横から吹いて来たら風上側のハンドルにちょっと力を入れると車体が風上側に倒れ、車は蛇行せずにまっすぐに走る、なるほどこうすればいいとわかった。無限ループ走行の重心移動トレーニングが強風下でも役立つ。
 角をつ立つ曲がって逆風になったら、ブレーキをかけたかのように速度が10km/hほどに落ちてしまう。

 2時の風速は14.8m/sだった。北北西の風、時速50㎞ほどだ。牧ノ内T字路コースなら車がほとんど通らないから、風と戯れてみる。どの程度の風なら危険がないか、突風が吹いても対処ができるかやってみなければわからない。
 市営球場で野球をやっていたようだが、強風なので中止したのかそれともちょうど終わったところだったのか、片づけ始めていた。
 牧ノ内T字路コースは両側に林のある部分が多く、風を遮ってくれる。それが切れるのは4か所ある。根室高校から青少年センターまでのところ、自衛隊のサイトをすぎたところ、牧ノ内ダムへの分岐点の手前、T字路手前の1㎞ほどは林がない。林が切れるところは強風を覚悟して突っ込む。時速30㎞だと横から強い突風が吹くと危険を感じた、ハンドルを抑えきる筋力がない。25㎞なら現在の筋力でも車体は安全にコントロールできることが確認できた。
 オホーツク海側から太平洋へと抜ける北北西の風だから、行きは左側から風が吹き、車体は右側に流されることがあるが、それも左側のハンドルにちょっと力を入れて車体を左へ傾け重心移動をするだけでロードバイクはまっすぐ走る。フレ幅は50㎝くらいだ。復路が危ない。あまり路肩に近いほうを走っていると、突風に流されて道路脇の溝に突っ込みかねないから、小さなサイドミラーを確認しながら車線の中央付近を走る。車が来たら路肩のほうへよける。
 戻ってくる途中で、大きめのバックパックを担いで走っているサイクラーとすれ違った。あのバックパックに横風が当たるとハンドル操作が難しいはずだが、よほど自信があるのだろう。すごい奴がいるものだと感心した。慣れたサイクラーは荷物は車体に括り付ける。背負っての運転は疲れるからだ。

 強風下での走り方がだいぶ分かった。向かい風の時は無理せずにギアをまめに切り替える。シフトレバーがフレーム(ダウンチューブ)に取り付けてあるので、操作するときに片手運転になるが、このときに左側から突風が吹いたらハンドルの揺れを制御できない。時速30㎞なら制御できずに転倒しそうだ。だから切り替えるときは25㎞以下に速度を落とす。安全が最優先だ。

 気象庁のデータでは今日の最大風速は13時1分の22.4m/秒時速80㎞である。原野はオホーツク海からの北風が強かった。分屯地のL字コースは西へ向かう道路が強風にさらされ、危うくハンドルコントロールを失いそうになることがあった。走り方がわかればあれくらいの風は大丈夫だ。

 ロードバイク:今日の走行距離19㎞ 今週51㎞ 累計走行距離3401㎞
 

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#3604 市立根室病院の赤字額はなぜ17億円に膨らんだままなのか Sep. 3, 2017 [地域医療問題]

 荒川正憲氏が院長に就任したのが2007年、旭川医大の引き上げで常勤医が6名まで減少した時期であった。獅子奮迅の働きで根室の地域医療を支えてくれた。
 20010年1月1日、正月の突然の院長交代、東浦氏が院長に就任、現在に至る。病院は経営形態が変わり、2年前から指定管理者制度へ変更。

 赤字額が11億円を超えるようになったのは、2008年からである。2011年には13億円に膨らみ、2012年から17億円台に跳ね上がっている。赤字額の推移は弊ブログ記事#2296「地域医療対話(4)」に載っている。

*#2296 地域医療対話(4): 経営の問題点がよくわかる一覧表  May. 13, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-12-3

 2004年の臨床研修医制度の変更で大学病院は本院の医師不足をきたし、地方の病院から医師の引き上げをやった。2007年3月末での旭川医大の撤退はそういう背景のもとになされた。釧路医師会病院も2009年ころ旭川医大の医師引き上げで閉院を余儀なくされた。制度改正、つまり国策により地方の病院は深刻な常勤医不足を起こしたのである。
 もう一つ指摘しなければならないことがある。国立大学の独立行政法人化と、それに続く公立大学の独立行政法人化による影響である。独立採算となった大学医学部や医科大学は、収入を増やさなければならなくなった。ではどうしたのだろう?

