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東日本大震災&福島原発事故 ブログトップ
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#3132 天からの警告:東京で直下型の地震、ついで茨城沖の地震  Sep. 12, 2015 [東日本大震災&福島原発事故]

 今朝5時45分に東京湾(深さ57km)を震源域とするM5.2の地震がありました。調布市が最大震度で5弱。
 続けて11時45分には茨城県沖を震源域とするM4クラスの地震が起きました。

 首都の防災はどうなっているのでしょう。いま東京でM7クラスの直下型地震が起きたら、何も準備ができていなかったことが明らかになるのでしょう。今後30年間で70%の確率でそういう地震が起きると予測されています。

 オリンピックの前に、優先してしなければならないことが山ほどあるのではないでしょうか。
 今朝の東京直下型地震も天の警告に聞こえました。東北大震災、茨城県常総市の大水害、宮城県下での大水害、復旧に1ヶ月以上かかるでしょう。まだ暑いので衛生上の問題が大きくなりそうです。

 「これほど徴(しるし)を見せて、知らせているのに気づかないのか」

 欲に目がくらむと人間には天の声が聞こえなくなるようです。
 八百万の神々が落胆なさっています。


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#3099 内部被爆の怖さ:明日川内原発再稼動  Aug. 10, 2015 [東日本大震災&福島原発事故]

 昨日(8/9)のテレビニュースで、長崎で被爆した患者の検体(病理標本)を調べた結果、内部被爆の痕跡が見つかったと言っていた。
 写真には細胞核付近にある放射性物質からでたアルファ線の痕跡が黒い線で写っていた。どういう特殊撮影をしたかは定かではない。すぐに脳裏に浮かんだのは、福島県の36万人の子どもたちである。「健康に直接被害はない」といろんな人や政府関係者が言った、その結果避難せずにずっと居続けた子どもたちがいる。

 最近わかった研究だと思ってネットを検索したら、2009年8月7日に公表された研究調査だった。
*「内部被ばくの“証拠”撮影 長崎大研究グループ (2009/08/07)」
http://blog.livedoor.jp/ygjumi/archives/68200577.html

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長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している様子を、長崎大の七条和子助教らの研究グループが初めて撮影した。放射線を体の外側に浴びる外部被ばくと別に、粉じんなど「死の灰」による内部被ばくを裏付ける“証拠”という。

内部被ばくの実態は研究が進んでおらず、七条助教は「病理学の見地から内部被ばくの事実を証明することができた。今後、健康への影響を解明するきっかけになるかもしれない」と話している。

七条助教らは、爆心地から0・5~1キロの距離で被爆、急性症状で1945年末までに亡くなった20代~70代の被爆者7人の解剖標本を約3年間にわたり研究。

放射性物質が分解されるときに出るアルファ線が、被爆者の肺や腎臓、骨などの細胞核付近から放出され、黒い線を描いている様子の撮影に成功した。アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。
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 内部被爆は、放射性物質を体内に取り込むことで起きる。放射性の塵を吸い込むと小さいものは肺胞に吸着され、大きいものは気管支から排出されて消火器へと移行する。食べ物や飲料水からから体内へ取り込まれるものもある。
 公園の滑り台の下など特定の場所の空間放射線が高いことがテレビで何度も放送された。子どもたちはそういうところで遊んでいた。風が起きれば埃(ほこり)が舞い上がる、放射性物質の塵(ちり)を遊んでいる子どもたちが吸い込む。
 消化管へ移行した放射性物質は可溶性粒子と不溶性粒子と種類に応じて、循環器系に入っていく。そして体内の細胞に吸着して個体が死んだあともアルファ線、ベータ線、ガンマ線を出す。プルトニウムの半減期は2.3万年、セシウムは30年。セシウムは筋肉組織に沈着し、ストロンチウム(29年)は骨に沈着する。
 体内に取り込んだ放射性物質に含まれるそれぞれの原子が一回だけ放射線を出して崩壊するのだが、それがいつ起きるのかは誰にもわからない。取り込まれた原子の数が多ければ、それだけ放出放射線量も増える。

 内部被爆は放射性物質周辺の細胞核内にある染色体を傷害するから、遺伝的な異常が起きて当然だ。
*内部被爆の機序が書かれている
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/11/dl/s1112-7b.pdf

 「【原発】広島・長崎と隠された内部被曝
http://blog.goo.ne.jp/saypeace/e/e7c0c4fb14788871a6c370f4284771c1

 広島・長崎でも、奇形はたくさん出ていた、ABCCが情報を独占して隠蔽していたことと、生まれるとすぐに「始末」されて闇に葬られていたからだ。口蓋裂、兎唇(としん)、鎖肛、無脳症、多指など。東京多摩の産院(年間400人)でも年に数例の異常が、福島第一原発事故以降、月単位になったという。
 広島で生まれた奇形の写真が載っている。多くは生まれるとすぐに「処置」された。ABCCはこうした標本を多数集めて秘匿した。広島や長崎の原爆で奇形が多数出た事実はないと思っている人はクリックしてみたらいい。

*広島・長崎原爆で奇形児が少なかった理由のカラクリ

**広島の助産婦の証言 ー 原爆による奇形

***助産婦さんの証言全文
http://onodekita.com/Files/20121013okamurahisako.pdf

*****「原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)」院長の独り言
http://onodekita.sblo.jp/article/58772559.html


 次の原発事故があったときには、子どもたちをすぐに80km圏から退避させなければならない。鹿児島川内原発が明日から再稼動されるが、県が作成することになっている避難計画はまだできていない。福島第一原発事故から何も学ばなかったようだ、いつかまた繰り返される。


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#2982 女川原発ヒヤリ:岩手沖でM6.9の地震  Feb. 18, 2015 [東日本大震災&福島原発事故]

 昨日朝、NHKの「まっさん」を見ていたら、地震のテロップが流れた。それから数秒たって30秒ほど揺れた。東北巨大地震のときよりも揺れが小さく時間も四分の一。
 東北大震災のときは東京のスタジオと根室と同時に2分ほど揺れ続けたから、経験のないほど異常に大きな地震だと判断した。東京のスタジオと根室が同時に揺れ始めたので震源地は真ん中の東北沖だと推定し、すぐにブログにタイピングして「巨大津波が来るから避難しろ」と警告文をアップした。
 5分ほどして、思い直してその記事を削除した。間違いだったら流言飛語の類になると考えたのである。間違いではなかった。

 朝8時6分のM6.9の岩手沖を震源とする地震と13時46分の青森沿岸部近くを震源とするM5.4の地震があった。後のほうが陸地に近く青森県の沿岸地域の揺れ(震度5強)が大きかった。「青森県階上町で震度5強の揺れを観測したほか、岩手県普代村で震度5弱の揺れを観測」した。
 東北大震災では震度6で福島第一原発がメルトダウンしたから、女川原発が心配だった。女川や青森県六ヶ所村の再処理工場で震度6強の地震があったらどういうことになるのか、想像するだに恐ろしい
 東北大地震のような巨大地震があると、日本列島全体に歪がおおきくなり、それを解消するために内陸部を震源とする地震が起きるのだろう。直下型で浅いところを震源として地震が起きれば、その地域の震度は6を越えることがありうる。4枚の大陸プレートがぶつかり合うところに位置している火山国日本は原発事故リスクが世界一大きな国だ。

 原発事故後、福島県の小児甲状腺癌は増え続けている。84人が甲状腺癌ですでに手術済み。「平均すると福島県の子供達の
2648人に1人が小児甲状腺がん及び疑いだという」、由々しき事態ではないのか?

