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#2866 かつての日本人とは違う政治指導者の言葉の軽さ Nov.13, 2014 [政治に求めるもの]

  政治家の言葉はいつからこんなに軽くなったのだろう?口約束を違(たが)えたら切腹して詫びるという覚悟があった時代もある。切腹はしないまでも、一切の公職からただちに身を引くくらいの潔さを子どもたちに見せてもらいたい。さぞかし立派な道徳教育の範となるだろう。

 解散についてはまったく考えていない⇒解散のタイミングはなんら決めていない

 前者は解散するとも解散しないともいまだ決めていないという意味で、後者は解散するけど解散のタイミングはまだ決めていないと読むのだろう。これがたった一日をはさんだ同じ人の発言なのである。開いた口がふさがらぬ。

 12日の北海道新聞から・・・
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 北京での記者会見で、衆院の年内解散の可能性について「解散のタイミングはなんら決めていないと述べ、・・・
 首相は中国への出発前の9日には、記者団に「解散についてはまったく考えていない」と述べていた。
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 選挙の時には原発はできるだけ速やかに減らしていくと公約したが、選挙が終わり政権の座に帰り着くと、核燃料廃棄物の処分場もないまま、そして原発災害の際の住民の避難の具体策も提示しないまま、「再稼動」を決めている。40年を過ぎた原発には20年の耐用年数延長を認めるという。

 原発廃炉については衆議院選挙のときにできるだけ速やかに廃炉する、40年の耐用年数が来たものから順に廃炉していくと約束したのではなかったか。#2864でとりあげた英字新聞の中にそのことに言及した段落がある。最後の段落だ。解説は#2864をみてもらいたい。

Preferential treatment toward nuclear power/ (that could encourage the utilities to keep relying on it as a source of commercial electricity/, as well as policies that keep the local economies depending on the nuclear power industry/,) will run counter to the government’s pledge in its latest basic energy plan/ to reduce “as much as possible” the nation’s reliance on nuclear power, /and therefore must be avoided.


 「原発への優遇措置は政府の公約に矛盾する・・・それゆえ避けられなければならない。」

 小泉政権時の公約に「2011年度にプライマリーバランス回復」というのがあった。あれから国債は増え続けついに1030兆円になった。来年度はの予算規模は100兆円を超えるという。税収は40兆円台だろう。また史上最大の赤字国債で記録が塗り替えられる。消費税増税は財政再建や社会福祉のためだったはずが、法人税減税にも使われる。歳出のカット努力がほとんどなされていない。

 当時の民主党野田総理に国会議員の定数削減を約束すれば解散する、約束しますかと問われて「約束しますよ!」と怒鳴るように言ったはずだが、その約束も果たされていない。野党が賛成しないからという。いまなら自公だけでも可決できるのではないか?

 言葉が軽い、これでは政治に信をおけという方がムリだろう。

 道徳教育の教科化が文科省によって推し進められているが、政治指導者たちの道徳感覚は一体どうなっているのだろう?
 日本の政治指導者たちは約束を守り、誠実に仕事をする姿を子どもたちに見せてもらいたい。


*#2864 Aging nuclear power plants :老朽化する原発 Nov. 10, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-11-09-2


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#2733 <続報>集団的自衛権に抗議の焼身自殺未遂 July 13, 2014 [政治に求めるもの]

 6月29日の新宿駅南口連絡橋上でハンドマイクで聴衆に訴えガソリンをかぶって自らの身体に火をつけた事件の続報が8日の東京新聞に載っている。
 「自殺未遂」と書いては見たが、違和感がある。覚悟の上でガソリンをかぶり火をつけ、当人はいま生死の境をさまよっている。死なずとも死ぬことを覚悟で火をつけたのだから、その時点で「焼身自殺」と言うべきではないのか?自らの身体に火をつけなければ「未遂」はよくわかるが、火をつけた時点で「未遂」ではない・・・、違うだろうか? 

 10日のジャパンタイムズの記事に写真が添付されていた。鉄橋の上に昇って胡坐をかいてハンドマイクで通行人へ演説している男の姿が鮮明に写っている。写真のURLを記してあるので、そちらをクリックすれば画面いっぱいに拡大できる。

 "70年間平和だった日本がほんとうに好きでした。集団的自衛権で日本がダメになってしまう・・・"

 与謝野晶子の"君死にたまふうことなかれ"の一節を朗誦しながら歩道橋上の63歳の男は自らの身体に火をつけ落下した。新聞記事には容態は重篤な状態が続いていると書いてある。
 せめてその主張の概要だけでも伝えてやりたい。

*新聞記事の全文は以下のURLをクリックしてご覧ください。
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/323.html





http://jto.s3.amazonaws.com/wp-content/uploads/2014/07/p10-lotl-a-20140710.jpg

 この↑URLをクリックすれば写真が拡大できます。ガソリンを入れた2リットルと4リットルのペットボトルを2本右手の届くところにおいて胡坐をかいてハンドマイクで演説している姿が写っています。スーツを着てネクタイを締めています、どこにでもいそうな定年退職後のサラリーマンのような感じです。あなたの周辺にもこういうおとなしくて芯の強いタイプ人がいたのではないですか?もってきた文を読むために眼鏡を鼻の頭にちょこんと乗せています。

*この写真は以下の記事に添付されていたものです。
'Under Abe Japan reconnects with the world of harm'
http://www.japantimes.co.jp/community/2014/07/09/issues/abe-japan-reconnects-world-harm/

*7/1付けCNNの報道
http://www.cnn.co.jp/world/35050199.html
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・・・焼身自殺による抗議は、日本では非常にまれ。警察の報道官がCNNに語ったところによると、男性は公共の場で許可なく火を使ったとして軽犯罪に問われる見通しだ。

第2次世界大戦後に制定された日本国憲法は、第9条で戦争放棄を定めている。日本は主権国家として固有の自衛権を持ってはいるが、外国への武力攻撃に反撃する集団的自衛権の行使は認められないというのが、現在の解釈だ。

この解釈を変更し、集団的自衛権を使えるようにする閣議決定に向けて、与党の自民、公明両党が7月1日までに合意に達した。

安倍政権のこうした動きに対し、拙速と批判する声が上がっている。支持者らは「中国の覇権拡大に対抗する措置として戦略的に重要」との見方を示すが、国内外で「憲法第9条を変えるべきではない」との意見が根強い。

近隣諸国では安倍首相が昨年末に靖国神社を参拝したことに強く反発するなど、首相の歴史認識に懸念を示す声が目立っている。
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<与謝野晶子の詩>
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http://www.geocities.jp/sybrma/62yosanoakiko.shi.html

 あゝをとうとよ、君を泣く、
 君死にたまふことなかれ、
 末に生れし君なれば
 親のなさけはまさりしも、
 親は刃
(やいば)
をにぎらせて
 人を殺せとをしへしや、
 人を殺して死ねよとて
 二十四までをそだてしや。

 堺
(さかひ)
の街のあきびとの
 舊家
(きうか)
をほこるあるじにて
 親の名を繼ぐ君なれば、
 君死にたまふことなかれ、
 旅順の城はほろぶとも、
 ほろびずとても、何事ぞ、
 君は知らじな、あきびとの
 家のおきてに無かりけり。

