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#3510 学力は道徳心や郷土愛と一体であれ! Feb. 21, 2017 [さまざまな視点から教育を考える]

 2月19日に「釧路の教育を考える会」(角田憲治会長(元釧路教育長))の集まりがあった。FMくしろの教育ラジオ番組「ストップ・ザ・学力低下」のタイトル変更がメインテーマだった。今日(2月21日)が第122回目、いままでは「釧路の教育を考える会」のメンバーが交代で出演してきた。順番が回ってきてわたしも2度出演したことがある。
 2012年12月に基礎学力保障基本条例が制定されて5年目に入ったし、学力も低下傾向は脱したようにも見えるので、タイトルを変更し、市教委やJCの協力を得て、一緒にやっていこうということになって、調整を進めている。
 FB上の掲示板で番組タイトル案がいくつか示され、会議で4つの案を並べて話し合った。「気分上々!学力向上!」の案に賛成が多かったので、それを俎板に載せた。口ずさんでみて、順序を逆にした「学力向上!気分上々!」がいいだろうということになった。

 市教委とは「学力向上」でいいのだが、JCさんがやりたいテーマは「道徳心や郷土愛」なのだから、JCさんとすりあわせをするということで話が決まった。

 学力が高いということは一つの武器で、それが私的利害や悪意に利用されると害悪も大きくなる。学力は善良な心に支えられなければならない。
 基礎的学力である「読み・書き・算盤」や高度に専門的な学力は大和心に支えられてこそのものである。日本人は「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」という商道徳を世代を超えて伝えてきた。学力を上げると共に、私的利害に拘泥せず、世間とか郷土という公的なものへ貢献するという心も育て、鍛えるべきなのだろう。
 そうして考えると、学力は道徳心や郷土愛とセットではじめて十全なものになると考えられるのである。このことは釧路市基礎学力保障条例にある「教育目標」そのもの。

 ○ふるさと釧路を愛し、活力あるまちに奉仕する人づくり
 ○伝統と文化を大切にし、主体的に学びつづける人づくり
 
 学力向上に心の充実が視野に入ってくるというのはまことに喜ばしい、四月からの新番組に期待したい。

 FMねむろは10年ほど前には教育に関する番組をやっていたことがある。
 釧路に比べて根室市議会は教育に関する関心や議論に乏しい、しかし、教育と道徳は地域繁栄の礎(いしずえ)である。

 根室人は現状打破する意思ありや?


*「第3763回 学力向上!気分上々!」 釧路市議会議長月田さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51833813.html

*基礎学力保障条例
https://www.city.kushiro.lg.jp/common/000043831.pdf

*「次のステージへ(地域を愛し、国を愛す)」
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/8755210.html


〈 余談:ナショナリズムとパトリオティズム 〉2月22日夜追記
 弊ブログ#1030で採りあげたので、そちらをごらんください。
*#1030 nationalism とpatriotism :遠藤利國訳・幸徳秋水『帝国主義』May 17, 2010 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-17

*#1029 『現代語訳 帝国主義』幸徳秋水著・遠藤利國訳 May 16, 2010
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-16




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コメント 2

ZAPPER

なるほど。
愛国心はNGでも、祖国愛なら問題なさそうですね。
ものは言いよう、おもしろいものです。

ところで。
向上ではなくて、低下であります。^^
by ZAPPER (2017-02-23 10:12) 

ebisu

あはは、間違えてますね、直しておきます。
「ストップ・ザ・学力向上」⇒「ストップ・ザ・学力低下」

愛国心がそのまま素直に国を愛する心と捉えられるならいいのですが、「国家を愛する」と受け取られたら危ういのです。ナショナリズム(国粋主義)に化けます。偏狭な排外主義のことをジンゴイズムといいます。

落下傘部隊だったオヤジの戦友たちはほとんどが、結婚もせずに、子どもを残さず、親・兄弟姉妹そして祖国のために、ただ死ぬために厳しい訓練を耐え、戦地に赴きました。

愛国心と言わずに祖国愛というのはわたくし個人のこだわりですから、他の人に強要するつもりはありません。

オヤジが何度か言ってました。「若かったから、結婚もせず、子どもも残さず、みんな戦地に赴き死んでいった。飛行機がなくなり、船で南方の戦地へ兵士の士気の鼓舞のために「空の神兵」として送られた戦友もいた。」
幸運にも輸送機に搭乗して出撃して落下傘で敵飛行場に降り、3日間だけ占拠して、後続部隊が来なくて全滅した部隊はまだ幸せでした。訓練の成果を存分に生かして戦って死ぬことができた。

訓練中に複雑骨折した右手が上がらず、九州の港で左手で敬礼して見送った戦友たちがどこで死んだのか、20年ほどたってから本を読んで知ったそうです。

わたしは、「祖国愛」と言いたい。

by ebisu (2017-02-23 15:38) 

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