*「福島原発事故後の日本を生きる」
http://www.sting-wl.com/fukushima-children3.html


<小児癌関係>弊ブログ記事
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*#2618 信頼喪失:福島県立医大は医師団と学生にヨウ素剤を配布していた Mar. 16, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-16

*#2617 福島原発事故と甲状腺癌に関する新たな事実 Mar. 15, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-15-1

 #2586 福島県で小児甲状腺癌患者が7人増えて33人に Feb. 8, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07-1

*#2470 魚の放射能汚染(2) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 30, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-30

 #2467 魚の放射能汚染(1) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 29, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27

 #2420 打つ手なし:Abe offers no plan for water at Fukushima Sep. 25, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24-1

 #2415 '1,130 tons of tainted rainwater dumped at nuke plant' Sep. 20, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22

 #2413 次の原発事故のために(10):重要な問題は汚染水漏れではない Sep. 18, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-19
'Tanks, not leak, main problem at Fukushima'

 #2406 嘘か実か:「状況は管理されている東京は大丈夫」と安倍首相 (JTより) Sep.13, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
'Abe's nuke assurance to IOC questioned'

 #2387 次の原発事故のために(8):トリチウムの問題 Aug. 29, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-29
'Tepco testing tainted earth at No. 1 plant'

 #2377 次の原発事故のために(4):小児甲状腺癌18人に  Aug. 21, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

 #2325 次の原発事故のために(3):Tyroid cancer hits 12 kids in Fukushima: Jun. 8, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08

 #2324 次の原発事故のために(2) :福島県で12人が甲状腺癌 Jun. 7, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07

 #2323 次の原発事故のために(1):甲状腺癌と情報操作?:U.N. experts see no increase risk of cancer … Jun. 6, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06

 #2340 米国の現実:核廃棄物は管理不能 Jun. 25, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25

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*#1506 3号機爆発は使用済み燃料の即発臨界爆発だったという假説 May 7, 2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-07-2

*#1463 「福島第1原発3号炉はもう無い
:東京電力社員退去要請の意味」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-06

*#1462 「裸の王様:原子炉圧力容器は破損している 論より証拠、よく写真を見てごらん
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

**#1460 「原子炉圧力容器損傷か?:写真で検証」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-1

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#2834 爪のミネラル分析:福島第一原発事故後ウラニウムを含む放射性物質が増えた  Oct. 11, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

 栄養医学研究所が受託した過去14年間の爪のミネラル分析データ(6000件)をながめて、栄養医学研究所のS所長は2011年3月の原発事故以降、「ウラニウムを含む放射性物質」が顕著に増加している述べている。
 栄養医学研究所は日本の大手臨床検査センターではミネラル分析をしているところがないので、ドイツのラボに爪のミネラル分析を依頼している。
 米国の臨床栄養学者であるDr.ブッシュも、「日本人のウラニウムの検出率がこの10年前には僅か0.01%だったものが、この2年間(2011年3月以後の2年間:2013年の発言であることに注意)で37%まで急激な上昇をしている。この背景は自然界に存在するウラニウムの被ばく量をはるかに超えている」と証言している。
 爪のミネラル分析ではウラニウムを含む放射性物質が福島第一原発事故由来のものはどうかはわからない。しかし、2011年3月11日以降の検査データでそれまでにはほとんんど検出されたことのなかったウラニウムを含む放射性物質の検出が急増していることはたくさんの分析報告書が証明している。福島県下だけではなく、他の地域へのごみの搬出や処分、食物汚染、水質汚染などを通じて関東や東北六県に広がってしまったようだ。放射能汚染の拡散は防ぐことが困難である。

<体内へ取り込んでしまった放射性物質の排出方法>
 さて、体内に取り込んでしまったウラニウムやセシウムをdetox(解毒、体外排出)する方法はないのだろうか。放射性物質を排出する食べ物は確認されていないが、放射性物質による酸化ダメージを緩和する植物はたくさん存在しているようだ。
(S所長は「第T37回放射性物質から身を守る」では放射性物質を体外へ排出する食材はないと述べているが、取材に応じた音声記録*では、ウラニウムやセシウムを体外に排出する物質の一例としてフラボノイドを挙げている。しかし、放射性物質による酸化ダメージを緩和するというのが臨床栄養学の知見だろう。)
■レスベラトール(フラボノイド系、イタドリに含まれている)
■緑茶
■ゲニステイン(大豆に含まれている)
■甘草(択捉島には蝦夷甘草が群生しているところがある)
■クルクミン(ウコン(ターメリック)に含まれている。カレーの香辛料で黄色いのがそれ)
■朝鮮人参
■ミルクシッスル
■ギンコビロバ(ハーブ素材)
■ニンニク
■生姜
など種類がたくさんある。 
「放射線から身を守る自己防衛法」参照
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*http://seiko-masuoka.seesaa.net/article/257030918.html
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 納豆は大豆が原料だし、寿司には生姜がつき物だし、生姜やニンニクを薬味に使う料理の種類は多い。甘酒に生姜汁をたっぷり入れて飲むのも風邪の予防にはいいだろう。カレーは日本の定番料理の一つだ。気がついてみたら、日本人はずいぶん健康に留意した食事を古来から続けていることがわかる。日本人が伝えてきた伝統的な食材や料理を見直してみたらよい。毎日食べる料理をないがしろにせず、家族そろって手づくり料理を楽しむことも栄養分の吸収という点から大事なことなのだそうだ。コンビニやファストフードはそういう点から好ましくない。手間隙を惜しまない「スローフード」がいいのである。

 取り込んでしまった放射性物質を体外に排出する食材は発見されていないが、放射性物質による細胞の酸化ダメージを緩和する食材は広くあることがわかった。
 環境を放射性物質で汚染してしまったら、数百年から数万年の間汚染拡散が続く。だから環境を放射性物質で汚染してはならない。原子力発電所事故による放射能汚染は未来の人類の生存脅かす。
 体内に放射性物質を取り込んでしまうと、人間にできることは食材に留意して放射性物質による細胞の酸化ダメージを緩和することだけに限られている。
 臨床栄養学はなかなか役に立つ学問のようだが、日本で臨床栄養学の講座をもっている大学は皆無、大学に臨床栄養学の講座が早くできればいい。
 栄養医学研究所長のSは日本における臨床栄養学の草分けの一人である。福島第一原発事故でいまも被害に遭われている皆さんに臨床栄養学の知識が役に立つことを願っている。