 君死にたまふことなかれ、
 すめらみことは、戰ひに
 おほみづからは出でまさね、
 かたみに人の血を流し、
 獸
(けもの)
の道に死ねよとは、
 死ぬるを人のほまれとは、
 大みこゝろの深ければ
 もとよりいかで思
(おぼ)
されむ。

 あゝをとうとよ、戰ひに
 君死にたまふことなかれ、
 すぎにし秋を父ぎみに
 おくれたまへる母ぎみは、
 なげきの中に、いたましく
 わが子を召され、家を守
(も)
り、
 安
(やす)
しと聞ける大御代も
 母のしら髮はまさりぬる。

 暖簾
(のれん)
のかげに伏して泣く
 あえかにわかき新妻
(にひづま)
を、
 君わするるや、思へるや、
 十月
(とつき)
も添はでわかれたる
 少女ごころを思ひみよ、
 この世ひとりの君ならで
 あゝまた誰をたのむべき、
 君死にたまふことなかれ。



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*#2724 集団的自衛権抗議の焼身自殺:NHKとある道議の対応 July 3, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-07-03-1



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#2724 集団的自衛権抗議の焼身自殺:NHKとある道議の対応 July 3, 2014 [政治に求めるもの]

 #2720で新宿で起きた焼身自殺未遂事件をとりあげた。集団的自衛権容認へ抗議の焼身自殺を図った60歳過ぎの男あり、重体と報じられた後、続報がない。

 NHKは政治案件として一切報道していない。安倍政権はNHKの会長人事に介入し籾井氏が会長になったが、さっそく政権におべっかを使っているようだ。公共放送として受信料で成立っているNHKが現政権のやり方に抗議の焼身自殺を図った事件を報じないのは納得がいかぬ。NHKが現政権批判に関わる事件を報じなければ、それは戦前への回帰だろう。NHK放送受信料を支払うのがバカバカしくなってきた。公共放送としての立場を守れず独立性を放棄して与党の応援団に成り下がるつもりなら、NHKは国民から受信料を収受することをやめて、商業放送機関として安倍氏や与党からスポンサー料をもらうのが本筋ではないのか?

(安倍政権は原子力規制委員人事でも介入し、脱原発派の島崎邦彦氏を外し原子力村の住人である田中知東大教授(原子炉工学)を送り込むことに成功した。政権から独立しているべき組織人事に介入すること自体がどうかしているのだが、日銀総裁人事もそうだったから、安倍総理の得意技のようだ。こういう恣意的な人事介入を総理大臣がやってしまっては、原子力発電の安全も経済の安定も雲散霧消してしまいかねない。)

 自民党道議の小野寺秀(まさる)氏が焼身自殺未遂を「愚考」とツイッターで批判していることが3日付北海道新聞朝刊第2社会面に載っていた。自民党道連の広報委員長だそうだ。ブログ「オータムリーフ」が7/1にとりあげているので、引用させてもらう。

http://blog.goo.ne.jp/autumnleaf100/e/9a4494005472daf3bb5962f8f362d9a8
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「集団的自衛権反対」を訴え新宿で焼身自殺

2014-07-01 | 政治
 6月29日日曜日の午後1時頃、休日の人通りの多いJR新宿駅南口で、一人の男性が焼身自殺を図った。 男性は、南口の歩道橋の鉄枠の上に座り、拡声器を使って集団的自衛権の行使容認や、安倍総理の政策に反対する演説を約1時間にわたって行ったあと、持参したペットボトルに入ったガソリンを頭からかぶり、ライターで火を付けた。幸いなことに、男性は命に別状はなく、他にけが人もいなかった。
 ネットでは大騒ぎ、メディアは3時間後、16時をまわってからの報道だった。新聞各紙は男性の主張について「集団的自衛権の行使に反対する趣旨の話をしていた」などと伝えた。
 テレビでは、テレビ朝日が現場に居合わせた目撃者から提供された写真や動画をもとに、短いニュースで伝えた。 夜になって、その他のメディアやテレビ各社も短く伝えた。

 この事件について一切報じなかったメディアがNHKだった。 ネット上でNHKの報道姿勢に、「恣意的、情報統制、一切報道しないのは不自然だ」などという声が相次いだ。
NHKはこの事実を認め、その理由を「政治案件だから」と回答したつまり、この焼身自殺を図った男性の「集団的自衛権反対」という主張が、安倍政権にとって政治的に「都合が悪い」ものであり、NHKが政権側に配慮した、ということだ

 中日新聞によると、NHKが黙殺した男性の訴えとは、「70年間平和だった。戦争しない。政教分離」などと話し、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の一節を口にした後、火を付けたという
 「君死にたまふことなかれ」は、1904年、兵隊として招集された弟のことを思い、「弟よ、死なないで下さい。親は刃物を握らせて、人を殺せと教えましたか?」と嘆いた反戦歌である。
 ついに焼身自殺者まで出てしまった。この行為をののしる自民党議員がいる
「迷惑極まりない犯罪行為」・・・・北海道議会の小野寺まさる議員である。
集団的自衛権に反対して焼身自殺と?…これは公衆の場での迷惑極まりない行為であり、明らかに犯罪だ。又、死にきれずに多大な方々に迷惑をかけた愚行だが、これを「三島事件」と同列に扱うマスコミは完全にイカれている。日本の将来を憂いた国士と日本解体を目論む団塊の世代崩れは真逆の存在である。
日本を愛する日本の皆さん。これが今の日本の現状です。変な主張をする方々が如何に多く、その方々は決まって「憲法9条死守」「反原発」「オスプレイ反対」「沖縄独立」「日の丸・君が代反対」「集団的自衛権反対」の方々ばかりですから…

 市ヶ谷の自衛隊駐屯地を占拠し、自衛隊の決起を呼びかけ自決した三島を持ち上げ、今回の焼身自殺を図った男性をののしる小野寺氏の偏向思想に驚きを禁じ得ない
「抗議の焼身自殺だというのに・・・・・。民意に寄り添えない議員はとっとと辞めていただきたい。国民の思いを想像すらできず、死んだ方がよかったと言わんばかり。一体どんな犯罪だと言うんだ?」こんな抗議の声に小野寺氏は「一人の迷惑行為が民意と? 笑わせないで下さい…貴方」「多くの方々に多大な迷惑をかけた“あの焼身自殺未遂事件”を美化し、僕に攻撃ですか? 抗議なら別の方法がいくらでもある筈。社会に迷惑をかける手法を美化する主張、法治国家では如何なものでしょうね…」などと反論。
命をかけて主義主張した人の一方を礼賛し、他方をここまで侮辱するとは・・・・・こんな偏狭な人間がごまんと政治家になっている。
 冷静さを失わず、現実をあるがままに受けとめる能力、つまり事物と人間に対して距離を置いて見る能力が政治家には必要だ。自らの情熱をしばし脇に除けて、まずは物事の原因や現況を客観的に観察し、冷静客観的に判断できる能力が必要なのだ。戦争のできる国に進もうとしている日本を憂いて反戦歌をつぶやき、抗議の焼身自殺をした人間を犯罪者としてしか認識できない人間はそれだけで政治家失格だ
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 弊ブログ#2724でも三島由紀夫の自衛隊市ケ谷での占拠割腹事件と並べて論じた。主義主張は違っても、どちらもやむにやまれぬ至誠のこころからでた行動だったと思う。「愚考」というのはいかにも情がない。惻隠の情は日本人の美質だが、自民党道連の広報委員長殿は日本人の美質をなくしているようだ。そういう人物を広報委員長に据えたままでは自民党道連は恥ずかしい思いをしているのではないだろうか。健全な保守主義とは日本人の美質である惻隠の情を大事にするものだ。きちんとした道議もいらっしゃるのだが、どのように襟を正すのだろう?
 玉石混交はどんな組織にも共通とは思うが、倫理や道徳教育を政治家にする必要を感じる。学校教育で「知識としての道徳教育」を導入すべきだろう。日本人の伝統的な道徳とはいかなるものであったかを知るべきだ。たとえば、「会津什の掟」がある。そのなかに「虚言をいふ事はなりませぬ」「卑怯な振舞をしてはなりませぬ」とあり、最後に「ならぬものはならぬものです」で締めくくる。これを朗誦するのである。いまでも「会津っ子宣言」として朗誦されている。いい伝統である、こういうことを知っていたら少しはブレーキになるのではないだろうか。

