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#3673 根室の人口と財政規模の推移:一人当たり予算額比較 Jan. 3, 2018 [根室の過去・現在・未来]

 根室市の予算額はどういう推移を示しているのだろう。「人口は減少を続けているから、予算額も減少しているだろう」というのが合理的な推論である。住民一人当たり予算額は減っているのか、横ばいか、それとも増加傾向か、こうした素朴な疑問も古里の未来に重大な影響があるのでしっかり見ておくべきだ。

 ところで、昨日高校時代の同級生(九人会)の新年会があった。その中の一人がこんなことを言っていた。「募集を出しても一人も応募がないんだ」、水産加工会社は正社員で募集を出しても男子の補充が利かない現実がある。この問題については、次回にデータを挙げて、これからどうなっていくのかを論じたい。かなり面白いデータがある。

 根室市の人口と予算額の対比表をご覧いただきたい。

増減 人口   予算(億円) 万円/人  
  36,041  1994 H6 177.8 49.3  
-481 35,560  1995 H7 184.7 51.9  
-343 35,217  1996 H8 186.4 52.9  
-382 34,835  1997 H9 190.4 54.7  
-301 34,534  1998 H10 178.9 51.8  
-351 34,183  1999 H11 178.1 52.1 藤原市長
-324 33,859  2000 H12 181.4 53.6  
-371 33,488  2001 H13 178.6 53.3  
-460 33,028  2002 H14 173.1 52.4  
-360 32,668  2003 H15 166.3 50.9  
-402 32,266  2004 H16 166.3 51.5  
-495 31,771  2005 H17 159.2 50.1  
-390 31,381  2006 H18 146.0 46.5  
-500 30,881  2007 H19 141.5 45.8 長谷川市長
-412 30,469  2008 H20 147.3 48.3  
-388 30,081  2009 H21 145.7 48.4  
-485 29,596  2010 H22 155.0 52.4  
-457 29,139  2011 H23 160.9 55.2  
-389 28,750  2012 H24 164.8 57.3  
-201 28,549  2013 H25 166.4 58.3  
-499 28,050  2014 H26 166.2 59.3  
-421 27,629  2015 H27 170.8 61.8  
-611 27,018  2016 H28 168.1 62.2  
-583 26,435  2017 H29 169.9 64.3  

(注:2017年の人口データのみ、12月1日のもの。12月末ではこれよりも30人強減っていると思われる)

 予算の限度額は標準財政規模の1.5倍までと言われている。根室市の標準財政規模は年度によって多少の変動はあるが、最近5年間はおおよそ90億円で推移している。だから、限度は1.5倍の135億円である。現在の予算規模は、人口減少化で、この限度額をはるかに凌駕し、さらに膨らみ続けている。

 ①緑色は藤原前市長(北海道根室支庁長から根室市長へ)時代の人口と予算額の推移である。8年間で予算額は32.1億円減らしているから、財政規模縮小に努力されたのだろうと思う。長谷川市長に代わってから予算規模は28.4億円増えた。

 ②藤原前市長時代の8年間は、人口は34,534人から31,381人へ3,153人減少した。長谷川市長に代わってから、11年間で4,946人減少している。最近2年間を見ると年間600人に減少幅が跳ね上がった。人口減少が600人を超えたのは1971年が最後である。なぜいまこんなに人口が減少するのだろう?

 ③「住民一人当たり予算額」データを見ると、藤原前市長は46.5万円まで減らしたが、長谷川市長に代わってから増え続け、平成29年度は64.3万円に1.38倍になった。予算規模をこんなに膨らませたのはなぜだろう?

 それぞれに理由がある。根室に住むみなさん、これらのデータの推移は根室の町の未来に甚大な影響があるから、どうぞ自分の頭で、そして周囲の事実と照らし合わせてお考えいただきたい。

 わたしの考えは次回か、その次当たりに書こうと思います。

#2269 衝撃!根室市の人口推計値 :とまらぬ人口減少 Apr. 21, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-21

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コメント 2

相川始

ebisuさん。こんにちは。

根室市民は、市政に対し不満だらけだが、既にものを言っても響かないと感じている市民が多いのではと思う。

掲載の表からは収入部分が読み取れないが、税収入は減少していると思う。昨年はふるさと納税?でかなりの税収があったが、純粋な税収入は減少し続けているだろうと推測できる。

2012年以降の増加は東日本大震災による影響が多いと感じるが、自治体や建設業界は震災対策を旗印にした事業が全国で多いのが少し目につきます。

根室市民が減少するのは、今の根室では当たり前です。
子供のため、介護のためなど色々な理由で、札幌近郊、釧路へ移住する人が多くいる。また定住したくても、住宅の家賃などの費用が札幌並の金額、職種がほぼ水産業を中心としてるため、今の若者は避ける。(楽して働きたいから)

病院の赤字も軽減される雰囲気が一向に見られないのが非常に残念ですね。
病院の赤字は5年以内に今の半分にしないと経営が破たんするのはと思いますが、これは私だけだろうか?
全国の病院を見ていると、職員の人件費や材料費の値上げが増大が主な原因になっています。

また居酒屋やマルシェ、ホクレンなどで病院の高評・不評も私はよく耳にします。
一例だと、
「診療が不適切。根室の治療をあきらめ、釧路に行って症状が改善した」
「入院の必要がない症状と感じるのに、入院を勧められ、入院しても特に検査だけで3日で退院した」
「ある診療科の医師が愛想が悪い。」
などある。
不評だけではなく、高評もある。
一例だと、
「心カテの治療したおかげで、体調が良くなった」
「丁寧な診療説明で安心して治療できる」
などある。
by 相川始 (2018-01-05 10:09) 

ebisu

相川さん

H28年度の歳入総額が広報4ページに載っています。
----------------------
寄付金 33.1億円
市税  30.2
地方交付税 66.4
市債 12.5

合計206.2億円
---------------------

この表もさっぱりわからない。歳出が出ていますが、寄付金がどこに入っているのか見えません。

 新規市債を発行するのはやめにすべきですね。

 市立根室病院への好評・悪評はドクターの診断精度や病院の運営方針に関するものが多いのではないでしょうか。
 市民は口コミで知っている人が少なくありません。 たとえば数年前に新カテで技術の高いドクターがいましたが、釧路からも患者が来ていたように聞いています。その後もいいドクターがいらっしゃるのかな?

 市民は口コミで判断して、市立根室と釧路の病院を使い分けています。
 釧路の病院に通うのはたいへんです。朝5時40分のバスに乗っていかなければならないのですから、不便を忍んでもそうするだけの理由があるからでしょう。

by ebisu (2018-01-05 12:16) 

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