<余談>
 プルトニウムを尿から体外排出するキレート剤が2種類薬事承認・発売されているが、体内の必須ミネラルを根こそぎにしかねないので、小児への投与はやめたほうがいい、そしてアダルトへの投与も欠乏する必須ミネラルを補充できるような専門知識のあるドクターの下ですべきであることが、彼のブログに書かれている。被爆後24時間以内でないと効き目がないこと述べられている。プルトニウムよりも必須ミネラルであるアルミニウム・カドミウム・鉛・ニッケル・コバルト・銅・鉄・マンガン・亜鉛をキレート(捕捉)して尿から排泄させる薬剤だという。深刻なミネラル不足という副作用をともなう薬であることを知っておきたい。
*T61回 解毒続きでもう1つだけ・・ 
http://nutmed.exblog.jp/13810347/

 ebisuは同じ会社で二つの案件で彼と一緒に仕事をしたことがある。1990年頃のことで、一つは沖縄米軍、もう一つは某大学医学部産婦人科医との共同研究、どちらも日本で初の出生前診断検査導入に関わるもので、ハッピーで有意義な仕事だった。後者はトリプルマーカの日本標準値となって結実した。トリプルマーカはあたらしい検査法方が開発されて、最近その役目を終えたようだ。白人よりも標準値が3割高かった。オリエントと白人に人種差の大きな検査だった。白人を基準にすると黒人は1割高い。だから、トリプルマーカの測定・統計解析から言える事は、白人とオリエントの人種差は白人と黒人のそれよりも大きいということになる。それ自体が研究対象になりそうな、面白い結果ではないか。学問は疑問という卵を温め続けるところから始まる。

*ブログ「臨床栄養士のひとり言」
第1302回 ウラニウム高値の人が増えている事実 
http://nutmed.exblog.jp/19296485/

第1304回 爪分析のウラニウムの数値は高いままでした  
http://nutmed.exblog.jp/19334802/

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  • [ 2011-05-11 12:12 ]


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    #2821 予測不可能だった御嶽山の噴火 Sep. 29, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

     歌にも謳われた木曾の御嶽山が噴火した。9月10日以降地震が70~80回/日に増えてから50回程度に減少していたという。この程度ではそのまま収まることが多く、結果として予知ができなかった。しかし、登山客に注意喚起すべきだったかもしれない。
     原子力規制委員会田中俊一委員長は九州の川内原発で噴火が予測できるとしているが傲慢にすぎる、やはり不可能なことではないのか。川内原発160km圏内に阿蘇山を含むカルデラが5つ存在する。地震学者は予測不可能と言い切っている。
    *http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_energy-genpatsu-sendai20140716j-02-w330

     活断層も同じことで、地震による滑りを予測することはできない。活断層は発見されていない方がはるかに多いと予想される。いつどこで直下型地震が起きても不思議でないのが日本列島だ。

     霊山として信仰されている木曾の御嶽山の突然の噴火は、天が日本人に与えた警告と受け取るべきだ。日本を広範囲の放射能汚染から守るために、ただちに原発をやめよう。

     福島県大熊町では避難指定解除された地域でも子どもへの放射能の影響が恐くて若い人たちが戻ってこない。3年半たって若い人たちは避難先で仕事を見つけて生活を始めたものも多い。過疎化と高齢化が3年間で一気に進んでしまった。
      昆虫や小動物に形態異常が増えている、そういう現実を見たら、いくら政府が安全だといっても子どもをつれて戻る気にはならないのが親心だ。
     20代続いたある農家の当主は自分の居住区が避難指定解除にならずに放射能汚染で戻ることができない。それどころか、汚染した土の中間貯蔵施設として土地を提供せざるをえない事態になっている。「(中間貯蔵施設は)だれかが犠牲にならないといけない」と苦渋に満ちた顔で団塊世代の当主が語っていた。百年たってもふるさとに戻ることはかなわない。そのような辛い現実を二度と繰り返してはいけない。

     木曾御嶽山噴火は天の啓示と受け止めよ



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    #2714 底の抜けたバケツ : 放射能汚染との戦い June 24, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

     凍土壁による地下水遮蔽の案がでたときに、素朴な疑問がわいた。底の抜けたバケツと同じではないかと。
     メルトダウンした核燃料棒が床のコンクリートを突き破って周りを放射能汚染し、さらに下の層の帯水層へ汚染水が流れ込むと考えるのは自然な発想だが、東京電力も原子力規制庁もそういうことすら考えなかったようだ。「原子力村の専門家」のいうことはまったく当てにならぬ。
     東電と原子力規制庁のどちらも当事者能力がない。

     いま福島第一原発では国費を数百億円かけて深さ26.4m長さ数キロの凍土壁工事中だが、敷地の中心部分は凍らないし、凍土壁26.4mよりも深いところを流れている地下水は相変わらず流れ続けて海へ湧き出している。26.4mより深いところへ高濃度の放射能汚染水が染み出していくのはあたりまえのことだろう。凍土壁をつくっても底の抜けたバケツ状態ではほとんど効果がないということだ。完全にやろうと思ったら、原発建屋の地下20mくらいのところに防水コンクリートで「バケツの底」を造らなければならないが、それは不可能な工事だ。
     建屋から漏れ出している高濃度汚染水も、タンクに溜め込まれた汚染水の管理も、放射能除去装置も何もかもが東京電力の手に余るようだ。どれひとつとしてまともに管理できたものがない。

     こんなテイタラクで、原子力発電を再稼動しようなんてどうかしている。事故のあとの3年3ヶ月で東京電力にも原子力規制庁にも管理能力がなかったことを証明してしまった。
     地下水の流れは人間が管理できる範囲を越えているのではないだろうか?なんでもコントロールできると考えるのは人間の傲慢が生み出す幻影であり、人智を超えた存在であるという自然に対する畏敬の念を失ったら、日本の未来はなくなるのだろう。日本文化の基層にある縄文文化にはそうした自然に対する畏敬の念と、豊かな自然との共存という智慧がある、それを無視してはいけない。

     安倍総理は「放射能汚染水は制御されている」とオリンピック招聘演説をやったが、この人の言うことには自分の都合を最優先した嘘がまじり、言葉が軽すぎる。そして言葉に自然への畏敬の念が感じられない。
     集団的自衛権を云々する前に、いま目の前にある現実の脅威(=原発事故による放射能汚染)に立ち向かえと云いたい。敵は国外ばかりではない、国民の命と財産は国内の敵に脅かされている。それは54基の原子力発電所と、未稼働の青森県六ヶ所村の再処理工場だ。東京電力と原子力規制庁そして原子力村が国民の敵である。
     美しい国日本を放射能汚染から守るには、54基の原発と再処理工場をすべて廃棄しなければならない。それはとてつもなく長い時間と困難な仕事を伴うにちがいない。

     放射能土壌汚染の除染には500兆円もかかるといわれているが、東京電力と政府がやったことは3年間でたった167億円を土壌の放射能汚染除去に投じただけ。やっても半分程度になるだけだから焼け石に水。3年たっても除染したのは千分の一にもならぬから、やる気がまったくない。そして除染費用は東京電力の再建計画に1円も見積もられていない。

      ついでだから、概略計算してみたい。除染が必要な放射能汚染範囲を半径50kmの半円、取り除く土の厚さを10cmとすると、

     50km^2*pi/2*1000^2*0.1=392,699,081m^3

     おおよそ4億立方メートルになるが、こんなに膨大な汚染土壌を処分できる土地が日本列島にあるはずがない。10mの高さに積み上げたとしたら、4000万㎡=40k㎡の用地確保が必要になる。おまけに、台風が来ても流れ出さないように千年も閉じ込めておく必要があるが、そんな技術は地球上に存在していない。
     人類にできることは原子力発電をやめることと、ウラニウムを地中から掘り出さないことの二つしかない。つきつめていうと、一人一人が欲望をコントロールするしかない。
        *** 小欲知足 ***