http://yae-sakura.jp/aizuhaku/column01
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会津什の掟

一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言をいふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

これに「ならぬことはならぬものです」を付け加えたものが「什の掟」でした。
子供たちの間のこととはいえ、ルールはルールなので、破れば当然、罰がありました。
一番軽い罰は、皆の前で「無念でありました」とお詫びをすること。・・・
(会津藩士の子弟は地区ごとに什というグループが決められており、そこではこの7つの掟が朗誦されていた。いまでも会津人はこの掟を朗誦できる。ただ、七番目は什によっては外しているところもあったようである。)
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 性差別野次の都議、大泣きの兵庫県議、女性に東北大震災調査代行や海外視察代行をさせて200万余の政務活動費を支出した愛知県議と、各地の地方議会議員の不祥事が続いている。そんなにレベルが低くはないと思うのだが、たまたま三人続いた。四人目が出てこないことを祈る。

 全国各地の都道府県議会は開催冒頭で、会津什の掟の三番目と四番目を大きな声で朗誦してから議会を始めたらどうだろう?


*「愛知県議、政務活動費で知人女性に視察を依託」テレ朝より
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000029886.html
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愛知県の県議会議員は、海外視察を知人の女性に頼み、政務活動費から73万円を支払っていたことが分かりました。
 知人女性にヨーロッパ視察を委託していたのは、地域政党「減税日本」の半田晃士県議です。
 半田晃士愛知県議:「(知人女性は外国語も)ペラペラで話せるし、何を言っていたか書きとめられる能力があることも確認しているので、委託する人としては十分ではないか。政務活動費の使い道としては、おかしいとは思っていない」
 半田県議は、東日本大震災の被害に関する調査も、政務活動費から150万円を支払って同じ知人女性に委託していました。
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*#2720 集団的自衛権に抗議の焼身自殺か?:報道のあり方 June 29, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-29-1


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#2722 大泣きの兵庫県議(笑)と県議会事務局の杜撰な事務処理(怒) July 2, 2014 [政治に求めるもの]

 兵庫県議が不明朗な政務調査費使用で釈明会見をしたが、近場の城之崎温泉へ年105回の出張の際にどの駅から電車に乗ったのかと問われて、「鉄道(路線)に詳しくないので・・・」「記憶にない」などと返答につまり、そのあと「やっと県議になったんです・・・」など質問とは関係のないことを言いながら泣きじゃくり、まるで幼稚園児製のようだった。
 先週はセクハラ野次の東京都義に呆れ、今週は兵庫県議の泣きじゃくり記者会見にびっくり、こういう園児レベルの人が県議となっていることに驚く。県議会レベルになると、本人がどんな人かも知らずに投票をしている選挙民が少なくないのかも知れぬ。
 それにしても、議員の人材劣化は目を覆うばかり。都議会ではいまだに鈴木彰浩議員よりもずっと悪質で下劣なセクハラ野次を飛ばした都議が複数名いるはずだが、名乗り出てこない、恥を知らぬ者がいる。潔い日本人はどこに行ったのか?そんなやからをかばいあう自民党都議団の道徳レベルを疑わざるを得ない。

<金銭出納事務のでたらめさ>
 この「事件」で「お子ちゃま議員」よりも不可解に思ったのは議会事務局のお金の出し方である。日帰り出張を195回もしておきながら、領収書なしでの費用請求にその都度応じていたのだから、金銭出納事務の杜撰さを問われるべきだ。議会事務局が野々村県議に「出張頻度に疑義があります、監査で引っ掛かるので領収書がなければ出金できません、次回からは領収書を添付して請求してください」と告げればすんだ話だ。そして次回から領収書がなければ出金しなければいい。議会事務局には金銭出納事務取扱に関する規程があって当然である。なければつくればいい。

<監査人の責任>
 監査人は何をしていたのだろう。三年間に渡って同じことが続けられていたのだから、兵庫県議会では監査が機能していなかった。日本人の悪い癖だ、監査人が監査業務の知識すらなく、監査手続きを知らない、そして出来上がった書類に判を押すだけ。落石漁協係長の8000万円使い込み事件、根室漁船保険組合の専務理事の2270万円使い込み事件など、実質的に監査業務がなされていないことで何年にも渡って不正が見過ごされて起きた。根室だけで2件もあるから、どれほど類似事件がかくれているかわからぬ。
 他人事ではない、議会事務局は全国の市町村にもある、もちろん根室市議会にもあるから、金銭取扱規程の有無と領収書のないルーズな金銭出納事務が日常行われていないか、全国の市町村議会事務局はいっせいに点検・公表すべきだろう。

http://www.j-cast.com/tv/2014/07/02209309.html
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「釈明会見で大泣き兵庫県議47歳!机を叩き「世の中変えたい一心で…」」
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目に余る使途不明金「温泉や東京など出張195回。領収書なし

  不明朗な支出というのは13年度の日帰り出張195回を指すが、内訳は城崎温泉106回、兵庫県佐用郡佐用町にあるJR西日本・佐用駅62回、博多駅16回、東京都内11回。すべて政務活動費から支出され、総額300万円だった。しかも、領収書もなく、現地での活動記録も一切ない。その説明を求められた挙句の号泣だった。
  野々村県議は関西大学法学部卒して07年まで川西市の職員として勤務。11年に県議選に立候補して初当選した。当選当初から不明朗な使途が指摘され、「議会から返金を求められれば返します」と答えていた。
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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140702/waf14070220450025-n1.htm
  7月2日20時、産経ニュースより
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[兵庫県議、3年間で345回日帰り出張 号泣釈明も詳細説明拒否]

 兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47)=無所属=が初当選後の平成23~25年度の3年間で、県内をはじめ東京や福岡などに計345回日帰り出張した「切符代」として、政務活動費から約780万円を支出していたことがわかり、梶谷忠修(ただお)議長は2日、野々村氏に「説明責任があることを肝に銘じ、説明できないものは返還すること」などと注意した。収支報告書には具体的活動の記載がなく、領収書もなかった。

 野々村氏は1日に会見したが、号泣しながら「天に誓って嘘偽りはない。意見交換など精力的な活動の結果だ」と、時折声を張り上げて釈明。しかし、移動の経路については「記憶にない」と答え、出張先での活動内容や面会相手も「公開しない約束をしている」と説明を拒否した。