 病院の建て替えをしてから決算書を見ていないので、仮定の話をしてみたい。
 常勤医一人を雇うのに人件費はおおよそ2500万円、その常勤医一人分を大学からの日単位での派遣医師で充当しようとすると、おおよそ8500万円かかる。大学は常勤医を派遣するよりも、日単位での派遣医で繰り回した方が収入が増える仕組みになっている。仮に常勤医10名分を市立根室病院が日単位での派遣医で賄おうとすると、8.5億円-2.5億円=6億円 コストアップする。
 (基礎データは弊ブログ#2287をご覧ください)

 独立行政法人化した大学医学部や医科大学にとっては、便利で手っ取り早い収入増である。単なる仮説にすぎぬが、論拠のある仮説であるから、市議会関係者は検証してみたらいい。

 冷静に数字を見ると、17億円の赤字の内8億円ほどは国からの補助金で補填されるから、根室市の持ち出しは残りの部分である。つまり、国から補填される8億円が根室市を経由して、医師派遣をしてくれている大学医学部や医科大学へ渡るという構図ができあがっている。
 独立行政法人化によって引き起こされたのだから、これも「国策」と言っていいだろう。こんなことなら、独立行政法人化などやらずに、今まで通り大学へ直接補助金を交付したほうがいいのではないか?

 年額で4億円赤字額を減らせたら、10年で40億円の財源が出てくる。年間赤字額が17億円のままで構わないなら何もせずともよい。だが、減らしたいなら、常勤医を増やすことが有効な対策になるのではないか?無理にやれば派遣元の大学とトラブルになりかねないから、そこは理解と納得ずくで穏やかに進めればよい。
 根室市役所のホームページや病院のホームページで、診療科名と医師数、給与条件を明示して全国募集するという手がある。
 30-40歳代の医師にとっては年収2500万円は魅力だろう。都会では勤務医の年収はそんなに高くはない。問題は子どもの教育だろうから具体的な解決法を考えたらいい。
 根室の子どもたちだって、毎年1~2人くらいは国立大学医学部へ進学できるような能力の生徒がいるが、育てそこなっているだけ。両方合わせて解決する方法を考えてあげたらいい。

 市議会議員選挙投票日は9月10日である。地域医療や地域の未来に関わる子どもたちの教育に関心をもって発言してきた市議は誰か、普段の活動をよく思い出して投票したいものだ。いままで関心がなかったなら、これからどう取り組んでくれるかを問いたい。真剣にやったら、片手間にはやれないよ。釧路市議会議員の月田さん(3月まで釧路市議会議長)や金安潤子議員、寺子屋で公務員アォード賞を受賞した大越議員の三人のお付き合いのある釧路市議会議員を見ていると市議の仕事は片手間になんかできっこないということがよくわかる。、
 現役引退が数名、新人が4名だったかな、ほとんどの市議がそのまま再任される。巷で言われているように18名の市議定数が大きすぎるのかも。ハードルが低くても若い人が出てこないのはどうしてだろう。
 選挙後に市議定数に関する議論が市議会でなされることを望む。
 妥当な数は?
 ①12名ぐらいはいかが?
   競争原理が働いて、市民の意見を拾わざるを得なくなる。
   ②無報酬=ボランティアで30名という案も検討に値するかも。土日に市議会を開くようにすれば、やれるだろう
   ③市議は満65歳になったら無報酬の名誉職、定員枠は20名。若い人が出やすくなる。

  

  #2287 「いまいる常勤医を大切にせよ」:市立根室病院の経営改善
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-07-2


#2290 地域医療対話(1)  May 10, 2013



#2291 地域医療対話(2)  May 11, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-10-1

#2295 地域医療対話(3):非常勤医が増える仕組み  May. 13, 2013






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