     北海道の泊原発もすぐに廃炉にすべきだ。事故が起きる前にやめるのが上策である。事故が起きた後では北海道電力も東京電力同様にお手上げ状態になる。

     子や孫たちに、放射能汚染のない土地と海を残そう。



    *ヤフーニュース
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000127-mai-soci【毎日】
    ------------------------------------------
    6月24日(火)21時44分配信
     ・・・東電によると、原子炉建屋周辺で地下約25メートルを流れる地下水から1リットル当たり3100~4700ベクレルのトリチウムが検出された。このまま凍結管を埋めるための穴を掘ると、汚染地下水が、海岸に設けた遮水壁より深くまで浸透し、海に流出する可能性がある。このため、あらかじめ太いパイプを埋設し、その中で穴を掘るという。・・・

    ------------------------------------------

    *http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000566-san-soci【産経】
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     これまで下部透水層の水圧が、上部透水層の水圧よりも高いため「上から下への汚染水の浸透の可能性は少ない」(東電)とされていた。だが、改めて調査した結果、下部透水層の水圧が低下していたため、汚染水が地下深くまで浸透することが判明。1~4号機海側には地中にトレンチ(地下道)が下部透水層の深さまで造られており、汚染水が地層間を貫く土壌とトレンチ側面の隙間を通って浸透したとみられ、海へ流出している可能性がある。
    ------------------------------------------

    *#2689 福島第一原発事故吉田調書の隠蔽 May 27, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-26-1

    *#2687 『日本人はなぜ特攻を選んだのか』①黄文雄著 May 26, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25-3

     #2684 福島第二原発の奇跡:特攻精神は生きていた May 25, 2014
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25

    -------------------------------------

    *#1460 「原子炉圧力容器損傷か?:写真で検証
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-1

     #1462 「裸の王様:原子炉圧力容器は破損している 論より証拠、よく写真を見てごらん 」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

     #1463 「福島第1原発3号炉はもう無い:東京電力社員退去要請の意味」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-06

     #1607 児玉龍彦国会で告発(2):(書き起こし) July 31, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

     #1611 児玉龍彦教授(3):息子さんからのエール Aug. 3, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1

     #1655 あらら、何を隠そうとしているの?:原子炉建屋にコンクリートの覆い Sep.21, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-21

     #2116 根室沖の真鯛から100Bq/kg超のセシウム検出 Nov. 4, 2012
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-11-04-1

     #2237 過剰富裕化論提唱者の福島原発事故処理構想:遺稿 Mar. 4, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-04

     #2323 次の原発事故のために(1):甲状腺癌と情報操作?:U.N. experts see no increase risk of cancer … Jun. 6, 2013
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06

     #2324 次の原発事故のために(2) :福島県で12人が甲状腺癌 Jun. 7, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07

     #2325 次の原発事故のために(3):Tyroid cancer hits 12 kids in Fukushima: Jun. 8, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08

     #2340 米国の現実:核廃棄物は管理不能 Jun. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25

     #2377 次の原発事故のために(4):小児甲状腺癌18人に  Aug. 21, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

     #2379 次の原発事故のために(5) 8000万ベクレル/ℓ 高濃度汚染水漏洩 Aug.22, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-22

     #2381 次の原発事故のために(6): 超高濃度汚染水と浄化システムALPS  Aug. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-24

     #2383 次の原発事故のために(7): 漏洩はセシウムとストロンチウム合計で30兆Bq  Aug. 26, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-27

     #2387 次の原発事故のために(8):トリチウムの問題 Aug. 29, 2013
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-29 

     #2411 さんまの放射能汚染(まとめ-2) Sep. 16, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-16-2

    #2406 嘘か実か:「状況は管理されている東京は大丈夫」と安倍首相 (JTより) Sep.13, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13






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    #2684 福島第二原発の奇跡:特攻精神は生きていた May 25, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

     報ステSUNDAYで先ほど(5/25 11時から20分間)、2011年3月11日からの数日間福島第二原発で起きたことを特集していた。こんな話ははじめて聞く、どこかで何か不都合なことがあって隠されていたのか?情報隠しは好い加減にしてもらいたい。情報が出てくるまで3年もかかっている。
     メルトダウンを防いだ増田所長と「チ-ム増田」に国民栄誉賞を贈呈したい。

     福島第二原発は福島第一原発と12kmしか離れていない、まったく同じ事象が進行中だった。片方はメルトダウンと爆発を繰り返し、片方はギリギリでメルトダウンを回避した。現場で働く人々の命を捨てた努力と適切な現場指揮があったから、メルトダウンが避けられた。福島第一原発では9割の人が現場から逃げたが、福島第二原発はそうではなかったようだ。

     中央制御室がブラックアウトし、原子炉建屋の電源もブラックアウトしてからベントの2時間前まで、決死の電源回復作業がなされていた。中央制御室が電源喪失すると原子炉にとりつけられた計器の情報を知ることができない。推量計をはじめ原子炉内部の状況を精確に知らなければ適切な対処ができないのである。
     通常だと1ヵ月かかる電源ケーブル敷設工事を、一日で成し遂げ、ベント2時間前に完了した。できるかできないかの議論をせずにとにかくやるしかないと決意した。間に合わなければ作業している人たちはベントによる高線量被爆が避けられない。そういう緊迫した環境で「チーム増田」は2mごとに並んで5cmほどの太さの重たい電源ケーブルを担いで敷いたのである。昼夜ぶっとうしの決死の作業だった。これをやらなければたくさんの地域住民が大量の放射能を浴びる、なにがなんでも止めよう、命を捨てても仕事をやり遂げようという、無茶な心意気で仕事をした人間がたくさんいた。
     6日後には30年前の原発建設工事のときに川から敷いた導水管を瓦礫の中の材料で穴を塞ぎ、原子炉冷却水に使った。これがなければ電源が回復しても原子炉の冷却はできなかった。

     これはまるで戦時中の「神風」「特攻」と同じではないか。自分の家族や郷土を守るために自分の命を平然と捨て去る決意をしてことに臨んだ男たちがいた。「チーム増田」というようだが、事情をよく知っている米国の原子力専門家から激賞されている。かれらは言っている、「メルトダウンを奇跡的に回避した福島第二原発の事例から学ぶべきだ」と、それなしに原発再稼動などありえないとも言っている。どうしてこういう情報をマスコミがいままで大々的に報道しなかったのだろう?情報統制の臭いを感じる。

     増田所長は昨年3月で定年退職している。退職日に「チーム増田」のメンバーの仕事場を回り感謝の言葉をかける姿がテレビに写っていた。増田所長はチーム増田が被爆するなら、自分も運命を共にする覚悟で指揮していただろう。困難な仕事を命じるときに、指揮官にはそれなりの覚悟が要求される、命を捨てる覚悟だ。それがなければ人は動かない。

     メルトダウンの危機が迫ったときにそれを収拾出来るのは、命を捨ててもメルトダウンを防ぐという覚悟があるかないかも不可欠な要素だということだ。
     命を捨てる覚悟の特攻精神が通常では不可能な仕事を可能にし、福島第二原発をメルトダウンの危機から救ったことは銘記しておきたい。

    --------------------------------------------
     昨年11月に出版された本を紹介したい。この本の読後感想文を今夜か明日にもアップする。5700名の特攻隊員の崇高な犠牲の上にいまがある。かられがどんな思いで死を決意し、粛々と死んでいったのかを平和な日本で暮らしているわたしたちは知る義務がある。