 収支報告書の添付書類によると、25年度は兵庫県内で、自宅のある西宮市から約100キロ離れた豊岡市に106回、佐用町に62回出張。福岡市には16回、東京都内に11回出張し、すべて日帰りで鉄道利用だった。約10日間にわたり東京と福岡を1日おきに繰り返し出張したとする月もあった。
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 300万円を返済すれば済むものではない。ことは公文書偽造および公金横領であり、立派な犯罪だから刑事事件として告発すべきだ。議員辞職は当たり前。そしてとうぜんのことながら、県議会事務局の杜撰な金銭出納事務についても責任者の処分をすべき。

 この種の犯罪は未然に防ぐことができる、関係規程に則って仕事は正直に誠実に粛々とやろう


*#2637 落石漁協の係長8000万円着服事件:監査および経理業務のあり方 Apr. 9 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-09

 漁船組合横領 元専務を追送検(北海道新聞) 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-02-01

 #427 漁船保険組合の元専務逮捕
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-12-03

 #256 根室漁船保険組合専務、数千万円着服事件のその後 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-08-15

 #191 根室漁船保険組合 専務、数千万円着服か(北海道新聞)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-05-25-1

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#2721 憲法の「規範性」とは?:公明党の突然の方針変更はなぜ起きたのか June 30, 2014 [政治に求めるもの]

 公明党の山口代表が、集団的自衛権容認へ舵を切ったが、言うことがよくわからぬ。テレビでの取材に応じて「憲法の規範性は変わらない」から、集団自衛権容認なのだと言っていた。
 何が言いたいのかわからないから、ネットで調べたら、公明新聞に解説が出ていた。

https://www.komei.or.jp/news/detail/20140627_14331
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公明新聞:2014年6月27日(金)付

山口代表 平和主義守る歯止めの役割

公明党の山口那津男代表は26日午前、東京都新宿区の公明会館で記者会見し、安全保障法制整備に関する与党協議会の議論で、公明党が重視している「憲法9条の規範性」について「従来、憲法9条が果たしてきた(平和主義を守るための)歯止めの役割があったが、規範性とは、まさにこの憲法の持つ歯止めの役割だ」と強調した。

また、「憲法が改正という手続きを経ずに、大きく解釈を変えてしまうのは、歯止めの機能を失ってしまうことだ」と指摘。与党内で憲法9条の下で許される自衛権行使のあり方が協議されている現状を踏まえ、「(憲法の)論理的整合性とともに、改正に匹敵するような憲法の規範を変更してはならない、そういう中で、どこまで明確になるかという(与党の)協議だと思う。その方向で(議論を)続けてもらいたい」と述べた。

その上で、政府の憲法解釈に関して「これまで憲法の規範性、論理的整合性を保つ中で積み重ねられ、形成されてきたのだから、憲法解釈を基本的な規範の枠内で整理する、補充する、明確にする、そうした機能は政府として持っていると思う」との認識を示した。
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 第一段落は憲法の規範性についての解説である。憲法の規範性とは憲法の法的拘束力のことだ。憲法第9条に関して言えば、平和主義を守るということ。国の最高法規だからこれを曲げてはならぬ。

 第二段落の前段は、「憲法が改正という手続きを経ずに、大きく解釈を変えてしまうのは、歯止めの機能を失ってしまうこと」と明解だ。後段では「改正に匹敵するような憲法の規範を変更してはならない、そういう中で、どこまで明確になるかという(与党の)協議だと思う」となっているから、今回の集団的自衛権容認は「改正に匹敵するような憲法の規範を変更」するほどの重大な変更ではない、「平和主義を守るための歯止め」はできるとの主張だ。こういう屁理屈は民主党政権時代の官房長官仙石氏の物言いによく似ている。黒を白と強引にいいくるめる形式論理のパレードである。どちらも弁護士であるが、弁護士は形式論理を弄び本質論を意図的に外すところがあるのは、職業柄そういう技術に長けているからだろう。
 素直に考えたら集団的自衛権容認はこれまでの政府解釈の変更にとどまるだけでなく、解釈改憲である。言葉の遊びに等しいことは、「集団的自衛権」という言葉にも出ている。なぜ「集団自衛権」と言わないのか?「的」とついているから、「そのもの」ではないという屁理屈がみえみえである。こうして憲法9条の平和主義に「アリの一穴」をあけるのだ。安倍総理の役割はそこまで、それだけで充分で、あとは後継者が小さな穴を押し広げるだけでいい。

 集団的自衛権容認に反対する憲法学者たちが本日(6/30)意見表明しているので、それを聞いてみよう。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140630/k10015631411000.html
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憲法学者ら 閣議決定断念求める声明

6月30日 21時56分

憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する憲法学者らが会見し、「限定的な容認だから日本の平和主義は維持されるというのは、国民を誤解させる説明だ」として、閣議決定を断念するよう求める声明を発表しました。

声明を発表したのは、憲法学者で慶應義塾大学名誉教授の小林節さんや内閣法制局長官を務めた大森政輔さんなど、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する専門家のグループです。
会見では、弁護士の伊藤真さんが「外国どうしの武力紛争に参加する集団的自衛権の行使は、その一部だとしても専守防衛を掲げてきた政府の憲法解釈の延長線上に位置づけられるものではなく、限定的な容認だから平和主義は維持されるというのは、国民を誤解させる説明だ」と訴え、閣議決定を断念するよう求める声明を発表しました。
また会見で、小林さんは「集団的自衛権の行使を容認するなら憲法9条の改正を発議し、日本人も戦場で戦うのかどうかを国民に問う必要がある。今、行われようとしているのは解釈に名を借りた憲法の破壊、無視であり、これを許せばあとで歴史の転換点だったと言われることになるだろう」と指摘しました。
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  憲法学者たちの意見は、高村座長の説明や公明党山口代表の説明とはまったく異なる。こんな重大なことを国民的な議論をしないで解釈改憲で憲法をないがしろにしていいのだろうか?これでは憲法の規範性が根こそぎ失われかねない。武器輸出解禁や原発輸出(非核三原則の'核を持ち出さない'に違反)も含めて正々堂々と憲法改正を国民に問えばいい。集団自衛権容認が是か非か、こういうときのために国民投票という制度がある。

