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#2593 イメージの力(1):ピアニスト&作曲家加古隆の原風景 Feb.14, 2014 [イメージ化能力と学力について]

 NHKプレミアムアーカイブスで作曲家&ジャズピアニストの加古隆をとりあげていた。1947年生まれだからわたしよりも二つ年上。こんな人がいるなんていままで知らなかった。東京芸大大学院卒のジャズピアニストなんだかミスマッチのようでもあり、クロスオーバなベストマッチのようでもある。パリ国立音楽院へ留学しているから、本来ならクラッシク畑の人だったのだろう。

*加古隆オフィシャルサイト
http://www.takashikako.com/

 ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%8F%A4%E9%9A%86

 加古がいうには、ピアノは「樹の響き」だという。美しい音は美しいものを大事にしようとする心と共振するというようなことをいっていた。うまくは表現できないがと言いつつそういった。
 お父さんに連れられて海へ行ったときにそこに沈む夕日がとても美しかった、作曲でつまるとその夕日を思い浮かべたという。

 小学生の何年生だったか忘れたが、たぶん6年生の夏、オホーツク海へ沈む夕日にしばし見とれたことがある。とても美しかった。赤く染まった大きな太陽が海へつきそうになる瞬間に太陽の下部がゆらゆらしながら帯状に海へと伸びてつながってしまった。魂をわしづかみにされた気がして、「ああ、・・・」、どういうわけか涙が溢れた、とまらなかった。限りなく美しいものをみてしまった気がしたのである。
 「沈む夕日に奪われし12の心」

 高校を卒業してから35年間東京暮らしだったわけだが、ときおりオホーツクに沈む夕日を心の中に描いていた。いろんな芸術作品はそれなりの感動を呼び起こすものだが、あのときに沈んだ太陽以上の感動を与えるものにであったことがない。美しい光景に出会った瞬間に魂が共振現象を起こしたのだと思う。
 東京では海辺から30kmも離れた日野市に住んだが、湿度や風向きの関係で丘陵地帯にも潮の香りのする日が年に数回あった。そのたびに無性に海を見たくなった。

 加古も海へ沈む太陽という原風景をしっかり心に刻み込んだのだと思う、それが作曲の原動力なのだろう。

 生徒を教えていて、最近あることに気がついた。自分ではあたりまえすぎて気がつかなかった。言葉に対するイメージ化能力の有無が学力に深くかかわっていることに気がついたのである。それは2種類ある。
 次回は、2種類のイメージ化能力について書いてみたい。


(生まれた川へ戻るシャケさながらに、35年ぶりにふるさとへもどったのは、オホーツクに沈む夕日の美しさが繰り返し心の中によみがえり、わたしを呼んだのかもしれません。心の原風景は一度焼きついたら死ぬまで消えることはない、いまもあの時の振動を折に触れて心の中にありありと再現するのです。どんな心象風景があるのかはわかりませんが、似たような想いを抱く高校時代の同期が一人はいるようです。今年になってから弊ブログで取り上げました。#2560「ふるさとの風」)
*http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-01-09

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*#2734 イメージの力(4):言葉のイメージ化トレーニング July 16, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-07-16

*#2597 イメージの力(3):Aとnon-A型について  Feb. 16, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-16-2

*#2595 イメージの力(2): 6タイプに分類 Feb.16, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-16

*#2593 イメージの力(1):ピアニスト&作曲家加古隆の原風景 Feb.14, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-14




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