    日本人はなぜ特攻を選んだのか (一般書)

    日本人はなぜ特攻を選んだのか (一般書)

    • 作者: 黄 文雄
    • 出版社/メーカー: 徳間書店
    • 発売日: 2013/11/21
    • メディア: 単行本

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    #2682 小児甲状腺癌50人に: 福島第一原発事故情報隠蔽 May 22, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

     小児甲状腺癌が17人増えて50人となった。対象者は福島県の18歳未満(原発事故当時)のこども37万人であるが、ようやく30万人のチェックがすんだ。
      検討委員会は福島第一原発事故との関連を否定しているが、その論拠は二つ

    -----------------------------------
    ① 検討委の星北斗座長は、チェルノブイリ原発事故では、事故から4~5年後に子どもの甲状腺癌が増加したというデータを基に「現時点では放射線の影響はかんがえにくい」と、これまでの見解を繰り返した。
    -----------------------------------


    テレビ朝日ニュース
    http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000027208.html
    -----------------------------------
    ②・・・国は、青森県などの3県で同様の調査をしたところ、福島とほぼ同じ割合で甲状腺がんが見つかったとしています。
    -----------------------------------

     NHKのドキュメンタリー番組だったと思うが、チェルノブイリ原発事故事故では当初は検査機器がなくて検査できなかったと現地の医療関係者が証言していた。超音波検査機器が入ってきてから検査が可能となり、小児甲状腺癌患者が続出したという経緯を検討委のメンバーがだれも知らないはずがない。それゆえ①は福島原発事故と小児甲状腺癌否定の論拠とはなりえない。

     もうひとつの根拠は国の調査であるが、4000人に一人の割合で小児甲状腺癌患者が確認できたとしているが、データの公表がない。調査対象は何人で調査地域と調査人数すら公表されていない。対照データとして使えるものかどうかの判断すらできないから、これも元データを公表しない限り、福島第一原発事故と小児甲状腺癌の関係を否定する材料とはならない。
     以前のデータでは百万人に一人の割合とされていた。

     昨日(5/21)の朝日新聞が、「吉田調書」の存在とその内容をスクープした。3号原子炉爆発直前には福島第一原発の要員の9割が逃げてしまっていたというのだ。1割の人間であの困難な事態に対処したというのだから驚きだ。さらに驚いたのは、政府官邸サイドはこの調書をやほかにもたくさんある調査資料を今後も公表しないという。
     何が起きたのかを知らずにこれからの原発の安全稼動ができるはずがない。原子力規制委員長も調書を読んでいないという。あきれた、仕事のモラルハザードを起こしているこんな人が委員長、仕事に無責任すぎる。権限には責任が伴っているから、きちんとやれないなら職を辞すべきだ。「物理的な時間がない」とのたまっていたが、ならいまやっている再稼動審査をしばらくストップすればいいだけで、田中委員長は仕事の優先順位の判断を間違えている。福島第一原発で何が起きたのかも知らずに、再稼動の安全審査などできるわけがない。

     仕事は正直に誠実に渾身の力でやるべし

     政府は膨大な関係者からの聴き取り資料を隠したままだ。三号原子炉は核爆発だといわれている。だとしたら、被爆した放射線量がまるで違ってくるから、100mSV/hを超えたところが広範囲に存在するのではないか?1年間に1mSvが被爆限度だったはず。ここでも事実隠しがなされている。
      3号炉内の冷却水がなくなり、燃料棒が露出して水蒸気爆発の可能性が大きくなったときに、吉田所長はドライベントをやれば風向きが南南東だから、風下の相馬の周辺が250mSv/hの被爆地帯になることを当時の本社とのやり取りビデオの中で説明している。ドライベントはなかったが、核爆発していれば同じことで実際にそういう被爆があったのではないか。地震で水道が止まったので子連れで給水車の前に数時間並んでいた。影響がないとされる年間被爆量100mSvを20分で超えてしまう量の放射能がふりそそいだのではないか。住民も避難民も何日もそこへ居続けた。甲状腺癌の患者が出ている地域がどこなのか福島医大は地域的な分布を公表すべきだ。そういうデータがわかれば、爆発の様相もはっきりする。政府は原発再稼動をするために多くの事実を隠蔽しているといわざるをえない。

     どうやら小児甲状腺癌や遺伝子障害によって引き起こされるさまざまな病気が多発するようなレベルの放射能の放出があった可能性がある。吉田調書や他の700人余の関係者の聴き取り資料を公開したら政府や電力会社に不都合な真実が露になるのではないか?
     風評被害を防ぎたいとほんとうに思うなら隠しているデータを公表すべきだが
    この期におよんでも隠蔽を続けると菅官房長官が言い切ったのは福島県民が震撼するようなデータ、原発再稼動が不可能となるようなデータが含まれているからではないのか?


    =====================
     <弊ブログ関連記事>

     #2678 「美味しんぼ」被曝と鼻血(2): 二次被曝した医師の記録 May 18, 2014  
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-18-3

     #2676 「美味しんぼ」被曝と鼻血: 広島で二次被曝した医師の記録 May 17, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-16

     #2618 信頼喪失:福島県立医大は医師団と学生にヨウ素剤を配布していた Mar. 16, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-16

     #2617 福島原発事故と甲状腺癌に関する新たな事実 Mar. 15, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-15-1

     #2586 福島県で小児甲状腺癌患者が7人増えて33人に Feb. 8, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07-1

     #2470 魚の放射能汚染(2) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 30, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-30

     #2467 魚の放射能汚染(1) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 29, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27

     #2420 打つ手なし:Abe offers no plan for water at Fukushima Sep. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24-1

     #2415 '1,130 tons of tainted rainwater dumped at nuke plant' Sep. 20, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22

     #2413 次の原発事故のために(10):重要な問題は汚染水漏れではない Sep. 18, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-19
    'Tanks, not leak, main problem at Fukushima'

     #2406 嘘か実か:「状況は管理されている東京は大丈夫」と安倍首相 (JTより) Sep.13, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
    'Abe's nuke assurance to IOC questioned'

     #2387 次の原発事故のために(8):トリチウムの問題 Aug. 29, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-29
    'Tepco testing tainted earth at No. 1 plant'

     #2377 次の原発事故のために(4):小児甲状腺癌18人に  Aug. 21, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

     #2325 次の原発事故のために(3):Tyroid cancer hits 12 kids in Fukushima: Jun. 8, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08

     #2324 次の原発事故のために(2) :福島県で12人が甲状腺癌 Jun. 7, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07

     #2323 次の原発事故のために(1):甲状腺癌と情報操作?:U.N. experts see no increase risk of cancer … Jun. 6, 2013
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06

     #2340 米国の現実:核廃棄物は管理不能 Jun. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25

     #1748 不可解な放射能調査研究費カットとネイチャーへの投稿差し止め Nov.24, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-24

     #1512  4mの燃料棒はむき出し⇒「核燃料棒の冷却はできている」と東電  May 12, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-12

    *#1506 3号機爆発は使用済み燃料の即発臨界爆発だったという假説 May 7, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-07-2

    *#1463 「福島第1原発3号炉はもう無い:東京電力社員退去要請の意味」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-06