 「平和の党」を標榜していた公明党が集団的自衛権容認については反対の立場を表明していた。それが容認へ変わったのはなぜだろう?何の理由もなしに、政党が立党の本旨ともいいうるような基本方針を変えるはずがない。
 ネットで検索して知ったのだが、創価学会はブランスでカルト指定を受けているらしい。宗教としては新参者だから布教の仕方次第ではそういう扱いもある。日本でも50年前の信者拡張運動期にはずいぶん無理な折伏をして新聞紙上で批判を浴びた時期があった。組織はそれ自身の論理で拡張を図る時期があり、そんな話しはれはどの組織にも当てはまることだろう。しかしあの時期がオウム事件以後だったらどうだろう?
 創価学会は諸外国にも拡大しているようだが、集団的自衛権を否定すれば米国でのカルト指定が検討されるというネット情報が流れたが、そのとたんの方針変更だった。たとえそういう脅しがあっても、ガセネタということもあるし、万が一そうなったら日本に本部がある巨大教団だから正々堂々と戦えばいい、それくらいの力はあるとネット情報を聞き流し、そんな脅しでびくともするはずがないと期待していた。
 ところが突然方針変更がなされた。この情報が嘘かまことかわからないが、もしそういうことがあったとしたら、公明党山口代表の苦渋は察するにあまりある。
 おそらくかれは生真面目で気が小さいのだろう。母体の創価学会に累が及んではならぬと思い込むのは当たり前だし、誰が代表でも組織防衛をせざるを得ない。生真面目な人ほど自分が代表の職を辞しても集団的自衛権容認へ舵を切らざるを得ないと考えるだろう。変節漢とののしられることを覚悟の上の方針変更だろうとebisuは思う。ほんとうの理由は同士にも告げられぬ、これが真実ならお気の毒としか言いようがない。
 気の小さい者を党の代表に据えるということはこういう大きなリスクを伴っていることに気がつこう。
 ebisuが公明党代表なら、覚悟を決めて創価学会と共に敢然と戦う準備をするよ。創価学会という一教団のためというよりは、日本のためだ、やるならやってみろと開き直れるぐらいの気の大きさがほしかった。


*「公明党の寝返り」 ブログ「オータムリーフの部屋」
http://blog.goo.ne.jp/autumnleaf100/e/55b98318adec04e3711125056966061f

  #2720 集団的自衛権に抗議の焼身自殺か?:報道のあり方 June 29, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-29-1

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#2720 集団的自衛権に抗議の焼身自殺か?:報道のあり方 June 29, 2014 [政治に求めるもの]

 新宿駅南口の歩道橋で60歳代と思われる男が抗議の焼身自殺を図ったようだ。本のデパート「新宿紀伊国屋」からの帰り道はかならずこの歩道橋を渡って歩いて京王線の駅に向かったからよく知っている歩道橋だ。
 現場に居合わせたひとの証言では、歩道橋の鉄骨の上にロープで昇って、1時間ほど拡声器を使って集団自衛権容認に反対の旨の演説をしてからガソリンをかぶって火を放ったという。消防士が下に敷いたマットの上に落としてすぐに救急車で運んだようだが、火柱に包まれたから、高熱を吸い込み肺もやけどをしているだろう。

 10時からのニュース番組をみていたら司会のミヤネさんが「誰も巻き込まれなくて幸いでした」とピント外れのコメントをしていた。女性のゲストも同じことを言っていた。
 ただの自殺ではない、1時間も拡声器の音量を上げて通行人に演説していた内容から判断すると、集団的自衛権を解釈改憲で認めるという姑息なやりかたに抗議の焼身自殺のようだ。はなから関係のない人を巻き込むつもりなどないから、歩道橋の鉄骨の上に昇って拡声器で演説していたのだろう。それを「人が巻き込まれなくて不幸中の幸いいでした」というピント外れのコメントではプロの仕事ではないだろう、もっと男の心情を慮ったコメントがほしかった。これでは抗議の焼身自殺を図った男がかわいそうである。やむにやまれずとった行動だったのだろう。
 自民党員の皆さんは集団的自衛権容認という解釈改憲に全員が賛成なのだろうか?
 まっとうに憲法改正で国民に問うべきだと思う人たちが少なからずいると思うが、保身のゆえに声を上げないとしたら政治家ではなく、政治を職業としているにすぎぬ。職をなくしたら辛いから、大方の人は議員になった途端に初心を忘れてしまうようだ。潔く生きるのはいつの時代でもきついもの。
 ついさきごろ、都議会で下劣な暴言を飛ばした都議殿も職を辞さずに居座り続けている。もっとひどい暴言を飛ばした都議が複数いるようだが、だんまりを決め込んでいる。道徳の授業は小学校に教科として導入するのではなく、国会議員と地方議会議員そして政治を志すものたちを集めてやる必要がありそうだ。

 議論の場から野党を外して与党内部で調整が進み、集団的自衛権容認の流れが止めようもなくなった。南新宿駅前で起きた事件に通常の行動では閉塞状況を打開できないという絶望を感じた。

 思い出したことが二つある。一つは三島由紀夫事件である。市ケ谷の自衛隊に乱入して憂国の演説をして青年自衛官の決起を促したが、ことがならぬとわかると、覚悟の割腹自殺を遂げた。
 もう一つは朝の通勤途上のことだった。あと50mほどで歩いて駅に着くところだった。わたしが乗る私鉄の駅のすぐ手前で通過した電車が急ブレーキをかけてとまった。駅構内へ入ったら、運転士が降りて来てホームの下へ話しかけている。そのあと運転手はもどって電車を前後に数メートル3度動かした・・・。「わかった、線路に身体を預けろ」という声が聞こえた気がした。
 武士の情けという言葉が脳裏に浮かんだ。憐憫の情を持ち合わせていてもよほど肝が据わっていないとできないことだ。虫の息の人に直接頼まれたのだろう。
 いつどこであった事故かは書かない、真実は運転士と電車の下にいた人しか知らぬこと。場所は東京とだけ書いておく。
 なぜか三つとも東京、もとをただすと武士と職人と商人の町江戸だ。江戸の情緒や風土はいまに至るもあまり変わっていないのかもしれない。


*#2721 憲法の「規範性」とは?:公明党の突然の方針変更はなぜ起きたのか June 30, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-30



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<30日朝追記>
 ネットニュースには、集団的自衛権行使容認へ反対であること、そして安倍晋三首相の政策に反対する旨の演説をしていたとかいてある。
 報道番組を担当しているミヤネさんは、一人の人間が命を懸けても言っておきたかったことをできるだけ正確に伝えることを心がけるべきだった。惻隠の情のないコメントだったので、日本人の情緒にあわぬと感じた次第。
 ここまで書いて、宮根誠司氏の経歴をウィキペディアで検索したら、朝日テレビアナウンサーだった彼が退職のきっかけになったのはヤシキタカジンが当時ABC社長に宮根氏の退職話を直談判したことによると書いてあった。ヤシキタカジンは言わずと知れた安倍首相の応援団長でもある。宮根氏が焼身自殺を図った人が安倍首相の政策批判をしたことに触れなかったのはそういう個人的事情があったからだと思われないだろうか(ネットニュースは17時40分に配信されているから、あの番組が放送される時間の22時には知っていたはずだ)。報道に私心を混ぜてはいけないから、こころの底にそういう思いがあったかなかったか、宮根氏は報道番組のありかたを含めて、もう一度原理原則にもどって反省してみたらいい。プロの仕事とは厳しいものだ、どこまで考えて行動しても終わりがない。

[産経ニュースより]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140629/dst14062916150005-n1.htm
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・・・同署によると、同日午後1時5分ごろ、現場周辺にいた男性警備員から「歩道橋の鉄枠の上に、50~60代でグレーの背広を着た男性が乗って、拡声器で何かをしゃべっている」と110番通報があった。

 署員が駆けつけたところ、歩道橋の上に組まれた鉄枠部分に座った男性が、拡声器を使い、集団的自衛権の行使容認や、安倍晋三首相の政策に反対する内容の演説をしていたという。

