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市立根室病院産科医退職情報確定 [市立根室病院建て替え]

市立根室病院産科医退職情報確定

 よく振る雨だ。金比羅さんのお祭りの間だけ晴れていたがまた雨が続く。雨が降っているので一昨日の12度よりも暖かい。夜9時半の気温は14度だった。産科医がいなくなるので、根室の町が泣いているかのようだ。
 コメントを書いてくれるクラブナビさんが20年ぶりで金比羅さんのお祭りを見たという。懐かしかっただろうな、空気を振動させて地面からも伝わってくる先太鼓の音と笛の音。神輿を追っかけているうちになんどかすれ違っていたようだ。それと気づけなかったのはまことに残念。熱々の焼き秋刀魚を肴に北の勝『祭り』を呑みながら話しを聞きたかったな。

 数日前に産科医が退職するそうだとブログに書いたが、昨日のテレビニュースで産科医の退職がアナウンスされた。北海道新聞は明日の記事にするだろうか?
 ⇒13日朝刊の全道版に載っていると“えとらんじぇ”さんにコメントいただいたので、記事を別途転載したい。
 退職されるのは広島から1月にいらっしゃった医師である。産科病棟を再開できない状況下で、仕事がほとんどなかったのではないだろうか。非常勤医師の方と2名体制で午後休診が常態だった。根室に常勤の産婦人科医が不在なので何とかしてやろうと意気込んで来られただろう。
 それだけに客(診察すべき妊婦や婦人科の患者)が少ない状態が何ヶ月も続くと、仕事の張り合いも失せる。産科病棟が再開できる見通しはまったくたたない、そのような中で半年以上もよく頑張ってくれた。
 一人決まったら、あなたが再び根室へ赴任してくれれば産科病棟が再開できる。そのときはぜひもう一度再考願いたい。

 一昨年春に、地方医療協議会の斡旋で産科医が一人決まりかかっていたが、月1回の離島への出張診療を認めて欲しいとの申し出を病院事務局が断り、話はご破算になった。事務長が単独で決められるはずがない。判断ミスだとブログに書いた。
 理由はもう一人産科医が赴任すれば産科病棟を再開できるからだった。そしてそのチャンスは1年経たないうちにやってきたが、断ってしまっていたので「後の祭り」となった。まことに残念な事態である。
 「オール根室」で医師とコミュニケーションは結構だが、市側がこのように医師を大事にしない意思決定を重ねるようでは病院の経営改革もままならぬ。
 産科病棟が再開できれば、年間200人程度新生児が生まれるから、経営採算も改善できる。療養型50ベッドと両方やれたら、赤字は年間10億円から半分の5億円程度に縮小できるだろう。

 もうこれ以上判断ミスを重ねないことを祈る。とりあえず、産科病棟再開の望みはほとんどなくなってしまった。失政である。これも市議会議員が市政をきちんとチェックしていれば防ぎえたことかもしれないのである。市側が失政を重ねる状況下で市議の果たすべき役割は大きい。

*1月15日blog#489『産婦人科医が着任』
 click here⇒http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2009-01-15


 2009年8月14日 ebisu-blog#707
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ys(8月14日0時30分)
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コメント 5

えとらんじぇ

失礼します。
産婦人科の件ですが、北海道新聞では13日朝刊の全道面に載っていました。

それにしても、産婦人科医がいなければ、新病院が建っても産婦人科関連施設は宝の持ち腐れになってしまうのでしょうか。
国レベルで抜本的な対策が取られない限り、もしかすると根室は永久に、出産ができない街になってしまうのかもしれないと危惧しています。
by えとらんじぇ (2009-08-14 21:12) 

ebisu

えとらんじぇさん、ありがとうございます。
m(_ _)m

13日付北海道新聞朝刊26面に
「分娩再開 振り出しに 産婦人科常勤医退職へ」
と題して載っていました。
地域版に載るものと思い込んで見逃しました。
ご指摘ありがとうございます。
なお、道新記事はそのまま別途ブログで転載いたします。
by ebisu (2009-08-14 22:55) 

ebisu

 根室が永久に出産できない町に鳴るかもしれないという“えとらんじぇ”さんの危惧は理解できます。
 そして産科関係の設備だけでなく、看護師さんが配置されていますから人的資源にも損失が出ています。腕がなまらないことを祈ります。

 産婦人科医招聘の方法はいくつかありますが、地域エゴ丸出しになるので具体的なことを書くのはやめておきます。

 どなたか産婦人科医師が赴任してこられるときに、もう一度今回やめられる医師に声をかけてみるのが現実的ではないでしょうか。それぐらいのずうずうしさはあってよいと思います。めげたり、あきらめてはいけない。智慧を絞れば何とかなります。現実が動かないのは智慧が足りないからと考えたい。
by ebisu (2009-08-14 23:59) 

うろうろドクター

はじめまして、医療崩壊を憂う泌尿器科医です。

過去の記事を参考に記事を上げましたので、
トラックバックさせて頂きます。m(__)m

『月に一度離島への診療』も認めない、
(公務員は兼業禁止だと、言われそうですが…)
心の狭い自治体には医師は寄り付かないでしょうね…

まずは、市長や病院の意識改革を望みます。
by うろうろドクター (2009-08-15 13:33) 

ebisu

“うろうろドクター”さん、コメントとトラックバックありがとう。

地域医療の崩壊を何とか食い止めたいという思いは一緒ですね。

インターネットは似たような問題意識を持って情報発信する人と人をつなぐ便利なツールです。またひとつチャネルが増えました。

地域医療に関心のある人はどうかトラックバックのURLをクリックして彼or彼女のブログを見てください。
by ebisu (2009-08-15 14:15) 

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市立根室病院:産婦人科医ゼロに(うろうろドクター 2009-08-15 13:28)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090814-00000003-mailo-hok {{{: 市立根室病院:産婦人科医ゼロに 常勤医が来月退職 スタッフ確保できず /北海道 8月14日11時0分配信 毎日新聞  市立根室病院(荒川政…[続く]

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