    *#1462 「裸の王様:原子炉圧力容器は破損している 論より証拠、よく写真を見てごらん
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

    **#1460 「原子炉圧力容器損傷か?:写真で検証」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-1

    =====================

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    #2678 「美味しんぼ」被曝と鼻血(2): 二次被曝した医師の記録 May 18, 2014  [東日本大震災&福島原発事故]

     二次被曝の初期症状に鼻血があることを2年前に弊ブログでとりあげていたので再掲する。真実を書いた『美味しんぼ』へのいわれのない批判が渦巻いている。
      石原伸晃環境大臣・原子力防災特命担当大臣の次の発言がきっかけである。
    -----------------------------------------
    石原大臣は5月9日の閣議後の記者会見で、「専門家からは福島第一原発の事故による被曝と鼻血との因果関係はないと評価が出ている。風評被害を引き起こすようなことがあってはならないと思う」と発言している。
    -----------------------------------------

    民主党が政権をとっていたときに野党だった自民党議員が二人、住民に鼻血の症例が多いことについて国会質問している。弊ブログでも取り上げたような気がするが、武田ブログからコピペして張り付ける。


     まずは弊ブログ#1556をご覧戴きたい。
    -----------------------------------------
     http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-18

     ZAPPERさんが「【東京新聞】子どもに体調異変、大量の鼻血、下痢、倦怠感、原発50キロ 福島・郡山」という記事のURLをブログに貼り付けてくれた。「福島の被曝者を看た広島出身の、自身も被曝者である肥田舜太郎医師(94歳)の講演」の内容を解説してくれている。わたしはその続編を以下に書こうと思う。

    *東京新聞記事 http://savechild.net/archives/2937.html
    **ブログ"情熱空間"「鼻血、下痢、倦怠感(福島原発事故)」

    ●YouTube 肥田舜太郎医師と福島の女性
    http://youtu.be/tCV3beH_IWI
    ●ツイッターによる自己申告の被曝症状
    :下痢、中耳炎、鼻血≒原爆の入市被ばく、チェルノブイリと共通
    http://www.sizen-kankyo.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=251809

    【広島で起きたことが福島でも起きる】
     広島で被曝治療に当たってこられた94歳の肥田医師が広島原爆投下後に(直接被爆はしなかったがその後市内に入ってきて)内部被曝した人たちの症状と同じ症状が福島県の人々に起きると予告していた被曝による症状の典型例、それは「鼻血、下痢、倦怠感」であるそれがいま福島県の子どもたちに現れつつある。原爆投下後に「入市被曝」した人たちがこういう初期症状を呈した後でたくさん死んでいくのを看取った医師の発言であるので、聞き流すわけには行かない

    【爆発が事前に分かっていたのになぜ避難措置をとらなかったのか】
     政府は冷却水が止まった時点で数時間後に原子炉が爆発することを分かっていたのだから爆発事故の起きる前に住民を避難を開始すべきだった。
     ところが1~4号機まで次々に爆発を起こした後も高濃度の放射能のチリが降り注ぐ中に政府は住民を放置した。
     「ただちに健康に被害が出るわけではない」というあのお決まりの台詞がテレビでも新聞でも政府要人や専門家によって繰り返し垂れ流された。
     枝野官房長官はあの言を繰り返すことで人でなしとなった。弁護士には二通りの種類があるようだ。職業柄、弁護人を守るために言辞を弄する技に長けた者が弁護士だが、それを世のため人のために使う者と、自分やその仲間のために(世のため人のためにならぬことを平気で)使う輩に分類できる。枝野と仙石は後者の典型的な例だ。

     さて、人の行いを「批判」するからにはそれなりの根拠を示さなければならぬ。やってみようと思う。

     内部被曝によって引き起こされる典型的な症状として肥田医師は「鼻血・下痢・倦怠感」をあげている。原爆投下後に起きた二次的な被曝が原因である。それが、肥田医師の予告どおりに始まった。
    ------------------------------------------

     次は武田邦彦ブログから、自民党国会議員の鼻血をとりあげた国会質問
    http://takedanet.com/2014/05/post_ae67.html
    ------------------------------------------
    自治体の首長は国会議員が怖い?・・・鼻血の記録「20140516810.mp3」をダウンロード

    福島県知事、大阪市長などが「美味しんぼ」に被ばくによる鼻血のことが書いてあるということで、猛烈に抗議をしましたが、下の資料の通り、原発事故の後、多くの鼻血がみられるということが国会で4人の議員が質問しています。その時に自治体の首長(福島県など)は異議を申し立てていません。
    国会議員は怖いからクレームをつけないけれど、個人や出版社などは弱いとみて攻撃する。 そんな人は民主主義における指導者ではありません。少なくとも、なぜ国会での質問には表現の自由があるけれど、個人にはないかということを言わなければならないでしょう。
    マスコミも報道する場合、「首長だから」というのではなく、もちろん国会での発言は聞いているのですから、放送や記事を書くときに「被曝と鼻血のことはすでに国会で4人の議員が追及している」とか、そのことに関する取材をして放送法第4条の規定を守らなければならないと思います。NHKも殿様ではないのです。法律に基づいた放送をしなければ受信料は払うことができません。
    また私へのバッシングも来ましたが、ネットでも「自由に発言できる」という権利とともに、「ウソを言ってはいけない」という義務もあります。ネットでの発言も良く事実を調べて発言しなければならないのは当然です。特に匿名と言う権利をさらに使う場合は、名前を出して発言するより高い道徳が必要とされます。
    資料
    参議院・東日本大震災復興特別委員会8号(平成23年12月02日)
    宍戸隆子議員
    北海道に避難している方たちといろいろ話をしまして、その中で、例えば鼻血なんですけれども、そういうような症状を訴えていたお子さんが非常に多かったです。
    国は安全だと言う。これぐらいの低線量では身体的な影響は出ないと言います。私も初めはそう思っていました。自分の娘も鼻血を出したりしたんですが、それでもそれを被曝のせいだと私は初め考えておりませんでしたし、今でも疑っているのも事実です。
    目の前で今まで出したことのないような鼻血を出している子供たちがいたら、皆さんどうしますか。偉い学者さんがどんなに安全だと言っても今起きているその事象を優先しませんか。本当に、お手元に資料配られていると思うんですが、みんな目の前で起こったことを、それを見て避難を決めている方もたくさんいらっしゃいます。
    参議員予算委員会8号 (平成24年03月14日)
    熊谷大議員(自民党)
    ある小学校の、県南の小学校の保健便りです。四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血、これ鼻血ですね、順に多くということ、これ結果で出ているんですね。
    参議員文教科学委員会3号(平成24年03月22日)
    熊谷大議員
    四月から七月二十日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名が利用しました。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血の順に多く、鼻出血というのはこれ鼻血のことですね、外科症状では擦り傷、打撲、虫刺されが順に多かったということで書いてありますが、平野大臣、この事実もう一度、どのようにお考えになりますでしょうか。
    参議員憲法審査会4号(平成24年04月25日)
    山谷えり子議員(自民党)
    井戸川町長が雑誌のインタビューでこんなことを言っていらっしゃいます。
    放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊しているのです。私は脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べられないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策もないし、明確な検査もないという。本当に重い発言だと思います。
    フランスの原発関係のジャーナリストに聞きましたら、こんなに情報公開がなくて、しかもいろいろな、沃素剤一つ取っても国、県の指示があって初めて服用できるというような、非常に不十分なままほったらかされていたと、この十三条と二十五条、幸福追求権と生存権が妨げられているのではないか。
    参議員東日本大震災復興特別委員会8号(平成24年06月14日)
    森まさこ議員(自民党)
    例えば、具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それを診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかということです。
    (国会の記録は読者からご提供いただいたものです
    ------------------------------------------


    http://iwj.co.jp/wj/open/archives/139458
    ------------------------------------------