 男性は1時間以上にわたって手元の紙を読み上げた後、脇に置いていたペットボトル内の液体を頭からかぶり、ライターで火を付けたという。火は、駆けつけた消防隊員らに消し止められた。
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*「集団的自衛権に反対過半数 共同世論調査」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20140622-1322286.html

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 共同通信社が21、22両日に実施した全国電話世論調査によると、集団的自衛権の行使容認への反対は55・4%で半数を超えた。
 憲法改正ではなく解釈変更によって行使を認める考えに反対との回答は57・7%で、賛成は29・6%だった。行使を一度容認すれば、容認の範囲が広がると懸念する回答は62・1%に上った。安倍晋三首相は憲法解釈変更について早期の与党合意を目指すが、慎重論は根強いようだ。
 行使容認をめぐる与党協議に関しては、時期にこだわらずに議論すべきだとの回答が74・1%を占めた。集団的自衛権の行使容認に賛成は34・5%。質問形式はやや異なるが、5月の前回調査に比べ賛成が4・5ポイント減り、反対が7・3ポイント増えた。
 安倍内閣の支持率は52・1%で、前回調査から2・6ポイント減。特定秘密保護法成立直後に47・6%へ急落したのに続き、第2次安倍内閣発足後、2番目に低かった。不支持率は33・0%(前回32・5%)だった。
 2015年10月に予定される消費税率10%への引き上げに賛成は36・0%、反対59・7%。前回に比べ反対が3・1ポイント増えた。安全が確認された原発の再稼働に賛成は36・8%、反対は55・2%。

・・・
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#2713 性差別ヤジの顛末:卑怯な都議には卑怯な幹事長あり  June 24, 2014 [政治に求めるもの]

 塩村議員に対する性差別ヤジ問題で、鈴木彰浩都議が自分が早く結婚すればいいじゃないか」とやじったことを白状したが、吉原自民党都議幹事長は鈴木議員のすぐ後ろの席にいたとお昼のJNNで位置関係を解説していた。かなり離れた発言者席にいる塩村議員にはっきり聞こえたぐらいだから、発言者のすぐうしろに坐っていた吉原幹事長に聞こえなかったはずがない。鈴木議員のとなりと前後には8人の議員がいたが、この辺りから鈴木議員の下劣なヤジに同調して笑い声が上がった。つまり、回りの議員はみんな知っていたのである。
 吉原幹事長は海外メディアでこんなに大問題になるとは思わず、たかをくくっていたのだろう。「産めないのか!」というヤジも誰が言ったか周囲の者たちは知っているだろう。
 鈴木議員を■で示すと幹事長は③の位置に坐っていた。

   ①②
   ④■⑤
   ⑥⑦⑧

     ○
     ○
     ○
     ○
     ○
    塩村議員
舛添(都知事)


  安倍総理は東京都議団を官邸へ招いて、美しい国日本の首都東京の議員はどうあるべきか諄々と説いて聞かせたらいい。汚い性差別ヤジなど美しい国の首都の議員にはふさわしくなくもってのほかであること、出処進退は潔くし桜が散るごとくに美しくあれ、それぐらいのことは言うだろう。

 数が多いので何をやっても許される、隠蔽できるというおごり、そして自浄能力のなさ、自民党都議連幹事長の対応は男としても情けない。いつまでもとぼけていないで、他にも複数名もっと非礼な野次を飛ばした都議がいるのだから、さっさと除名処分を公表して、自らも進退をはっきりしたらいい。
 仕事上の大チョンボだから、潔よい責任のとり方があるだろう。こういうときこそ見せ場のはずだが、関係者は舞台に上がったつもりで若い人たちに格好のよい男を演じきって見せてはくれないか。ebisuは世界中のマスコミが拍手喝采を贈るような渾身の演技をみたい。


*#2707 女性都議へのヤジへ抗議1千件:卑怯者の大人にならないように  June 21, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-20-1

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 6月22日のジャパンタイムズの関連記事のURLです。タイトルは
Ending Japan's sexism requirs men to learn in, too」、
 海外の反応の一例です。
http://www.google.co.jp/url?url=http://www.japantimes.co.jp/news/2014/06/21/business/corporate-business/ending-japans-sexism-requires-men-lean/&rct=j&frm=1&q=&esrc=s&sa=U&ei=tJ6pU7ibLM_98QWWuoDQAQ&ved=0CBQQqQIoADAA&usg=AFQjCNEXTHuAcaiXFV3uslxC-X8vxuwMHw
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#2711 集団的自衛権と宗教戦争 June 22, 2014 [政治に求めるもの]

 集団自衛権がなんであるかは、それを実行したときのことを想像してみたらわかる。
 世界はユダヤ教・キリスト教国とイスラム教国が千年を超える戦争をしており、どちらか、あるいはいずれもが絶滅しない限り終わりがない。
 同じ神(造物主)を信仰するからやっかいで、預言者がモーゼ、キリスト、マホメットと異なるだけだ。啓典宗教であることが争いを深刻なものにしている。異教徒を絶滅するのは造物主たる同じ神との契約なのだからやめるわけにはいかないのだろう。だから千年以上も殺しあっている。

 集団自衛権を認めたら、中東で大規模な戦争が起きたら、英国のように米国と一緒に戦うことになりかねない。
 日本は神道や仏教の国だから、ユダヤ教にもキリスト教にもイスラム教にも肩入れしてはならない。イスラム教国が日本に好感を抱いているのはそれぞれの国と歴史的な経緯があってのことのほかに、政治的には米国の属国でありながら戦場では米国と一緒に戦わないからである。

 八百万の神々がおわす神国日本は、ユダヤ教にもキリスト教にもイスラム教にも戦争においては肩入れしないと宣言したらいい。

 集団自衛権の議論の中ではっきりしてきたことがある。安倍総理は日米同盟は血であがなわなければならないような発言をしているが、キリスト教国ではない日本は米国と「血の同盟」を結ぶわけには行かないということ。安倍総理の論理に従えば、宗教が違い血の同盟を結び得ない米国を最後のところでは当てにしてはならぬ。米国と英国は同じキリスト教国だし、もと植民地とその宗主国の間柄だから共に血を流してよいのだろうが、宗教の違う国同士の同盟である日米同盟は米英同盟のようには行かぬことは至極当然のことだ。
 そこで考えなければならぬことは、日本は国土と国民に重大な危機が迫ったときには単独で戦う覚悟を決めなければならぬということ。
 中国や北朝鮮に対しては、個別自衛権で対応できるが、いざというときに日本国民に戦う覚悟はあるのか?領土侵犯や攻撃があった場合は戦うことを辞さない覚悟が必要で、そうしたことが可能な軍備は保持しておくべきだ。
 領土紛争に関してなんども書いているが、「多核弾道ミサイルの開発・組み立て・配備・解体ショー」を一度やって見せたらいい。日本は潜在的な多核弾道ミサイル保有国なのだが、現実にそれをみなければわからぬ国がすぐ隣にある。
 ロケット技術も誘導技術もすでにあり、核弾頭を5000発製造可能なプルトニウムはフランスの再処理施設で処理したものが青森県六ヶ所村の再処理工場に43トン保管されている。全国の原子力発電所に溜め込まれている使用済み核燃料と六ヶ所村の巨大プールに冷却保管している使用済み燃料を高性能の遠心分離機を3万台も並べて精製すれば、短期間に1万発の核弾頭製造も可能だろう。必要な遠心分離機は日立や東芝などの国内メーカ数社が世界最高性能の製品をつくっている。核爆発のシミュレーション用に使えるスーパコンピュータ「京」もある。多核弾道ミサイル開発・製造に必要な技術がすべて国産でそろう、こんな国は米国・ロシア・中国と日本だけだ。
 無人機やロボット技術も民生用技術を軍事転用したら、世界トップレベルの武器の製造が可能だ。問題は素材の開発だけだろう。
 負けのはっきりした戦局で、神風特攻で戦い抜いた日本が多核弾道ミサイルを保有したら、他の国が保有しているのとはまるで意味が異なる。自国民の絶滅を覚悟でなかったら日本の領土や領海や国民に手を出す気がなくなるだろう。中国の横暴に手を焼いている東南アジア諸国民はそういう状況の現出を願っているのかもしれない。
 鎖国をするつもりなら日本一国で白人国家全部と中国、ロシアを同時に敵に回しても戦い抜ける。多核弾道ミサイルを開発・製造・配置してから、じっくり話し合いをすればいい。