    2014/05/12 「すべてが『実害』」 前双葉町長・井戸川克隆氏、石原環境相の「風評被害」発言を批判~岩上安身による前双葉町長・井戸川克隆氏インタビュー

    ※ 公共性に鑑み、会員以外の方へ記事・動画全編を公開中!5月20日まで!
     「石原環境大臣に、なぜ鼻血が出るのか立証して欲しい」ーー。
    週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」に掲載された漫画「美味しんぼ」で、鼻血や体調不良について言及する発言が描かれた井戸川克隆前福島県双葉町長に5月12日、岩上安身がインタビューを行なった。井戸川氏は、石原伸晃環境大臣が、鼻血と福島原発事故による被曝の因果関係を事実上否定したことに対して、強い口調で反論。「私の人権を否定している」と批判した。
     石原大臣は5月9日の閣議後の記者会見で、「専門家からは福島第一原発の事故による被曝と鼻血との因果関係はないと評価が出ている。風評被害を引き起こすようなことがあってはならないと思う」と発言している
     しかし、自民党は野党だった2012年、山谷えり子議員や森雅子議員などが、国会の場で、実際に鼻血が出るという被災者の声を取り上げ、当時の民主党政権の健康管理に関する対応を追及していた
     井戸川氏は、こうした事実を踏まえていない石原大臣の発言を問題視。「政治家たるものは、関連性、連続性の中で責任を負っていかなければいけない。その都度、回答が変わっていくのはおかしい」と批判した。「今後、石原大臣に抗議する意志はあるか」と岩上安身が聞くと、「ここまで言えば、石原大臣にも伝わって、何らかの対応を取っていただけるのではないか」と、石原大臣に向けた抗議声明とも取れるコメントを投げかけた。
     今でも日々、鼻血が出ているという井戸川氏だが、石原大臣の発言をうけて、自身のFacebookでティッシュが真っ赤に染まった写真を掲載している。鼻血を風評被害だとするバッシングに対しても、「(鼻血が)嘘だという意見について苦々しく思っていた。他人がとやかく否定したり、外部の人間がとやかく言ったりしてはいけない。実体験した人に直接話しをきいてそれから評価して欲しい」と真っ向から批判した。
     なお、「美味しんぼ」の鼻血を巡る表現について井戸川氏は、「ちゃんと書いていると思う」と評価している
    ------------------------------------------

    【結論】
    この議論は石原伸晃の負けだね。鼻血が二次被曝の典型的な症状であることすら知らなかったのだから、原子力防災特命担当大臣としての適格性がない。
     石原氏が環境大臣および原子力防災特命担当大臣としてやるべきことは、福島県の18歳未満(当時)の子どもたちにアンケートをとり、鼻血の症状があったかなかったかを調査し、公表すること。37万人全員福島医大がリストを管理しているから、すぐにでもやれることだ。
     仕事は正直に誠実に渾身の力でやるべし。仕事の権限と責任は表裏一体のものだ。



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     <投稿欄でHirosukeさんが紹介してくれた本>

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    • 発売日: 2010/12/01
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    #2676 「美味しんぼ」被曝と鼻血: 広島で二次被曝した医師の記録 May 17, 2014 [東日本大震災&福島原発事故]

     NHKが以前広島で二次被爆した医師の記録をドキュメンタリー番組で紹介していた。原爆投下時に広島にいて直接被曝したのではなく、投下後に広島に入り医療活動をして二次被曝した医師の話だった。鼻血を出し、自分が二次被曝したことを悟って、詳細な記録をノートに書きつけた。医学上も貴重な記録になっている。
     ノートも画面に映し出されていたように記憶している。いくつか検索キーを工夫してNHKの番組を調べたがヒットしない。どなたか見た人がいるだろう。
    (番組を見ながらメモを取った記憶があるので、紙切れだったかノートだったか、そのうちに見つけられたらアップする)


     「美味しんぼ」で福島取材時に主人公が鼻血をだすシーンが描かれていることへ批判が集まっているがどうかと思う。
     ネットで見つけたバッシング記事(北村隆司)の一つを挙げるから読んで私の論と比べたらいい。激しい思い込みと杜撰な議論にびっくりした。
    *「笑って済ませられない『美味しんぼ』騒動」ライブドアニュース BLOGOS 5月1日10時28分発信
    http://blogos.com/article/86516/

     石原伸晃環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)が風評被害を起こすと批判したが、NHKの番組はみていないのだろうか?責任ある立場なのだからきちんと調べて物をいってもらいたい。

    ウィキペディアで「二次被曝」で検索すると次の情報が得られる。
    ---------------------------------------------
    *http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E7%88%86%E8%80%85
    厳密にいえば、核爆発による直接の被害を受けた者は「被爆者」、直接の被害は受けず、例えば核爆発被災地に救援などのために立ち入り、そこにある核爆発に伴う残留放射能(放射線)を浴びた者は「被曝者」であるが、今日では便宜上最初の事例を「一次被爆者」、後の事例を「二次被爆者」と呼ぶことが多い。

    ・・・核兵器により人間が被爆した場合、火傷などの直接的な外傷とは別に、頭髪の脱毛、皮下出血、歯茎からの出血、鼻血、下痢や嘔吐などの急性放射線症候群や、白血病がん骨髄異形成症候群などを発症する可能性が高くなる晩発性の放射線障害が発生する。これらの放射線障害は原爆症と総称される。原爆症の認定審査は厚生労働省の原子爆弾被爆者医療分科会が行っている。日本の法律上の被爆者の定義は、原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(被爆者援護法)に規定される被爆者健康手帳を交付された者をいう。
    ---------------------------------------------

      原爆投下時の高線量被曝ではなく、そのあとで救援活動のために広島や長崎に入ってきて「入市被曝」した人は多い。鼻血は二次被曝の典型的な症状とされている。当時の被曝医師の証言もある
     メカニズムはともかく二次被曝で鼻からの出血が多数みられることは事実。老人や子どもたちのような弱い者たちに鼻血があったら、何が起きているのか不安になるのは当然だ。親たちは自分に何かがあってもそれなりの覚悟があって福島県にとどまっているが、子どもの未来に取り返しのつかないことになったらと考えると、不安になるのはあたりまえだ。
     だからといって、被曝した人全員が鼻血が出るわけではないことも当たり前のこと。インフルエンザが流行っても罹る人と罹らない人がいるのと同じだろう。数十兆分の一の放射性微粒子が鼻の粘膜に吸着して細胞を傷害し、炎症を起こして鼻血が出たのかも知れぬが、そんなもの現代最高性能の検査機器をもってしても因果関係が突き止められるわけがない。測定限界値以下でも放射性物質は身体の細胞に付着したら障害を起こすだろうし、症状は個体差があるからさまざまだ。せいぜい疫学的な研究が可能なだけだが、それをやれるのは政府だ
     広島原爆30発分もの放射能がばら撒かれたのだから、きちんと調査して調査結果を公表すればいい。福島医大や政府はチェルノブイリの60分の1という假説で、因果関係を否定しているが放出された放射能は2倍だと主張している学者もいる。何を前提条件にするかで結論はまるで違ってくる。