 東南アジア諸国民の33%が日本を信頼している。アジア最大の国である清(中国)と戦い、ついで白人帝国のロシアに勝利し、敗れはしたが大東亜戦争を戦い抜いたのを見た世代が、日本があったおかげで自分達の国が白人帝国の植民地支配を脱して独立できたのだと畏敬の念を抱いて眺めている。戦争が終結したあとに東南アジア各国に残留して独立戦争を指揮した多数の日本兵がいたことも忘れてはならぬ。
 33%の信頼率は2位の米国16%の2倍である。
 対中国戦略はこうした国々と手を結ぶことだ。あの大東亜戦争で連合軍に味方したアジアの国は中国のみだ。白人の帝国主義とアジア有色人種の戦いに中国は敵側についたから、いま国連の安全保障理事会で常任理事国の椅子に座っている。裏切り者の中国を東南アジアの国々が信頼しないのは自然なことだ。東南アジア諸国はあの戦争で誰が敵で誰が味方であったかを忘れていない。そして敗戦後の経済復興に驚いている。日本は敗戦前よりも経済強国になっている。

 中国対東南アジアの国々
 白人国家対アジア諸国
 ユダヤ教・キリスト教連合軍対イスラム教聖戦軍

 こういう大きな枠組みを意識して大局を眺め、八百万の神々のおわす国日本をふるさととする私たちは独自のスタンスを明らかにして判断をまちがえないようにしよう。
 日本は白人の世界支配に手を貸すことをやめるべきときに来ているのではないか?強い管理貿易(鎖国)に切り換えて、東南アジアの国々へ技術協力をしつつ、独自の価値観で情報発信し、行動すくべきときが来ているとは思わないか?
 私たちは国家財政破綻という難局も乗り越えねばならない。具体的なビジョンを示し、実現の段取りを説明して、実務を進めるべき段階にある。有能な仕事人がさまざまな分野から集まらなければならない。必要なときに必要な人材が輩出するのが日本の不思議なところだ。
 団塊世代はすでに老兵であり、命の明日はわからねど願わくばこれから十年の間に日本がどのように変わっていくのかじっくり見ていたい。必ず出てくるよ、若い諸君に期待している。

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*#195「少し過激な北方領土返還論」MIRV(多核弾道ミサイル)開発・組み立て・解体ショー
ロシアをぎゃふんといわせ北方領土を返還させるための具体論
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-06-07

 #465「"Japan sent uranium to U.S. in secret"は北方領土返還運動の好機か?」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-12-30

  #1401「ロシアがフランスから新型軍艦を購入し北方領土へ配備、対抗措置はあるか」
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-03-1

 #1892 映画「マーガレット・サッチャー」と北方領土 Apr. 6, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-04-06

 
#1965 ビザなし交流=通過型観光旅行? June 8, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-08

 #1969 北方領土問題コメント(欄)対話(1): ビザなし交流の虚実  June 11, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-11

 #1973 ビザなし交流in択捉島 住民交流会:もちつもたれつ  June 14, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-14

 #2050 竹島と北方領土 :韓国大統領の竹島上陸にどう対抗する?  Aug. 10, 2012 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-10-2

 #2053 マーガレット・サッチャーと領土問題(2) : 北方領土・竹島・尖閣列島 Aug. 14, 2012
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-14

 #2054 マーガレット・サッチャーと領土問題(3) : Aug.16, 2012 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-08-16

 #2095 おろかな領土紛争:白人支配終焉のチャンス
  http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-28

  #2097 中国や韓国と如何に付き合うべきか
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-29

 #2301 実録北方領土ビザなし訪問 :同行医師の記録 May 19, 2013 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-05-19

 #2585 北方領土の日: 現実的な四島返還構想 MIRV開発 Feb.7, 2014 
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-07

 #2656 北方領土返還運動:おかしな「元島民」の定義  Apr. 23, 2014 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-04-23

 #2697 ロシアの東と西にある北方領土とウクライナ June 3, 2014 
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-06-03-1




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#2707 女性都議へのヤジへ抗議1千件:卑怯者の大人にならないように  June 21, 2014 [政治に求めるもの]

 女性都議へのセクハラヤジが問題になっている。

http://www.asahi.com/articles/ASG6M5HK9G6MUTIL031.html
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<女性都議へヤジ、抗議1千件 自民、発言者特定せぬ意向>
「「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」とヤジが相次いだ。議場に笑い声が広がるなか、働く女性の支援を掲げる舛添要一知事も笑みを浮かべ、塩村氏は議席に戻ってハンカチで涙をぬぐった。・・・」
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 周りの自民党都議はだれが野次を飛ばしたのかわかっているだろう。名乗り出るように忠告したらどうだ?

 自分の発言が正しいと考えるなら、名乗りでよ。
 自分の発言を悔いているなら、名乗り出て男らしく謝罪したらいい。
 だまっているのが一番卑怯だ。

 こういうときに議員の真価が問われる。議場で言ってよいことと悪いことがあるよ、議場での発言は議員の仕事の範囲内だ。仕事は正直に誠実にやるのは当然のこと。数人野次を飛ばした議員がいるようだから隣にいた議員は承知している。知らぬ存ぜぬ、誰かわからぬという言い訳は通用しないよ、自民党都議幹事長殿。
 最大会派を誇りながらふらちな同僚議員をいさめることすらできないとはあきれる。「美しい国日本」のこころはどこに置き忘れてきたのだろう?
 名乗り出ないのだから卑怯者だ、こういう党の品位を穢す行為こそ党員資格剥奪や除名処分の対象ではないのかね。
 数を頼りにやりたい放題、お咎めなしでは子どもたちへの教育上もよろしくない。文部科学大臣も強い遺憾の意を表すコメントを出されたらいかが?

 中高生のみなさん、こういう卑怯で劣等な大人には決してならぬように。間違えたら名乗り出てきちんと謝罪できる立派な大人になるために、自分の中に素直で正直な心根を育てよう。


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【6月23日追記】
 鈴木彰浩都議(35)が5日たって、「自分が早く結婚すればいいじゃないか」と侮辱発言をしたと名乗り出た。
*http://www.asahi.com/articles/ASG6R4CRBG6RUTIL02C.html

 塩村都議が「鈴木都議らの座席近くから聞こえた」と発言していたようで、観念したのだろう。しかし都議の辞職はしない、会派離脱だけ、「初心に帰ってがんばりたい」と厚顔無恥をさらけ出していた。どこまで格好が悪いのだろう。
 日テレでは数日前に鈴木都議にインタビュー、記者の質問に答えて「わたしではない」「議員辞職に値する」と言っていたが、全部嘘だった。「そんなことを言った記憶はない」とまで。
 ビデオで証拠が残るから好い加減な言い逃れができない。自民党都議団内部でもわかっていたのは当たり前のこと。「産めないのか?」という侮辱発言もビデオ音声にはっきり残っているから、誰も聞いていないという幹事長の言い逃れも嘘。
 これ以上品位を落とさないために、さっさと名乗り出てあっさり都議を辞職すればいい。それでも都議になりたければ恥をさらして次回選挙に立候補すればいい。反省が本物かどうか、世の中のためになる人材かどうかはあらためて選挙民が判断するだろう。


#2521 恥の文化はどこへ?:特定秘密保護法はやり方が小ズルく卑怯 Dec.6, 2013 [政治に求めるもの]

 政治こそ国民に範を垂れるべきものであってほしいと願う国民が大多数だろう。しかし現実の政治はそれとは対極にある。
 「美しい国日本」は棚田や海岸や町並みなどの風景だけの話だったのか?小ズルいことや卑怯なことを嫌い、潔く正直で勤勉であること、そういうことも含んではいなかったのだろうか?

 選挙公約にも掲げず、所信表明演説でもおくびにも出さなかった「特定秘密保護法案」を安倍首相と閣僚達がなにがなんでも押し通そうとしている。
 選挙公約で堂々と謳うべきだったし、所信表明演説でも正直にその必要を説き謙虚に国民の声を聞いてじっくり審議すべきだった。隠す必要があったから隠した、隙アラバと狙っていたのだろう。

 政権に返り咲いた途端に昔のマンマの横暴・横柄なふるまい(石破幹事長「絶叫デモ、テロと変らぬ」発言と議会運営)、挙句の果てに強行採決では古い自民党のまま、自由や民主主義がどこにあるのだろう?多数決が民主主義だというなら、だまし討ちでも正当化できるのか?昨年12月衆議院議員選挙における自民党の得票率はたった18%にすぎない。

 国民が見たかったのは古い自民党ではなく、増え続ける国債残高・天下り・強行採決の限りを尽くして民主党に大敗北への反省を踏まえた新生自民党だった。国民は健全な保守政党を望んだのだ。
 自民党員はこのような先祖がえりしたかのような政府を推し戴いていてよいのか?
 選挙公約に謳っていなかったのだから選挙民をだまし討ちにしたも同然、健全な保守政党ならこのような卑怯なやりかたをよしとはしないだろう。
 そもそも行政と国会は互いに牽制装置としての機能を担っていたはずだが、そうした国会の機能を自ら放棄してしまうのは国会議員としての自己否定だ。
 選挙民の信頼を根こそぎ失うことになるがそういう覚悟があってのことか?こんなことをやっていたら、大多数の自民党国会議員は選挙民の信頼を失い次の選挙で落選の憂き目に遭う。
 党議拘束をかけられたぐらいで、ビビッて自分の良心や政治的信条に反することでも従うのなら、政治家なんて辞めてしまえ。世のため人のためではなく、自分の暮らしのために政治をやるのなら、それは政治家ではなくて政治屋だろう。

 公明党はこのような法案に賛成するような政党ではないと思っていた。ズルイことや卑怯なことに加担するような政党ではないと期待していた。
 わたしが知っている創価学会員の親戚・友人は一心に勤行はするし信仰心が篤い、ボーナスをもらうたびに信濃町の本部に献金を持参している者もいるから、今回の一連の動きにはさぞかしがっかりしていることだろう。彼らや彼女達はこういう卑怯なことやズルイことを嫌うまっとうな人間であるが、公明党もそういう人たちの集まりではなかったのか?宗派は異なっていても、清廉であることに期待し応援する人たちがいることを忘れるな。
 公明党も選挙公約で特定秘密保護法案に賛成だなんて謳っていなかったはず。期待を裏切らないでほしい。

 保管期限以前の公文書さえ政令ひとつで処分できるような但し書きがつけられていることが今頃(今日、6日)わかった。これでは官僚の裁量一つで「証拠隠滅」も自由自在だ。条文自体もじつにズルく姑息なものだ。
 それでもさまざまな運用上の疑問を残しながら、政府・自民党・公明党が遮二無二突っ走るのはなぜ?

 わたしにはさっぱりわからない。

 落下傘部隊の数少ない生き残りだったオヤジが生きていたらなんと言っただろう?こんな法案が通るのをみてからなら、靖国で待っている仲間に合わせる顔がなかったかもしれぬ。長生きせず20年前に亡くなって幸いだった。

 こんな危ない法律制定に加担した政党の国会議員を次の選挙で落選させ、法律を廃止すればいいのだが、問題なのはどのような政党であれ、自分たちに都合の悪い情報は隠したがるということ。
 民主党が政権の座について、中国漁船体当たり事件のビデオ隠しや福島第一原発事故で放射能拡散予測システム(スピーディ)と事故を起こした原発に関する情報隠しを見せられたから、どんなにきれいごとを言っていても政権の座についた途端にこういう法律がほしくなることがわかってしまった。国会は与党野党の区別なく、いつのまにか情けない政治屋だらけになってしまったようだ。

 八百万の神々ですら、何か問題があったら合議し、総意をまとめて神勅を下すのだから、地上の政治も重要な問題に関してはそうした手続きをしっかり踏んで「総意」をまとめあげる努力をしてもらいたい。
 「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」、総意の基本はこれだろう。

 政治こそ、正直に誠実にやってもらいたい。ズルイ・卑怯な振る舞いは日本人の情緒に合わない。風景とともにそこに住む人々の心も「美しい国、日本」であってほしい。
 わたしはそういうふるさとを子どもたちに残したい。

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 なんびとも一島嶼にてはあらず。
 なんびともみずからにして全(よ)きはなし。
 人はみな大陸(くが)の一塊(ひとくれ)。本土のひとひら。
 そのひとひらの土塊(つちくれ)を、波のきたりて洗い行けば、
 洗われしだけ欧州の土の失せるはさながらに岬の失せるなり。
 汝(な)が友だちや汝(なれ)みずからの荘園の失せるなり。
 なんびとのみまかり(死ぬ)ゆくもこれに似て、みずからを殺(そ)ぐにひとし。
 そは、われもまた人類の一部なれば、
 ゆえに問うなかれ、誰(た)がために鐘は鳴るやと。
 そは汝(な)がために鳴るなれば。
      (大久保康雄訳『誰がために鐘は鳴る』より)

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*中国漁船体当たり問題(稲田朋美「歴史に残る名演説-1」)
http://www.youtube.com/watch?v=VDhFTrT1A1I

 #1269 日本側に死亡者?中国漁船衝突事件映像流失:仕事は正直にやるのが一番: Nov. 5, 2010 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-11-05-1

 #2522 特定秘密保護法案に経済界はなぜ反対しない? Dec. 8, 2012  
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-12-08
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