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     政府や東京電力の言っていたことは肝心な部分で嘘が多い。たとえば、
     メルトダウンはしていない⇒実際はしていた、公表は1年後
     情報隠しは枚挙にいとまがないほどあるから、二つだけ弊ブログで取り上げたものを示しておく。
    *#1748 不可解な放射能調査研究費カットとネイチャーへの投稿差し止め Nov.24, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-24

     #1512  4mの燃料棒はむき出し⇒「核燃料棒の冷却はできている」と東電  May 12, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-12
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     政府は甲状腺機能異常について福島県の18歳未満のこども全員の追跡調査をやっているのだから、鼻血があったかなかったかアンケートを出してその結果を公表すればいい。甲状腺異常をチェックするために、当時18歳未満のこどもについて被曝した者全員(37万人)の氏名を管理しているからできるはずだ。福島医大がリストをもっている。環境大臣がすべきこと、すなわち環境大臣の仕事はそういうことだろう
     ついでに言えば、昨年8月までに21.6万人を検査したところで33人の甲状腺癌患者の発生が確認されている。小児甲状腺癌患者の発症率は百万人に一人とされている。160倍もの小児甲状腺癌患者が発生しているが、その後の調査および調査結果についての発表がない。政府と調査研究を統括管理している福島医大ははあい変わらず、原発事故と小児甲状腺患者の多発には因果関係がないと言っている。現代最高性能の機器を並べて検査しても因果関係など科学的に証明できるはずがないことを承知で言っている。疫学的に見たら通常の発症率とは二桁も違っているのだからすでに重大なことで、子どもたちを避難させるのが当然の措置だ。いまでも空中に舞い上がる放射性物質の微粒子を子どもたちは呼吸して身体にとりこんでいる。放射性物質に関する感度は子どもは大人よりもすっと高い。放射性物質で遺伝子が傷害されたら何が起きるかは、いまではほとんどの普通科の高校生なら「生物」の教科書でよく知っている事実だ。事故後3年が経過した、情報の隠蔽やゴマカシはやめるべきだ。
    -----------------------
     ずいぶん分厚くなって高校生物教科書の内容は充実した。いま高校生が使っている教科書に眼を通してみたらいい、お父さんやお母さんが高校生だったころの2倍の厚さがある。これをきちんと読んだら、医学関係の専門書が読みやすくなる。新書版で出版されている医学関係テーマの入門書程度のものは読むのに不自由がなくなる。生徒が使っている教科書を見せてもらったら、あんまりすばらしいので2週間ほど前にツタヤで注文して手に入れた、価格は1500円前後だったような気がする。
    *東京書籍 高校生物教科書
    http://www.tokyo-shoseki.co.jp/textbook/h/4/344/
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     石原伸晃環境大臣・原子力防災特命担当大臣はさっさと自分が為すべき仕事をしたらいい。「美味しんぼ」を批判するのがあなたの仕事ではない。きちんと調査し結果を公表することがあなたの仕事だ
     韓国で政治家・官僚・さまざまな監視機関、船舶会社がそれぞれの仕事を手抜きしたり賄賂をもらったりして、大きな災害を引き起こしてしまった。
     石原大臣、あなたも自分がなすべき仕事をしなければ、韓国の政治家や官僚たちとなんら変わるところがない。権限をもっているのだからきちんと仕事をすべきだろう。
     仕事上の権限と責任は一体のもの。福島第一原発災害に関して、あなた(石原大臣)は部外者ではなく当事者ですぞ

     仕事は正直に誠実に、渾身の力でやるべし


    <5月17日追記>
     「美味しんぼ」の休載が今朝の北海道新聞朝刊に載っていた。事実を書くとバッシングを受け、出版社は休載に追い込まれる。日本人のこころも政府への信頼も地に落ちた。
     福島の子どもたちは今日も息をして放射能のチリを鼻から肺へと吸い込む、低線量被爆という言葉で片付けてほしくない。鼻の粘膜や肺胞に付着したら距離はゼロ、放射線の影響は距離の3乗に比例するなら影響は大である。子どもの放射能感受性は大人の10~100倍といわれている。弱い者たちがより被害を受ける。警鐘を鳴らして何が悪い。
     惻隠の情を失ったらそこにいるのは日本人ではない。いや、人間ですらない、畜生と変わらぬ。日本列島には人間の皮をかぶったたくさんのけだものが二足歩行している。

    惻隠:かわいそうに思うこと。あわれむこと。 『大辞林』より引用


    *参考映像「NHKスペシャル「長崎原爆 映像の証言 ~よみがえる115枚のネガ~」/デジタル技術により鮮明によみがえった被爆直後の長崎の惨状
    http://www.at-douga.com/?p=8492


    <弊ブログ関連記事>
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    *#2678 「美味しんぼ」被曝と鼻血(2): 二次被曝した医師の記録 May 18, 2014  
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-18-3

     #2618 信頼喪失:福島県立医大は医師団と学生にヨウ素剤を配布していた Mar. 16, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-16

     #2617 福島原発事故と甲状腺癌に関する新たな事実 Mar. 15, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-03-15-1

     #2586 福島県で小児甲状腺癌患者が7人増えて33人に Feb. 8, 2014 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07-1

    *#2470 魚の放射能汚染(2) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 30, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-30

     #2467 魚の放射能汚染(1) 'Experts play down fish radiation fear' Oct. 29, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-27

     #2420 打つ手なし:Abe offers no plan for water at Fukushima Sep. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-24-1

     #2415 '1,130 tons of tainted rainwater dumped at nuke plant' Sep. 20, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22

     #2413 次の原発事故のために(10):重要な問題は汚染水漏れではない Sep. 18, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-19
    'Tanks, not leak, main problem at Fukushima'

     #2406 嘘か実か:「状況は管理されている東京は大丈夫」と安倍首相 (JTより) Sep.13, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13
    'Abe's nuke assurance to IOC questioned'

     #2387 次の原発事故のために(8):トリチウムの問題 Aug. 29, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-29
    'Tepco testing tainted earth at No. 1 plant'

     #2377 次の原発事故のために(4):小児甲状腺癌18人に  Aug. 21, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

     #2325 次の原発事故のために(3):Tyroid cancer hits 12 kids in Fukushima: Jun. 8, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08

     #2324 次の原発事故のために(2) :福島県で12人が甲状腺癌 Jun. 7, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07

     #2323 次の原発事故のために(1):甲状腺癌と情報操作?:U.N. experts see no increase risk of cancer … Jun. 6, 2013
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06

     #2340 米国の現実:核廃棄物は管理不能 Jun. 25, 2013 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25

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    *#1506 3号機爆発は使用済み燃料の即発臨界爆発だったという假説 May 7, 2011 
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-07-2

    *#1463 「福島第1原発3号炉はもう無い
    :東京電力社員退去要請の意味」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-06

    *#1462 「裸の王様:原子炉圧力容器は破損している 論より証拠、よく写真を見てごらん
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

    **#1460 「原子炉圧力容器損傷か?:写真で検証」
    http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-1

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